キャベツの外葉は固いから…キャベツの外葉を食べずに捨ててしまっていませんか?
でも実は、キャベツの外葉には栄養があるので、食べずに捨ててはもったいないです。
ちなみにキャベツの外葉には、どんな栄養がどのくらい含まれているのでしょうか。
又、固くて敬遠されがちなキャベツの外葉を、柔らかくするにはどうしたら良いのでしょうか。
Contents
キャベツの外葉を食べるのが良いといわれる理由は?
![](https://cookerypassion.com/wp-content/uploads/2019/03/hatena.png)
キャベツの外葉には、中の葉以上に栄養がたくさん含まれていると言われています。
そのため、捨ててしまっては、それらの栄養素までも捨ててしまうということですよね。
健康のためにキャベツを食べるのであれば、外葉を捨てずに、ぜひ食べて欲しいと思います。
ちなみに、今までは、「キャベツの外葉は食べない方が良い」という意見が主流でした。
なぜかと言うと、キャベツの外葉には、農薬や汚れが付いていることが警戒されていたからです。
確かに、キャベツの栽培には農薬が使われていますが、しっかり洗えば体に害はないとされています。
汚れに関しても同様で、よほどひどい汚れでなければ、洗えば食べても大丈夫ですよ。
人間の体に必要な栄養素がたっぷり含まれている外葉なので、恐がらずに、ぜひ食べてみてくださいね。
キャベツの外葉にはどのくらい栄養があるの?
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では次に、キャベツの外葉に含まれている栄養素について、詳しくお話していきます。
キャベツには豊富なビタミンCが含まれているので、美容と健康の強い味方です。
このビタミンCは、何と、葉の外側に行けば行くほど、どんどん豊富になるのだそうです。
ビタミンCは美肌効果をはじめ、風邪予防や体の老化防止などの効果があると言われています。
なので、美容と健康を長く維持したい人は、キャベツの外葉を食べた方がいいかもしれませんね。
ちなみに、外葉の中でも、緑色の濃い部分に、ビタミンCがたくさん含まれているんですよ。
そして、外葉を2枚食べるだけで、1日に必要なビタミンC全てを摂ることができるとも言われています。
又、キャベツの外葉には、βカロテンも豊富に含まれていて、美容と健康に活躍します。
βカロテンは体内に入ると、体が求める分だけのビタミンAに次々と変わります。
なので、外葉を食べると、ビタミンAを不足なくたっぷり摂ることができるということですね。
ビタミンAも美肌効果に優れる上、がん予防にもかなり大きな効果が期待できます。
その他、カルシウムやアミノ酸など、健康に欠かせない栄養が、キャベツの外葉には豊富に含まれています。
キャベツの外葉を柔らかくする方法は?
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さて、「食べた方がいい」と言われても、キャベツの外葉はちょっと固いですよね…。
「柔らかくするには、茹でるのがいいのでは」と思う人もいるかもしれません。
確かに、キャベツの外葉を食べやすくするには、さっとゆでるのが正解です。
でも、キャベツの外葉は、茹でたとしても、極端に柔らかくはなりません。
更に、茹ですぎてしまうと、ビタミンCが溶けて流れてしまうというデメリットもあります。
なので、「柔らかくするため」ではなく、「食べやすくするために、さっと茹でる」と考えてくださいね。
ちなみに、サッと茹でた後のキャベツの外葉は、シャキシャキした食感になります。
その食感を生かしたレシピに活用すると、とてもおいしくいただくことができますよ。
キャベツのシャキシャキ食感を活かしたレシピって?
例えば、焼きそばの具材にしたり、塩コショウなどでシンプルに味付けした炒め物にしたりするのもいいですね。
又、キャベツの外葉を使ったおひたしや漬物を作るのも、とてもおすすめです。
私は、ごま油と、千切りにした塩昆布で味付けをして、ナムル風のおかずを作りました。
このおかずは、ご飯が進むおかずで、しかも簡単に作れるのでおすすめですよ。
まとめ
キャベツの外葉には、ビタミンCやβカロテン、カルシウムやアミノ酸が豊富に含まれています。
中の葉よりもこれらの栄養が多く含まれているので、捨ててしまうのはもったいないですよ。
農薬や汚れが心配な人もいるかもしれませんが、出荷する前に一番外の葉っぱなどはすでに取り除かれていますしね。
それでも気になるって人もしっかり洗えば安全に食べられます。
又、さっと茹でて食べやすくして、シャキシャキした食感を生かすレシピを作るとおいしいです。