安い食材が大量に手に入る業務スーパーは、ほんとに便利で利用している人も多いですよね。でも、そんな安くて便利な業務スーパーにも買わない方がいいものがあるのも事実です。
今回は、業務スーパーで買わない方がいいもの、当たり外れはあるのか、冷凍野菜は危険なのか徹底解説。
Contents
業務スーパーで買わない方がいいものは何?
業務スーパーで買わない方がいいものはあるのでしょうか?
そもそも、業務スーパーの食材が安く売られている理由は、品質の悪いものを販売しているからではありません。業務スーパーが低価格を実現しているのには、さまざまな理由があります。
- 業務スーパーは、輸入業者を介さずに独自に仕入れているので、コストがかからない
- 飼料や土地や人件費が日本より安い土地で生産し、そこから船で大量に輸入しているのでコストがかからない
- 特売がないのでポップなどを作る必要もなく、広告費がかからない
- 段ボールにつめたまま商品を販売する場合があり、人件費も削減できる
以上が、業務スーパーの食品が安く販売されている理由です。
そして、事前調査から商品販売後の商品検証まで徹底して行われ、厳しい検査を通過したものだけが店頭に並んでいるので、品質が悪いものが売られている訳ではありません。
しかし、評判が悪いものもいくつかあるのでご紹介します。
牛乳パックに入ったデザート類
プリン・レアチーズ・水羊羹などの1リットルの牛乳パックに入ったデザートは、非常に安く販売されていますが、体に良くないイメージありますよね。
ゼラチンに少し味がついたようもので、人工甘味料・食品添加物などが多く含まれているため、沢山食べることや子供に食べさせることは注意するようにしましょう。
ブラジルの鶏肉
ブラジルの鶏肉は、成長促進のために投与される人の体に有害な薬が鶏の中に残っていたという問題が以前あり、風評被害が未だ続いています。
アメリカではブラジル産の鶏肉の輸入が禁止され、ブラジルでの鶏肉の呼び名は「毒肉」です。しかし、現在日本に輸入されている鶏肉は、厳しい検査をクリアしたものなので問題はありません。
中国産の食材
中国産の食材も、残留農薬があるのに売られているという噂がニュースになり、悪いイメージがありますよね。
ですが、この問題があった工場は全体の1%で、これも既に生産が停止しているので問題ないです。
このように、評判が良くない食品もいくつかありますが、厳しい検査を通過したものなので品質には問題ありません。
気になる人は買わない選択をすればいいだけですからね。
業務スーパーで当たり外れがあるものは?
では、当たり外れがあると言われている商品はなんでしょうか。
業務スーパーの食材は、レストランや居酒屋などで使う業務用で、調理される前提で売られています。そのため、そのまま食べると美味しくないと感じるものもあります。
こちらは、業務スーパーで買うと当たり外れがあると言われている商品です。
カレー
例えば、レトルトカレーやカレーのルーです。カレールーは1キログラム398円という低価格販売ですが、「粉っぽい」「ドロドロしていて不味い」などと言った意見もあります。
普通のスーパーのカレールーと混ぜたり、牛乳などを入れたりするとまろやかになり美味しく食べることができるでしょう。
このように、業務用で料理人が後で味を調整する前提で売られているからので、一般のスーパーで売っているものと同じものでも業務スーパーで買うと味が違う場合があります。
キムチや福神漬けなどの漬物
安く売られていますが、味や食感などの評判があまり良くありません。
餃子の皮
皮がべちゃっとなって中身が出てしまう場合がありますが、調理の仕方によります。
中国産冷凍ポテト
ホクホク感がなく、パサパサしているという評判がありますが、煮込むことで柔らかくなり美味しく食べることができます。
業務スーパーで販売されているものは、当たり外れがあるとも言われていますが、家庭での調理方法の問題や味の好みなどが理由の1つです。
業務スーパーの冷凍野菜に危険はないの?どこ産?
冷凍野菜の生産地
結論から言うと、業務スーパーの冷凍野菜は中国産とベルギー産のものが多いです。
これは、業務スーパーを営業している神戸物産が中国とベルギーから食材を直輸入しているからです。
中国からはネギや葉物野菜などが多く輸入され、ベルギーからはジャガイモやズッキーニなどが仕入れられています。
ベルギー産の冷凍野菜には、ベルギーの国旗が書かれたパッケージが使用されたものが多く、中国には業務スーパーの自社工場があるため、中国産のものには業務スーパーのオリジナルのパッケージがよく使われています。
冷凍野菜のメリット
冷凍野菜の良いところは、時期に関係なく一定の価格で購入でき、コストパフォーマンスが良い点です。
さらに、自宅で簡単に調理ができます。
例えば、ナスならカットされて素揚げされた状態で冷凍されたものなので、自然解凍後、簡単に味付けをすればすぐに食べることができます。
野菜がカットされてミックスされているものもあるので、食材の下ごしらえを省けて調理時間が大幅に短縮されるのが魅力です。
もちろん、味や栄養価も普通の野菜に劣りません。なぜなら、ほとんどの野菜が旬の時期にマイナス40度で急速冷凍されているので、味や栄養価が最高の状態のまま保存されているからです。
おすすめの冷凍野菜
冷凍野菜でおすすめなのが、ミックスベジタブル・青ネギ・えだまめ・ブロッコリー・きのこミックス・玉ねぎのみじん切り・カットほうれん草などです。
どれも調理の手間がかからず、すぐに食べることができます。
冷凍野菜の安全性
業務スーパーで販売されている外国産の商品には日本語の原材料表記があるので、自身の目でも内容物を確かめることができます。
着色料はなく、保存料の使用は日本基準なので、冷凍食品を利用しても体に全く問題ないでしょう。
業務スーパーで売られている食材は、元々料理人が調理するように作られているため、普通のスーパーで販売されている商品と味が少し異なる可能性があります。
だた、日本に輸入された商品は厳格な審査をクリアしたものだけなので、安心して食べることができます。
まとめ
業務スーパーには、冷凍野菜のように味や栄養価に優れコストパフォーマンスが良く、料理の手間が省けるといった多くのメリットを持つ商品が販売されています。
調理する前提で作られた食材もあるので、味に当たり外れがあると感じるかもしれませんが、安全性には全く問題ありません。
業務スーパーで買う商品を上手に見極め、普段の料理にぜひ活用しましょう。