はちみつの賞味期限は容器に記載されていますが、実は賞味期限はないとも言われていますが本当なの?って思っちゃいますよね。
ここでははちみつの賞味期限はどのくらいで切れても食べられるのか、賞味期限切れのはちみつの使い道や固まってしまったはちみつの復活法をお伝えします。
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はちみつの賞味期限ってどのくらい? 切れたら食べれない?
はちみつの容器には賞味期限が記載されていますが、実ははちみつには賞味期限がないと言われています。
蜂蜜を販売しているオンラインストアのQ&Aにも以下のように記載がありました。
Q.賞味期限はどのくらいですか?
A.天然の蜂蜜は腐ったり成分が変化することなく、実際賞味期限はないといっても過言ではありません。ただ、日本の夏は暑いので、ふた夏越えると香りが抜け、色が濃くなって味も落ちます。おいしく食べるなら採れてから2年を目安に。
実際に賞味期限ないとは言っても、やはり香りが抜けて味も落ちるので早めに食べきるのが良いのは間違いありません。
ですが、はちみつは腐ったり成分が変化しないので、賞味期限が切れても食べて大丈夫です。
はちみつは常温で保存して良いの?
はちみつの保存方法は、開封するしないに関わらず常温でOKです。
冷蔵庫に入れると、白く固まる(結晶)ができやすくなります。
ただし、はちみつに白い結晶ができたとしても品質には問題ないのでそのまま食べても問題ありません。
はちみつは吸湿性にすぐれているので、開封後はしっかり蓋をしめて冷暗所で保存するようにしましょう。
夏場でも直射日光などを避け、風通しの良い場所であれば常温保存で問題なしです。
はちみつの賞味期限切れのおすすめの使い道は?
先ほども触れたように、賞味期限が切れたはちみつは、風味が落ちてしまいます。
そこで賞味期限切れのはちみつを使うとっておきの方法をご紹介していきます。
賞味期限切れのはちみつは調味料として使う!
賞味期限切れのはちみつはそのまま食べるには風味が落ちてしまっています。
なので、賞味期限切れのはちみつは、料理の時の調味料として使うのがおすすめです。
ちょうど、砂糖と同じような感覚で、甘い調味料として使えばOKですよ。
私の場合は、砂糖をあまり使わないので、代わりに使えるはちみつは重宝しています。
ちなみに、砂糖を使って料理するより、全体的にまろやかな味わいになります。
賞味期限切れのはちみつはスキンケアに使う
又、あまりにも古くなったはちみつは、はちみつパックにして、スキンケアに使っています。
このはちみつパックはなかなかの優れもので、2~3日使うだけでも、お肌がつるつるになります。
- 乾燥シーズンや肌荒れシーズンには、全ての女性にオススメしたいスキンケアですよ。
- はちみつなら化粧品と違って、「肌に合う・合わない」という問題も起きにくいですよね。
- 肌への刺激も少ないので、はちみつパックは、肌が弱い人でも安心して使えます。
はちみつが固まると復活ってできるの?
さて、賞味期限切れのはちみつを使う時、1つ問題なのが、「固まっている」ということですよね。
でも、固まったはちみつは、ちょっと手間を加えれば、復活させることができます。
1番メジャーな方法は、「はちみつを、容器ごとお湯で加熱する」という方法です。
- 最初にお湯は沸かさず、鍋に入れた水の状態の中に、はちみつを容器ごと入れてしまいます。
- そして、その状態から、沸騰はさせずに、50~60℃のぬるま湯になるまで加熱していきます。
それ以上の温度になると、栄養分が変わってしまうので、手早く取り出してくださいね。 - 最後は、はちみつを軽くかき混ぜて、ムラなく均一にしたら完了です。
時間がない場合は、はちみつを耐熱の容器に入れて、電子レンジで温めてもOKです。
でも、固まったはちみつを、耐熱の容器に移し替えるのは、結構大変です…。
又、電子レンジで加熱すると、食べた時にざらっとした食感が残ってしまうのが難点です。
まとめ
はちみつの容器には賞味期限は法律の関係上記載されているんですが、あってないようなものと考えてOKです。
なので、はちみつは記載の賞味期限を切れても食べて何ら問題ありません。
ただし、風味は経年劣化で落ちるので採取から2年以内に食べきるのがおすすめです。
風味が落ちても甘味などは変わりませんから、賞味期限が切れた蜂蜜をそのまま食べるのはなぁ~という人は料理の調味料として使ったり、はちみつパックとして再利用してみてください。
ながく蜂蜜を保存していると、使おうと思ったら固まっていて…なんて事もありますが、これも容器ごとぬるま湯に入れて溶かすと良いです。
もう使えないとあきらめる前にぜひやってみてください。