パンに塗るのはもちろん、いろいろな料理やお菓子作りにも欠かせないバター。
ラーメン屋さんでもトッピングにあるほど身近な食品ですよね。
そんなバター、一度に大量に使うわけではないので気が付いた時には賞味期限が切れていた!なんて経験、一度はあるのではないでしょうか?
今回は、もしバターの賞味期限が切れていた場合いつまで大丈夫なのか、加熱やお菓子作りに使うのは?などを紹介していきます。
Contents
バターの賞味期限切れはいつまで食べられる?2年は無理?
バターの賞味期限は未開封の場合、市販のもので6か月ほど、塩分不使用バターだと4か月くらいです。
開封済みの場合は2週間以内で食べきることを、製造メーカーでは推奨しています。
賞味期限とは美味しく食べることのできる期限、消費期限とは期限を過ぎたら食べないほうがいい期限です。
バターは賞味期限なので、期限が過ぎているからといって絶対に食べてはいけないというわけではないのです。
しかしこれは、未開封で書かれている保存方法を守っていた場合です。
未開封でも開封済みでも、バターが濃い黄色や茶色に変色していた場合や、カビが生えている、イヤなにおいがする場合は食べることを避けたほうが良いです。
未開封で冷蔵保存をしていても、バターがどのような状態なのかにもよりますが2年は避けることをおすすめします。
バターの賞味期限切れは加熱したら食べてもいい?
先ほど紹介した通り、見た目やにおいに変化がない場合のバターでも、賞味期限切れのバターはパンに塗ってそのまま食べるのはおすすめしません。
基本的には生で食べない方が良いので、賞味期限の切れたバターは加熱調理が良いでしょう。
ただ加熱する場合も風味などは落ちているので、バターの風味を活かすような料理には不向きかもしれません。
当然ですが、変色したバターや、イヤなにおいのするバター、カビの生えているバターを使うことはやめましょう。
賞味期限切れのバターでお菓子を作るのはどう?
お菓子は加熱し、溶かして使うので賞味期限切れのバターを使うのにはうってつけですね!
しかし、注意したい点が1つあります。
お菓子を作る場合ほとんどが塩分不使用バターです。
塩分不使用バターは有塩バターに比べて、賞味期限が短く、塩が入っていない分いたみも早いです。
慎重に確認しましょう!
バターを使った簡単なお菓子レシピを紹介!
ここで簡単に作れるバターを使った簡単なお菓子のレシピを紹介します♪
材料(15枚分)
薄力粉 100g
砂糖 50g
無塩バター 50g
卵黄 1個分
- 常温に戻した有塩バターと砂糖を白っぽくなるまでよく混ぜます。
- 卵黄を加えてさらに混ぜます。
- 薄力粉を加えてざっくり混ぜ、1つにまとめます。
- ラップに包み、冷蔵庫に30分程寝かせておきます。
- 生地をめん棒で2mm程の薄さに伸ばし、型抜きをします。
(この時生地をラップに挟むとくっつく心配がありません) - 天板にクッキングシートを敷き、くっつかないように並べて170℃に予熱したオーブンで15分ほど焼きます。
材料も少なくて簡単ですね!
無塩バター 50g
砂糖 80g
塩 ひとつまみ
卵 1個
薄力粉 120g
ベーキングパウダー 小さじ1
牛乳 50㏄
バニラエッセンス 3滴
- 常温に戻した無塩バターをクリーム状になるように練ります。
- 砂糖、塩を加えて白くなるまで、空気を含ませるように混ぜます。
- 溶き卵を2~3回に分けて加えてよく混ぜ、牛乳とバニラエッセンスを加えて混ぜます。
- 薄力粉、ベーキングパウダーを加えて手早く混ぜます。
- マフィン型に入れて180℃に予熱したオーブンで20分~25分ほど焼きます。
ぜひ作ってみたいですね。
バターを長持ちさせる方法
バターは固形状の油で水分も非常に少ないので、カビが生えにくく比較的長期保存が可能な食材です。
しかし保存方法によって傷んでしまう速さも違ってきます。
海外では常温保存が当たり前のバターですが、日本の気候では冷蔵保存が良いです。
10℃以下での保存が望ましいとされています。
開封した時にバターが包んである銀色の包みですが、開封後も包んで保存している人も多いと思います。私もそうでした。
絶対にいけないというわけではないのですが、包みが破れたままにしておいた場合雑菌が付着したり、酸化や乾燥が進んでしまいます。
開封後は使いやすい大きさに切り分けて、なるべく外気に触れないよう密閉容器に入れて保存するのが良いでしょう。
バター専用のケースも売っています。
ケースを選ぶ時はきちんと密閉されるかを確認しましょう!
バターケースにバターナイフを入れたままにしておくことはNGです。
もちろん使用したスプーンなどを使うのもNGです。
雑菌が繁殖してしまいますので清潔なバターナイフを使いましょう。
バターは冷凍保存もできる?!
バターは小分けにして、冷凍保存するのもおすすめです。
冷凍保存する場合は冷凍焼けをしないように注意が必要です。
使う時はそのまま使うか、冷蔵庫に移して解凍しましょう。
常温で解凍すると品質が著しく損なわれてしまいます。
まとめ
賞味期限の切れたバターは、保存方法に気を付けていれば長持ちする食品です。
しかし、直接食べるよりも加熱調理をしたほうが良いようですね。
見た目やにおいには十分に注意をして、自己責任で使いましょう。
賞味期限切れのバターの紹介をしてきましたが、やっぱり賞味期限が切れる前に使い切るのがベストですね。
また、バターを使ったお菓子レシピや長持ちさせる方法もご紹介したのでぜひこちらも参考にしてみてくださいね。