スープの冷凍保存期間はどのくらい？冷めてから冷凍する？解凍後の賞味期限は？

スープといえば、コンソメスープ、中華風スープ、ポタージュ、味噌汁などいろいろありますが、たくさん作りすぎてしまったときや常備菜として保存しておきたいときは冷凍保存が便利です。冷凍保存すれば長く美味しさを保てるし、忙しい日でもすぐに食べられるのでとっても便利。
この記事では、スープを冷凍するときのポイントや、解凍後の賞味期限についてご説明します。

スープが冷凍保存できる期間はどのくらい？

「スープを大量に作って保存しておきたい」「スープを大量に作りすぎてしまったけど一気に食べられないから保存したい」こんな風に思った経験がある人は多いのではないでしょうか。

「そもそもスープって冷凍できるの？」これまでにスープ類を冷凍したことのない人は疑問に思うかもしれませんが、正しく保存すればスープは冷凍保存できるのです。

スープを冷凍してストックおけば、具材を切って煮込んで・・・などの時間を短縮することができるし、忙しい時や体調がすぐれない時にでもすぐに食べられるのでとても助かります。

冷凍したスープの保存期間は？

では冷凍したスープはどれぐらいの期間保存が可能なのでしょうか。

冷凍での保存期間は【2週間～1か月】です。
冷蔵保存よりもだいぶ長めに保存できます。

ただし、冷凍する前の段階で新鮮な食材を使っていない場合、1か月後に解凍して食べようと思っても「なんだか風味が落ちて美味しくない・・・」なんてこともありえます。

これはあくまで目安です。
心配な場合は2週間前後で食べきるのをおすすめします。

冷凍保存の向かない食材もある？

冷凍保存する時に気をつけたいことは期間のほかに、スープに入れた食材が冷凍に向いているかどうかも重要です。

スープは複数の食材を入れて作ることも多いので、その中の1つでも冷凍に不向きな食材が入っている場合、解凍後は食感が変わってしまい美味しく感じないかもしれません。

冷凍保存に不向きな食材にはこんなものがあります。

あらかじめ冷凍することが決まっているなら、これらの食材は使わないか、入れてしまった場合はその具材だけ省いて冷凍することをおすすめします。

スープの冷凍は冷めてからすればいいの？

スープを冷凍するときは必ず【冷めてから】保存しましょう。

温かいまま冷凍庫に入れてしまうと、冷凍庫内の他の食材に熱が伝わって傷んでしまいます。また、温かいまま保存容器に入れて密閉すると内側に水蒸気がついて、それが冷えて氷になってしまいます。

この水蒸気は食材を傷める原因になります。
お弁当を冷ましてから蓋をする理由と同じです。

スープの冷凍保存方法は？

冷凍保存の仕方はこんな感じです。

袋で冷凍する場合は、袋内の余分な空気はできるだけ抜きましょう。
冷凍する食材は、空気にはできるだけ触れさせたくないものです。

タッパーよりも空気をしっかり抜ける袋がよりおすすめです。
袋なら、平らにして保存できるので冷凍庫内の省スペースにもなりますよ。

できることなら急速冷凍がおすすめ。
アルミ製のバットやトレイの上に乗せると早く冷凍できるのでスープの旨味が逃げません。

スープの冷凍解凍後の賞味期限はどのくらい？

冷凍したスープを解凍したら、その後の賞味期限はどれぐらいなのでしょうか。

一度冷凍した食材は、どんなものであっても出来るだけ早く食べきりましょう。
基本的には解凍したその日中に食べきるのが理想です。

もしも解凍した後に予定が変更して食べられなくなった場合など、遅くても翌日までには食べきってください。

冷凍スープの解凍方法は？

冷凍したスープを解凍する手順としては、スープが入った容器を冷蔵室に移した後シャリシャリのシャーベット状になったら鍋に入れて弱火で温めればOK。

冷蔵室で半日ほどおけば解凍できますが、すぐに食べたいときはボウルに袋ごと入れて流水で流すと短時間で柔らかくなります。

沸かしたお湯の中に容器を入れて（なかにお湯が入らないように注意してください）しばらく置いておくのもおすすめです。

まとめ

たくさん作りすぎて余ったスープは、冷凍保存がおすすめです。

冷凍しておけば1か月前後日持ちします。
しかし具材によっては冷凍には不向きなものもあるため、その食材だけ省いて保存するか、あらかじめ冷凍することがわかっているときはその食材は入れない方が無難です。

冷凍するときは必ず冷めたのを確認してから、説明した手順で保存しましょう。
スープの冷凍保存は忙しい時や小腹が空いたときにとっても便利。