「納豆は混ぜないほうが美味しい」という話、聞いたことありませんか?
納豆は混ぜないほうが美味しいなんて本当なの?そもそも混ぜる混ぜないの違いってあるの?混ぜる理由は何?など、納豆のどこかで聞いたことあるけれど、知らなかった気になることについてまとめました。
Contents
納豆は混ぜない方が美味しいって本当?
納豆についてTVや雑誌で色々な話を見かけますよね。
その中でも「納豆は混ぜないほうが美味しい」なんて聞いたことありませんか?
実際のところ、納豆を混ぜないほうが美味しいかどうかは人それぞれです。
そりゃそうだと思われるかもしれませが、混ぜた時と混ぜない時は味の感じ方や食感に違いがあるのです。
納豆を混ぜるとどうなる?
納豆を混ぜると粘り気がでますよね?
あの粘り気の成分が旨味のポイントなのです。
なので混ぜて粘りがあるほうがより旨味を感じることが出来ます。
逆にいえば、混ぜると「納豆の味」を強く感じることになります。
また空気を含んで泡になるので鼻に通る匂いも強くなります。
納豆好きの人は混ぜて食べたほうが美味しいと感じますが、納豆は癖の強い味で知られており、苦手な人が多いのも事実ですよね。
納豆が苦手な人もまぜなければ食べられる?!
納豆が苦手な人は私の周りにも多いです。
なので、納豆の味が強いのがあまり得意でない人は混ぜないほうが美味しく食べられますね。
粘り気が苦手な人も同様に混ぜないほうが粘り気が少ないので混ぜずに食べたほうが美味しく感じます。
海外の方は混ぜずに食べているというのをTVで見たことがあります。
TVで見た時は何で海外の人はそのまま食べるんだろうと謎でしたが、独特の味と粘り気が混ぜることでよりダイレクトになるのですから混ぜずに食べるのも納得です。
私は納豆が大好きで、さらに粘り気があるものも大好きなので混ぜたほうが断然美味しく感じますよ。
このように感じ方、好みは人それぞれなので美味しく感じるかどうかも人それぞれになりますが、混ぜることで旨味成分が増し、より納豆を感じられます。
納豆を混ぜる混ぜないの違いって何?
納豆を混ぜないほうが味が単純に美味しいかどうかを先ほどあげました。
では、混ぜる混ぜないで他に違いがあるのか気になりますよね。
違いがあるのであれば出来ればより良い方法で納豆を食べたいものです。
なにか大きな違いがあるのかまとめてみました。
納豆を混ぜると栄養成分は?
納豆は混ぜても混ぜなくても栄養成分は変わりありません。
栄養成分だけにスポットを当てればどちらでも問題はないですね。
納豆を混ぜると味の違いは?
先ほどもあったように納豆は混ぜたほうが粘り気がでて、旨味は増します。
旨味が増すことで味の感じかたが変わります。
私も気になったのでいつもはしっかり混ぜていたのですが、混ぜずに食べてみたところ「こんなに味が変わるんだ!」と驚きました。
本当にびっくりしたのでぜひ食べ比べをしてみてほしいです。
納豆を混ぜると口当たり?
納豆を混ぜたあとは、粘り気がでて泡がたつのですする感覚で納豆を食べますよね。
混ぜると泡が含まれてまろやかな口当たりになります。
混ぜずに食べると粘り気がでず、形が崩れないので固形の食材のようにダイレクトに食べられます。
混ぜていない状態で食べたことがない人は一度そのまま食べてみてください。
思ったより混ぜたときの味と口当たりが違うので違うもののような感覚で納豆を食べることができますよ。
栄養成分に違いはないので旨味成分の増加と口当たりが大きな違いです。
納豆を混ぜる理由ってなんなの?
納豆を混ぜる理由① 旨味成分の増加
納豆を混ぜる理由は、重複してしまいますが旨味成分が増すからです。
やはり混ぜることで起きる大きな変化ですからね。
なぜ旨味成分が増すかというと、混ぜると出る粘り気のある糸にはポリグルタミン酸というものが含まれています。
これが旨味の秘訣なのです。
納豆をたくさん混ぜるとよい、多く混ぜれば混ぜるほど美味しくなる、と言った情報を見たり聞いたりしたことはありませんか?
実際に混ぜれば混ぜるほど粘りが強くなるので旨味が強くなります。
しかし400回までは旨味が増すそうですが、それ以上は旨味が増すことはないので旨味が増し続けることはありません。
納豆は20回程度混ぜれば旨味が強くなったと感じるので、基本的には20回程度納豆を混ぜてから食べると良いですね。
このように栄養成分は変わらないのですが旨味が増すので、沢山混ぜたほうが良いといわれているんですね。
混ぜるのが当たり前になっていたことにも納得ですよね。
400回混ぜたものを食べてみたい気持ちはありますがちょっと大変ですよね。チャレンジしたい気持ちはあってもなかなか難しそうで途中で心が折れてしまいそうです。
根気のある人はチャレンジしてみてくださいね。
納豆を混ぜる理由② 味や風味が増す
納豆を混ぜるとふわふわに泡がたちますよね。
空気を含んでいるのですが、この泡のおかげで口当たりがよくなり美味しいと感じます。
味もまろやかに感じ、納豆の味や風味をより感じることができます。
舌触りや食べた食感も変わりますが、粘り気のあるほうがより納豆っぽいですよね。
旨味成分を増やすことと、口当たりをまろやかにして味や風味を増し美味しく感じるために混ぜているんですね。
今まで混ぜるのが当たり前で、むしろ混ぜずに食べる発想がなかったので「なるほど。」と納得してしまいました。
しかし納豆を混ぜてから食べることを考えた人は天才ですね。
まとめ
- 納豆を混ぜても混ぜなくても栄養成分は変わらないので、それぞれ食べた時の口当たりや味等の好みで大丈夫です。
- 沢山混ぜると旨味成分が増すので20回を目安に混ぜて食べると旨味を感じることが出来て口当たりもまろやかに食べることができます。
納豆って朝ごはんや何か一品足りない時のおかずにぴったりですよね、今日はそんな納豆の混ぜる、混ぜないの疑問についてご紹介しました。