春から夏にかけては潮干狩りシーズン!!
あなたも潮干狩り行くご予定立てていますか??
最近、見た目が少しグロテスクなあのマテ貝がちょっとしたブームになっているみたいなのです!
でも、なかなかマテ貝なんて取ってこないですよね・・・
そもそもマテ貝ってどうやって下処理をしたり、調理すればいいのか分からないという人多いですよね(笑)
そこで今回はそんなマテ貝の下処理や調理法などご紹介していきます。
Contents
マテ貝の下処理方法は?上手にさばくコツは?
まずは、下処理をしてしまいましょう!!
アサリなどの貝を採ってきたらまずは塩水につけて砂抜きをしますよね?
マテ貝もアサリなどと同じく砂抜きの処理をしましょう。
テレビやネットでの紹介で、マテ貝は砂抜きしなくても大丈夫と言われています。
確かに、アサリなどと比べると砂を含んでいる可能性は低いですが、絶対に砂が入っていないわけではないのでやっておいた方が無難です。
おいしくできた料理、待ちに待ったマテ貝を口に運んだ瞬間
「ジャリッ」・・・
ワクワク・楽しい気分ガタ落ちですね。
そうならないように、始めから砂合抜きしてしまいましょう!!
マテ貝の砂抜きの方法
まずは、塩水を作りましょう。
マテ貝かつかるほどの水に対しおおよそ3%の塩を入れます。
大体ですが、海水と同じくらいの塩分濃度が目安です。
※海水がきれいな場所でしたらそのまま海水を使ってもいいと思いますよ。
- マテ貝の表面の汚れを落とします。
やさしく、なるべく短時間で洗った方がいいです。(臭いがすごいです・・) - 洗い終わったら、先ほど用意した塩水にマテ貝を入れます。
マテ貝は、通常砂の中にいますので暗くしてあげるといいでしょう。
(お鍋のふたや新聞紙などをかぶせてあげるだけでもOKです。) - 暗くしてあげたらなるべく気温の低い場所に2~3時間ほどおいておきます。
冷蔵庫の中もドアを閉めれば暗くなるし気温は低いからいいのでは!と思った方!
冷蔵庫の気温はマテ貝にとっては寒すぎるようで上手に砂をはいてくれなくなるので
注意してくださいね!
マテ貝の塩抜きは必要?
下処理に塩抜きというものがあります。
砂抜き中に使っていた塩水の塩分を吸ってしまっている貝の塩を抜く作業です。
ですが、マテ貝については他の貝と比べてあまり長時間の塩抜きは必要ないと思います。
なぜなら、マテ貝は塩分に弱いのです。マテ貝を掘り出すとき塩を使いますよね?
あれはマテ貝の塩に弱い性質を利用しているからなのです。
上記の理由から、マテ貝はあまり塩を吸わないので、砂抜き後はマテ貝のから同士をこするようにして洗うくらいでちょうど良いと思いますよ!
マテ貝のさばき方は?!
下処理が終わったら、今度は捌いていきましょう!!
料理の種類によっては殻のついたまま調理に移るかと思いますが、先に殻を取りたい場合は一度茹でてからの方が良いでしょう。
マテ貝は二枚貝ですので、頭の方から貝の割れ目にそって包丁を入れると捌きやすいです。
マテ貝の先っぽが切れるんだけどこれはなぜ?
砂抜きをしたりしているとマテ貝の先っぽの方が切れていることがあります。
この、切れている部分は入水管と出水管といいます。
じつはこの入水管と出水管は、トカゲのしっぽのような機能がついています。
トカゲは天敵に見つかるとしっぽだけ残して自身は猛ダッシュで逃げていきますよね?
それと同じです。
マテ貝も捕獲される際や砂抜きをされる刺激で身の危険を感じると、この入水管・出水管を地震から切り離して自身は逃げ出そうとしているのです。
マテ貝の生き残る知恵ですね。
初めて見る方はびっくりするかと思いますが、寄生虫なんかじゃないので安心してください。
マテ貝の調理法おすすめはこれ!簡単レシピもご紹介!
ちょっと見た目が苦手な方がいるかもしれませんが、食べてみると、意外とおいしいいんですよ!簡単なレシピお教えいたします!!
マテ貝を苦手だという方の大半は、マテ貝独特の「臭い」です。
アサリなどと比べると結構磯臭いというかなんというか・・・
独特な臭いがあるのです。
ですので、マテ貝の一番の調理法は<お酒>を入れる酒蒸しがいいと思います!!
- 一握りほどのマテ貝とお酒50CCをフライパンにいれて、貝の蓋があくまで鍋に蓋をして酒蒸しにします。
- ほとんどの貝の蓋があいてしまえば完成!!
とっても簡単ですね!
マテ貝はアサリなどと同じ二枚貝ですのでアサリと似たような調理法もおすすめです。
- フライパンでバター10g~15gを溶かして一握りほどのマテ貝を入れたら
お酒を20CCをマテ貝に回しかける様にして振り掛けます。 - その後中火にして全体がなじむようによく混ぜます。
- 貝の蓋が開いたら、お醤油を適量まわしかけてマテ貝のみが外れだしたら完成です。
他にも、マテ貝のおいしさをすべて食べたいあなたにはこちらがおすすめです。
- お米を3合洗っておきます。
- お好みの量のマテ貝を茹でて殻を取っておきます。
(茹で汁は冷まして取っておいてください) - 炊き込みご飯に入れる人参やゴボウ、しめじをあらかじめ切って準備しておきましょう。
- マテ貝以外の具材をすべてと、酒60cc、みりん15cc、薄口醤油20ccを入れたら炊飯器に茹で汁を3合の目盛りまで手拭いで漉して入れて炊きます。
- 炊き上がったらマテ貝を入れて蒸らします。
- 蒸らし終わってからかき混ぜて完成です。
※茹で汁が足りなかった場合はお水を足して調整してください。
まとめ
たくさん採ってきてしまったマテ貝。
できる限りおいしく食べるために適切に処理して調理したいですよね!
マテ貝の下処理は海水と同じ濃度の塩水で砂抜きをすること!
砂抜きの最中などに切れる先っぽの部分は入水管と出水管でトカゲのしっぽのようなもので特に何か害があるものではないこと!
他の貝よりもにおいがきついためお酒を入れた調理法がオススメなことを忘れないでいただけたら、きっと疎遠になりがちだったマテ貝料理もおいしく食べることができます!
自分で採ってきたマテ貝上手に調理できるといいですね!