チョコレートの賞味期限はどのくらい？長期保存するには？腐る事もある？

冬になるとお店に増えるチョコレート。ミルクの甘いものやほろ苦いビター、ナッツ入りやフルーツ味のものまでいろいろありますよね。
おやつはもちろん、疲れた時やちょっと小腹が空いたときにつまむのにもピッタリです。
そんなチョコレートの正しい賞味期限を知っていますか？
この記事では、チョコレートの賞味期限や長期保存の仕方について説明していきます。

チョコレートの賞味期限はどのくらい？

クッキーやマドレーヌのような焼き菓子に比べるとチョコレートの賞味期限は長いです。

なのでチョコレートの賞味期限をあまり気にしたことがない人は多いかもしれません。

一般的に、チョコレートの賞味期限は短いものでも6か月ほど、長いと1年以上あります。
生クリームが入った生チョコなどは数日しか持たないものもあるので注意してください。

チョコレートの保存状態によっても、美味しく食べられる期間は変わってきます。
常温で保存したチョコレートの場合、短いもので1か月（スーパーやコンビニに売っている板チョコなど）、長いもので2年以上も保存が可能です。

冷蔵庫で保存した場合は2年ほど日持ちします。
ただ、この保存期間はあくまで目安なのでご注意くださいね。

チョコレートの賞味期限は、当たり前ですがチョコレートの種類や製造方法によっても違います。

市販されているチョコレートのパッケージに必ず賞味期限が表示してあるので、記載の賞味期限を目安になるべく早く食べることをおすすめします。

チョコレートを長期保存するにはどうすればいいの？

賞味期限が長いとはいえチョコレートも食品である以上、賞味期限内に早めに食べることをおすすめします。

でも、思いがけずたくさんもらったり、お得な時にまとめ買いしたりですぐには食べきれないときは、正しい方法で保存すると長期保存も出来ちゃいます。

チョコレートの正しい長期保存方法を紹介します。

これらのポイントを押さえておけば、美味しいままチョコレートを長期保存出来ちゃいます。

チョコレートをアルミホイルで包む！

チョコレートは光に弱いです。

チョコレートに含まれるカカオバターの変質や香りを守る為に遮光する必要があるんです。
そこでアルミホイルが活躍します。

板チョコなどはアルミホイルで包んであるものが多いのでその時はわざわざ包み直さなくて良いですよ！

ジッパー付きの袋に入れる！

チョコレートに含まれるカカオバターは、光に弱いだけでなく他の食材の臭いを吸着しやすいんですよね。

そこでジッパー付きの袋に入れて保管することで、他の食材の臭いから守ってカカオの風味を保つことができます。

また、湿気を防ぐこともできるのでカビ予防にもなるんです。
なので、袋の中の空気はしっかり抜くようにしてくださいね。

冷蔵庫の野菜室に入れて保存する！

チョコは溶けちゃうから冷やすイメージですが、何も考えずにただ冷やせばいいってものではないんです。

冷蔵庫内よりも、若干温度が高くなっている野菜室は、チョコレートの保存には適しています。

また、冷凍保存も可能です。
冷凍保存の場合も、冷蔵保存と同じようにアルミホイルで包んでジッパー付きの袋に入れましょう。

しかし、冷凍庫でチョコレートを保存すると、中の成分まで冷やされ風味が低下してしまう場合があるので、冷蔵保存の方がおすすめです。

チョコレートって腐る事ってある？

実は、チョコレートは賞味期限が過ぎてしまっても腐ることはほぼないです。

チョコレートの原料は、カカオマス、ココアバター、砂糖、ミルクがメインで水分がほとんど含まれていません。

そのため、賞味期限を過ぎてしまっても腐ることは滅多にないんです。
一般的な板チョコなどは賞味期限が切れたから食べられないことはないです。

チョコレートの表面が白っぽくなっていたら？

古いチョコレートは表面が白っぽくなっていたことありませんか？
カビ？腐ってるなんて思うかもしれませんが違います。

チョコレートの表面のしろっぽいものは、周りの温度変化によりチョコに含まれる砂糖が溶けて、再結晶されたものが白っぽく見えているんです。

食べても問題ありませんが、表面が白っぽくなるほど放置していたものは風味が落ちています。
私も白くなったチョコを食べたことありますが本当に美味しくないです。

ただ、腐っているわけではないので食べても大丈夫です。
食べれるのに捨てるの勿体ないな～って思ってしばらくは冷蔵庫に入れてましたが、美味しくないとわかっていると食べないもんです。

食べてみて美味しくないと感じたら割り切って捨てちゃった方が良いです。
経験上絶対に食べきれませんから…

まとめ

チョコレートの賞味期限亜は他のお菓子などに比べて、賞味期限が長いのであんまり気にししてなかったって人も多いのではないでしょうか。

チョコレートの賞味期限は半年以上というのが多いです。

しかし開封した状態での放置すると確実に美味しく無くなります。
長く美味しく食べたい場合は、正しく保存して風味を逃さないようにしてください。

生チョコなどは賞味期限が短いので注意が必要です。
いくらチョコレートの賞味期限が長いといっても、できるだけ美味しく食べられる期限内に食べきってしまうのが良いですよ。