皆さん日常でよく食べる卵についてどの位ご存知でしょうか。
卵のパックには賞味期限が記載されていますが、生卵の場合とゆで卵にした場合と賞味期限は変わってきます。
パックに記された賞味期限は基本的に生食した時の目安になります。
実は火を通したゆで卵より生卵の状態の方が賞味期限は長くなります。
これはとても意外ですが、後にその理由をまとめています。
また、生卵のパックに記載されている賞味期限は生で食べる際のものなので、極端に賞味期限が切れていなければ、ゆで卵にすれば食べる事が出来ます。
ゆで卵にした場合、冷蔵保存して、２～３日以内に消費するのが望ましいです。
また、ゆで卵の賞味期限切れは一体いつまで食べられるのしょうか。
生卵とゆで卵賞味期限が長いのはどっち？
生卵の賞味期限は常温保存で冬の間は約２か月間、秋と春は約３週間、夏場は約２週間と言われています。
しかし、生で食べる場合は基本的に２週間以内に消費する方がいいそうです。
冷蔵庫に保管している場合は加熱して食べる場合は通常２か月は保存可能だそうです。
生卵の賞味期限は食中毒の心配がある、サルモネラ菌の繁殖が起こらない期間として設定されています。
ゆで卵の賞味期限は、殻付きが３日以内、ひびが入ったものは２日以内、殻を取ったものは、１２～２４時間以内となっています。
ゆで卵はたとえ冬場の涼しい時期であっても、冷蔵で保存するのが好ましいです。
とても意外ですが、生卵とゆで卵を比べると、生卵の方が長持ちするという事です。
ゆで卵は殻の状態によっても食べられる期限が変わってくるようです。
ゆで卵の方が賞味期限が短いのは、生卵に含まれている「リゾチーム」という酵素が過熱によって壊れるからだそうです。
生卵の期限切れの時は、ゆで卵にしたら食べられる？
生卵の賞味期限は生で食べる事を前提として設定されているので、生で食べる以外は気にする必要はないようです。
冷蔵庫に保管してある生卵であれば、２～３週間以内であればゆで卵にすれば食べられます。
賞味期限が切れている状態であれば、半熟などではなく、固ゆでにしてしっかり熱を通すことをお勧めします。
ゆで卵にした場合は、２～３日以内に食べた方が良いです。
夏場などで心配があるときには食べる時にゆで卵の匂いや味などが少しでも変だと感じた場合は食べるのを控えた方が良いでしょう。
また、ゆで卵にする際の生卵の腐敗については白身の色が変わっていないか、黄身が崩れたりしていないかという事で判断します。
ゆで卵の期限切れはいつまで食べられる？
先ほども記述した通り、ゆで卵の賞味期限は生卵に比べると、そんなに長くありません。
夏場は必ず冷蔵庫での保存が必要です。
そして、殻は剥かないで保存するのが良いでしょう。ひびが入っているだけでも賞味期限が変わってくるので保存する際はその点にも、注意しましょう。
生卵で作ったゆで卵は大体２～３日には消費し、それ以降は食べない方が良いです。
市販されているゆで卵は記載されている賞味期限を過ぎたものは食べないようにしましょう。
見た目や味は変わらなくても、後で腹痛に襲われたりすることがあるようです。
また、ゆで卵を醤油や酢に付けて、味付け卵にして冷蔵庫で保存すると７日から１０日くらい日持ちするようになります。
反対に半熟卵は普通のゆで卵と比べると傷むのが早くなるので注意しなければなりません。
火を通していると安心せず、賞味期限が切れたものは食べないように気を付けましょう！
まとめ
普段から卵料理始め、ハンバーグのつなぎや、揚げ物の衣など、万能で料理には欠かせない卵ですが、詳しく知らない事も多かったりしますよね。
今回ゆで卵の方が生卵より賞味期限が短いという事でとても意外に感じました。
パックで安い時に買っていても、１０個入りのものだと意外と食べきれない事も多く、気が付いたら賞味期限が切れていた・・・という事も多いです。
調理法によって賞味期限が切れた卵でも美味しく食べる事が出来るので、賞味期限が切れたからといって捨ててしまうのはもったいないですね。
ゆで卵は冷凍すると美味しく食べられなくなり、おススメ出来ませんが、生卵の状態では冷凍保存することが出来ます。
冷凍が出来れば賞味期限より長く日持ちさせることが出来ます。
いつも冷蔵庫に卵をストックしているというご家庭も多いと思います。
卵は色んな調理法があるので、賞味期限が来るまでに消費するのもそんなに難しい事ではないですね。
ゆで卵でサンドイッチなどを作る際は念の為作る直前にゆで卵にしてから調理するのが好ましいと思います。お弁当にゆで卵を彩りで入れる際も夏場などは気を付けたい所ですね。
卵が大好きで、毎日何個か食べるという方もいると思います。
卵は栄養価も高く素晴らしい食物です。生卵もゆで卵もどちらも安全に食べられる期間を守って美味しく食べましょう。
