料理のあれこれ

キャベツの外葉を捨てるのはどこまで?捨てない選択肢もあるの?

キャベツの外葉には農薬がたくさん付いていそう…そんなイメージがありますよね。

そのため、キャベツの外葉を捨ててしまっている人が多いようですが、これはとてももったいないです。

では、キャベツの外葉を捨ててしまったら、なぜもったいないのでしょうか。
又、キャベツの外葉を活用するなら、どのように活用したら良いのでしょうか。

キャベツの外葉は捨てる方が良いの?

キャベツの外葉があまり好きではない人も多いようですが、捨てたら、正直もったいないです。
なぜかと言うと、キャベツの外葉には、濃厚な栄養分が凝縮されているからです。

でも、キャベツの外葉には、農薬がたくさん付着しているのでは…という心配もありますよね。
ところが、農薬が付着した1番外側の部分は、出荷前に切り落とされているんです。
なので、お店に並んでいるキャベツは、基本的にそのまま食べて大丈夫なんですよ。

キャベツの外葉を食べた方が良い理由は?

さて、キャベツの外葉には、たっぷりのビタミンCが含まれているんです。

その量はかなりのもので、外葉数枚だけで、1日に必要なビタミンC全てを摂ることができちゃうほどです。

ビタミンCの他にも、各種ビタミン類も豊富に含まれているので食べない手はありません。
なので、美容や健康を気遣う人は、キャベツの外葉を捨てたら、本当にもったいないですよね。

キャベツの外葉はどこまで捨てればいいの?

そうは言っても、「やはりキャベツの外葉は食べたくない」という人もいますよね。
そんな場合。キャベツの外葉は、どこまで捨てたら良いのでしょうか。

もし農薬が気になるのであれば、外葉1~2枚くらいを捨てるだけでOKですよ。
あまりたくさん捨ててしまうと、キャベツの中での1番良い部分も捨ててしまうことになります。

外葉を捨てた方が良いケースもあるの?

農薬が気にならない人でも、外葉を何枚か捨てた方が良いというケースもあります。

それは、「虫喰いがひどい」「黄色く枯れている」といった場合です。

虫喰いがひどい場合は、外葉を食べたくても、衛生上捨てた方が良いかもしれません。
そして、黄色く枯れている場合も、気持ち良く食べられないと思うので、捨てることをオススメします。

私自身はキャベツの外葉も食べるようにしていますが、虫喰いと枯れがある場合は捨てています。
虫喰いや枯れがあると、どうしても気になってしまい、料理をゆっくり味わえないのですね…。

栄養を摂ることも大切ですが、やはり気持ち良く食べられるのが1番だと思います。

キャベツの外葉を捨てないで活用する方法もある?

では、キャベツの外葉を捨てずに活用するには、どのように活用したら良いのでしょうか。

キャベツの外葉は、内側の葉に比べて筋があり、少し固いことが特徴です。
なので、できるだけ柔らかく蒸す・煮るという形が良いでしょう。

例えば、シュウマイなどの下に敷いて一緒に蒸すと、かなり柔らかくなりますよ。
外葉は元々固いので、しっかり蒸してしまってもドロドロにならないので大丈夫です。

キャベツの外葉はみじん切りにするのもおすすめ!

又、筋を気にせず食べるには、みじん切りにして調理してしまうのも1つの方法です。
細かくみじん切りにして、餃子の具材にしたり、炒め物やサラダにすることもできますよ。

更に、みじん切りにした状態なら、野菜スープの具材として使ってもOKです。
みじん切りにしてしまえば、外葉の筋も固さもわからなくなるので、スープに入れても気になりませんよ。

ちなみに、私の1番のオススメの活用法は、野菜スープの具材として使うことです。

ベーコンと一緒に煮込むと、風味も出てくるので、よりおいしくなりますよ。
味付けはコンソメ味のシンプルなものにすると、飽きないので、いくらでも飲めてしまいます。

まとめ

キャベツの外葉には、ビタミンCをはじめ、色々なビタミン類が豊富に含まれています。

なので、農薬も気になるかもしれませんが、捨てたらもったいないですよ。
でも、もし捨てるのであれば、外葉1~2枚程度にしておくことをオススメします。

キャベツの外葉は、柔らかく調理したり、みじん切りにしたりすることで、おいしくいただけるようになりますよ。