料理のあれこれ

ビーフシチューにちょい足しで市販ルーが美味しくなる秘密の隠し味とは?

ビーフシチューをデミグラスソースから作るのは面倒くさいから、市販のルーを使って美味しく作りたい。だけど、市販のルーだけじゃ、ちょっと物足りないから何かをちょい足ししたい。そんな時におすすめの隠し味5つと本格的な美味しいビーフシチューの作り方のコツを紹介します。

ビーフシチューにちょい足しで市販のルーを美味しくする秘密の方法とは?

家庭料理の中でも人気のビーフシチューは、ほんのひと手間で本格的なプロの味にもなっちゃう料理です。

そこで、おすすめなのが市販のルーに○○をちょい足しする方法です。これなら、簡単だけど本格的な味に仕上がります。

でも、その前に最近は「ビーフシチューのルー」と言っても固形タイプやベースとタイプ、顆粒タイプ、フレークタイプなど種類も豊富です。

どのタイプのルーを使うとしても、事前にルーをよく溶かしておくことがビーフシチューを美味しく作る秘密です!

なぜかというと「うまく溶けきっていなかった」、「少し風味が欠けていたような?」ということって多くの主婦が経験していることではないかと感じます。

ルーをよく溶かさないと味が濃いところができてしまうし、ルーが鍋の底に残ってしまうこともありますよね?そして、鍋をかき混ぜている間に具材が煮崩れするのを予防できるんです。

ルーを上手に溶かす方法として、おすすめしたいのがスープのみを事前に適量ボールなどに取り出しておいて、完全にルーを溶かしてから再び鍋に戻し具材と合わせるやり方です。

「スープと具材を分けるのも面倒だな」という場合は、固形タイプ以外のルーを使うとよいですね。

ビーフシチューの隠し味おすすめ5選

では、次にビーフシチューの隠し味として、おすすめの5つを紹介します。市販のルーに「○○」をちょい足しするだけでコクや風味がアップするので、ぜひやってみてください。

ビーフシチューの隠し味1 味噌

味噌=お味噌汁が定番ですが、ビーフシチューのちょい足しとして味噌を使うとコトコト何時間も煮込んだようなコクとうま味がでます。深みのある味わいになるので、おすすめです。

使用する味噌は赤味噌や白味噌、西京味噌、八丁味噌など、お好みのもので大丈夫です。口の中にかすかに味噌の風味が残り、美味しいですよ。

ビーフシチューの隠し味2 チョコレート

ビーフシチューにチョコレートをちょい足しすると、コクとまろやかさがアップします。使うのはミルクチョコレートでも、ビターチョコレートでもOKです。

チョコレートがない時は、ピュアココアでも代用できます。これは、チョコレートとココアの原料が同じカカオだからです。

ただ、健康志向の人向けに販売されているビターチョコレートの方が食物繊維やポリフェノールが多く含まれています。ですから、美容と健康を意識するならビターチョコレートがおすすめです♪

ビーフシチューの隠し味3 野菜ジュース

ビーフシチューを水と野菜ジュースで煮込むことで、ジュースに含まれている数種類の野菜のうま味がプラスされ、作った直後でも一晩寝かせたようなコクと深みのある仕上がりになります。

野菜ジュースでなく、トマトジュースを使っても美味しいですよ。

ビーフシチューの隠し味4 昆布茶

昆布のうま味成分であるグルタミン酸を手軽に調味料として使うには、昆布茶がおすすめです。

ビーフシチューに昆布茶をちょい足しすると、昆布のうま味と風味がプラスされプロが作ったような美味しいビーフシチューになります。

ビーフシチューの隠し味5 赤ワイン

ビーフシチューの隠し味に赤ワイン、これは定番とされているので、あなたもご存じかも知れませんね。

高いワインを選ぶ必要はなく、飲みかけのワインや1,000円以下のリーズナブルなものでも美味しさに変わりがないのがおすすめポイントです。

でも、食材を煮る段階で使うだけでなく下ごしらえの段階で野菜と牛肉を赤ワインに漬け込んでおく(時間に余裕があれば半日くらい)と良いです。

香りが移るだけでなく、牛肉も柔らかくなり臭みも消せます。

こうすると美味しさが増し、レストランで食べるようなプロ級の味が出せます。

ビーフシチューの作り方のコツは?格上げレシピをご紹介

最後に、市販のルーでも本格的な美味しいビーフシチューの作り方とコツのご紹介です。

まず、下準備として牛肉が硬い場合はヨーグルトや赤ワインで漬け込んでおくと柔らかいお肉に変身します。

そして使用するルーの箱に記載されている通りの作り方で、シチューにとろみがつくまで煮込みます。

仕上げの段階になったら、ちょい足しの調味料や食材を入れるのです。

ここで、さらに格上げする裏技として「ちょい足し×2」をしてみてください。

例えば、赤ワイン+味噌は、さらにプロ級の味に仕上がります。味噌+お醤油をプラスすれば味に深みがでて美味しさが増します。

ただし、お醤油を入れすぎると和風のビーフシチューに感じてしまうので注意が必要です。

あくまでも隠し味として、ほんの少しにしておきましょう。お醤油と味噌は和食に欠かせない調味料ですが、ビーフシチューに入れても相性抜群です。

まとめ

「美味しいビーフシチューが食べたい!」と思ったら、市販のルーに家にある調味料や食材をちょい足しすれば、誰でも簡単に美味しいシチューが作れます。

お家ご飯でも、本格的なレストランの味が楽しめる。これって、テンションがあがりますよね?

美味しく仕上げるコツは、お肉を柔らかくしておくことと、ちょい足し×2です。