無塩バターの代用で有塩バターは使える？マーガリンやサラダ油は？

お菓子を作ろうと思ってレシピを見ると、レシピには無塩バター、家にあるのは有塩バター。これって代用しても大丈夫なのかと疑問に思ったことはありませんか？今回は無塩バターがない場合、有塩バターまたは家にあるもので代用できるかどうかをご紹介していきます。

無塩バターの代用で有塩バターって使える？分量は？

無塩バターの代用として有塩バターを使用することは、可能です。
ですが、作るものによっては影響が出るというのが結論です。

以前クッキーを作った際に、冷蔵庫に無塩バターがなく、有塩バターで代用をしたことがあります。

作っている時の感じや、焼いた時、仕上がりの見た目などは違いが分からなかったのですが、食べてみると少し塩気が強いと感じました。

私的には、これはこれでアリかもと思ったのですが、母に１つ食べてもらったところ、普段とは全然違うという意見が返ってきました。

名前の通り、有塩バターには食塩が入っており、無塩バターには入っていないわけですから、塩気が強くなるのは当然なのかもと思いました。

パン作りで失敗した話と塩分量について！

また、お菓子作りが好きな友人が無塩バターを切らしてしまった時の話です。

ずぼらな友人は有塩バターで代用し、その日はパンを作りました。

バターを何に、どのくらい使うかによって、気になる・気にならない、影響が出る・出ないが変わってくるようです。

どこから影響がでるか、その分量ですが、小麦粉に対してバターの分量が40％を超えるような、たくさんのバターを使用する場合は調整が難しいです。

塩をいれるお菓子のレシピであれば、無塩バターを有塩バターで代用し、その分の塩の量を減らすという手段もありますよ。

また、無塩バターを有塩バターで代用する場合、特にバター自体の分量を変える必要はありません。

無塩バターの代用でマーガリンはどう？

これは人によって賛否両論ですが、見た目は代用できるけど、味わいは変わると考えるとよいでしょう。

バターの成分は、ほとんどが牛乳の脂肪分ですから、コクがあり、香りや風味が良いのに対し、マーガリンは主に植物性油脂からできているため、さっぱりとした味わいです。

ですので、マーガリンで代用した場合にはバターの濃厚さやコクを出すのは難しいです。

とはいえ、マーガリンは元々バターの代用品として作られたものですので、代用ができないわけではありません。

同じレシピをバターとマーガリンで作った場合、正直見た目はさほど変わらず、バターを使用したのかマーガリンを使用したのかは分からないです。

人にお菓子をつくってプレゼントする時には無塩バターを使用し、自分用・家族で食べる用はマーガリンで代用するのも良いと思います。

どうしてもバターが手元にない場合や、風味や香りにこだわりがない場合は、無塩バターの代用としてマーガリンを使ってみてくださいね。

無塩バターの代用でサラダ油はあり？

無塩バターの代用としてサラダ油を使うことは、可能です。

ご家庭に常備されていることも多く、バターよりも安く手に入りますので、これは嬉しい情報ですよね。

バターと比べて、サラダ油は無味無臭ですので、バターの風味がないのは嫌！というあなたは、サラダ油を使わずに無塩バターを使用していただくのがおすすめです。

私も一度やらかしてしまったことがあるのですが、バターの分量と同じ量だけサラダ油を入れてしまうと、べたべたになってしまいますので、バターの分量の5～6割を、目安に調整してみてください。

クッキーなどは手の温度によって柔らかさも変わってくるため、少なめの分量から少しずつ足していくのがおすすめです。

まとめ

お菓子を作るのに、冷蔵庫に無塩バターがない！という時だけではなく、価格高騰中のバターを買わずにちょっと節約したいという時にも、無塩バターを使わずに美味しいお菓子が作れますね。

合わないものもあるので作るお菓子によって上手に使い分けるのが賢いですよね。
ぜひいろいろなお菓子で試してみてくださいね。