保存方法&賞味期限

惣菜パンの保存で冷凍はできる?自然解凍でいいの?

チーズパンやカレーパン、ホットドッグにベーコンエピなど見ているだけでワクワクしてくる惣菜パン。

どのパンもおいしそうに見えてたくさん買いすぎてしまう方も多いのではないでしょうか。

今回はそんな惣菜パンをたくさん買いすぎてしまった時の惣菜パンの保存の仕方から惣菜パンを冷凍する方法、そして冷凍した総菜パンを美味しく解凍する方法までをご紹介します。

惣菜パンの保存方法は?

惣菜パンはやはり、買ったその日のうちに美味しく食べ切るのが理想です。
でもたくさんある場合食べきるのが難しい時もありますよね。

惣菜パンは購入した日の翌日までは、「常温での保存」で十分です。

※しかし、梅雨や夏など気温が高い時期の翌日までの常温保存は総菜パンに関してはおすすめできません。お気を付けください。

こ惣菜パンを常温で保存する時のポイントは、乾燥をしてしまうのを防ぐためにしっかり密閉しておく事です。

翌日に食べるなら冷蔵庫に入れてしまうのはどうだろう?と思う方もいると思います。

ですが、冷蔵庫はちょうどパンの中にあるでんぷんの劣化を進めてしまう温度なのでパンの水分が蒸発してしまって固くなってしまいます。

他の食べ物の匂いを吸収してしまう事もありますしパンの柔らかさやおいしい風味が落ちてしまいますので、冷蔵庫での保存はおすすめできないのです。

私も何度か総菜パンを冷蔵庫に入れた経験がありますが、しっかり固くなっていましたよ・・。

惣菜パンって冷凍もできるの?

食パンに比べるとなんだか冷凍保存には向かないイメージの惣菜パンですが、ちゃんと冷凍することができます。

しかし中には冷凍に向かない総菜パンもあるので注意。
冷凍保存できる惣菜パンを見分けるポイントは「具材」になります。

冷凍保存できる惣菜パンは?!

  • ソーセージ系のパン
  • 揚げ物系がサンドされているパン
  • 焼きそばパン
  • カレーパン

などになります。

カレーパンは実際に冷凍された商品が通販などで売られていて人気がありますし、焼きそばコロッケも冷凍食品で実際にあるものなので確かに納得です。

ウインナーやチーズやベーコンその食材自体が冷凍できるので問題ありません。

「冷凍できる具材が使われている総菜パン」であれば、何でも冷凍できるということになりますね。

冷凍できない惣菜パンは?!

では反対に、冷凍出来ない惣菜パンはどんなものなのでしょう?!

  • 水分を多く含む野菜(レタスやトマトなど)が使われているパン
  • じゃがいも(形の残った状態)が使われているパン
  • マヨネーズを使ったパン

などになります。

水分が多い野菜は冷凍して解凍すると水分が出てきてしまいますし、じゃがいもは冷凍すると水分が抜けてしまい風味が悪くなってしまいます。

マヨネーズが使われているパンも解凍すると水分が出てしまい、べちゃっとなってしまうので美味しくありません。

もともと冷凍に不向きな具材が使用されている場合は冷凍しない方が良いということになりますね。

惣菜パンを冷凍する方法

では肝心の、惣菜パンを冷凍する際のやり方は以下となります。

  1. まず、一つずつラップで包みます。(その際パンを押しつぶさないように気をつけます)
  2. 1人分ずつに小分けしてジッパー付きの密閉袋などに入れて、できればストローなどで中の空気をしっかり抜いてから冷凍庫に保存すればOKです。

思ったより簡単ですよね。
できるだけパンを空気に触れさせないように気を付けるだけです。

惣菜パンを冷凍庫で保存した場合、保存期間は2週間ほどを目安にすると安心です。

通常、食パンなどは1か月ほど持つと言われていますが、惣菜パンは具材がある分少しでも早めに食べるのが安心ですね。


惣菜パンを解凍後は自然解凍で良い?上手な温め方は?

惣菜パンの一番いい解凍方法は自然解凍です。

前日に冷凍庫から冷蔵庫へ移して、そのまま自然解凍をするのが良いです。

自然解凍したパンを温めたい場合は、電子レンジを使うとパンが固くなってしまう場合がありますので、オーブントースターを使うと美味しく温められますよ。

もし、自然解凍する時間がなくて早めに解凍したい場合などは、ラップに包んだままで電子レンジで20~30秒温めます。

この時電子レンジは、解凍でなく温める方の機能を使ってください。
そのあとにオーブントースターでお好みの温め具合に温めてくださいね。

まとめ

美味しくて便利な惣菜パン。

パン屋さんやスーパーでつい多めに買ってしまったり、たくさん人から頂いたり。
家で多めに作りすぎてしまった、という時もありますよね。

すぐには食べないとわかった時点で、早めに冷凍保存してしまうのが美味しく保存できる一番の方法です。

簡単ですので、ぜひ冷凍保存を活用してみてくださいね。