近頃、えのきだけの根元が食べられるという話も広まっていますね♪一方、しめじはどうでしょうか?石づきがどこまでかはっきりと答えられますか?ここでは、しめじの石づきはどこまでなのか、どう取るのが一番良いのか、もし食べてしまった時はどうなるのかについてご紹介します。
しめじの石づきはどこまで食べられるの?
そもそもきのこの石づきって?私自身もあまりはっきりと答える自信がなかったので、あらためて調べてみました。
石づきとはきのこ類の柄の先のことで、生えていた時に木や地面とくっついているところまでの部分のことです。
そのなかでも、おがくずや汚れがついていて、硬くなっている部分だけは食べられないので、ここだけを切り落とす必要があります。
まいたけやエリンギのように硬くなっている石づきのないきのこもありますが、しめじには根元に縮んだ硬いところがありますね。
この部分のきわだけを切り落とすだけで、あとは全て食べることができるのです。
軸の先のうえの縮んでいるけど軟らかい部分は、きのことして未熟なだけの部分なので食べることができます!成熟した部分のしめじとは少し食感が違って、この違いも楽しめます。
なんと、この軸の食べられる部分にはうまみも多いのです!それぞれ、部分に合わせた調理方法をして、工夫をすることで、料理ももっと楽しめますよ。
ちなみに、最近流行りのえのきだけは、根元の部分に片栗粉を両面にまぶし、バターとニンニクで香りをつけたフライパンで焼き、たらっと醤油をかけるだけでまるでホタテのステーキのような一品を楽しむこともできます!
しめじは歯ごたえもあって食感も楽しめるので、しめじの軸の部分でも、ぜひチャレンジしてみてください。
私は細かく刻んでハンバーグに混ぜたり、チキンライスに混ぜ込んだりして活用しています。
きのこはカロリーも低く、ダイエットにもおすすめの食材なので、プラスすることで身体にとっても良いことばかりなのです!
しめじの石づきの取り方は?
みなさんは、ご自宅でどのようにしめじの石づきを切り落として調理されていますか?特に気にせずに、ざっくり根元を切り落とすという方も多いのではないでしょうか?
ちなみに私は、その日使用したい分をひとまとめにパックから取り出し、ひとまとめのまま根元をざっくり切り落としていました。
ですが、今回調べてみてびっくり!少し、もったいない切り方をしていたことに気づきました。私と同じように特に気にしていなかったみなさん。ぜひ、正しい取り方を覚えて、ムダにしないしめじの石づきの取り方を覚えてください。
正しい切り方は、なるべく石づきのみを切り落とせるくらいの房に分ける。そして、そのきわの石づきのみを切り落とすそうです。そして、食べやすい小房にわけて調理をします。
分けてから切るのは時間がかかって面倒…。今、そう思った方には第2の方法もご紹介します。
大きな房のまま石づきを切り落とすには、まず縦半分に切ります。
そうすると、しめじの株の中心あたりにかけて高くなっていることが分かります。なので、逆V字の形に切り落とすと、石づきに沿って切り落とすことができるので、しめじをムダにすることなく切ることもできます。
簡単にできるので、みなさんもやってみてください。
しめじの石づきを食べちゃったらどうなるの
ここまで、きのこの石づきは食べられない硬い部分とその上の縮んだ部分とお話ししてきました。
ですが、もしこの石づきが少し残っていて食べてしまったら?どうなるの?危険なの?ということについて最後にお話しします。
結論から言うと、ほんの少し取り残していて食べてしまった分には問題はないです。おがくずは木のくずですので、石づきをまるまる食べたりしないかぎりは問題ないです。
なので、特に気にすることはありません。
ですが、硬くて食べられないと思うので、口に入ってしまってもなるべく出してしまうのが良いでしょう。
また、食べてしまって、もし体調が悪くなったなどの症状がみられる場合は、なるべく早めにお医者さんにかかることも必要です。
まとめ
これまでのことから、しめじの石づきは軸の先の硬くて食べられない部分だけ!ということが分かりましたね。
わたしも切り落とすことは知っているものの、どこまでが食べられるのかについて考えたことがあまりなかったので、とてももったいないことをしていることが分かり反省しています…。
しめじだけでなく、しいたけやえのきだけなど、他のキノコ類も同様ですので、今回の内容を覚えて、きのこをムダにしない人になりましょう。気になった人は、他のきのこの切り方についても、調べてみてくださいね。
石づきをムダにしないことで、栄養も増え、ゴミを減らすことにもつながります。一石二鳥ですね。