料理のあれこれ

アルミホイルの表裏はどっちがどっちでなぜあるの?おにぎりはどう包む?

アルミホイルに裏?表?そのようなものはないんです!!
きらきらしていて光沢がある方が表だと思い込んでおりました!!が、アルミホイルを製品化するときにきらきらとした光沢のある部分とマットな感じの艶消しな部分が作られてしまうだけなんです。

アルミホイルでおにぎりを包むには、アルミホイルをくっしゃくしゃにしてでこぼこアルミにしておにぎりが呼吸出来る空間を作ってからふんわりと包みましょう。
アルミホイルで美味しいおにぎりを包むポイントです。

アルミホイルの表裏ってどっちがどっちなの?

裏も表もアルミホイルには、そんなものはないんです!!

えっでもなんで、光沢のある面と艶消しの面があるの?って思いますよね。

実は表裏がわかりやすいようにとかいう使い勝手の問題ではなく、製作上出来あがってしまうだけなんです(笑)

紛らわしいですよね…(・。・;

どちらを上にするのか、下にするのか、裏と呼ぶのか、表と呼ぶのかはあなたのお好みのしだいなのです。

裏か表かわからないと使うのに困ってしまうかもしれませんが、アルミホイルはとっても便利なキッチン用品です。

どちらの面も両方使ってくださいアルミマイスターになりましょう。

アルミホイルは実は万能?!

表裏がないのでお好みでどちらを上にするかは選んでOKなアルミホイルですが、実は万能で結構いろんな使い方が出来るのでご紹介していきます。

  • 食べ物を包む
  • トースターやオーブンで焼くときに使う
  • ラップに包んだ食品を包むと急速冷凍できる
  • くしゃくしゃに丸めて排水口のぬめり取りや悪臭予防
  • 鍋に入れてあく取り
  • アイロンの際に使って効率アップ
  • 重ねて10回ほど切り包丁の切れ味復活

様々な用途で使えるアルミホイルですが、電子レンジには使えないのでご注意ください。
間違って電子レンジを使うと火花が出て危険ですよ。

まぁ電子レンジに使えないというのは結構知っていると思いますが、もう1つ注意が必要なので覚えておきましょう。

アルミは塩分や酸分に弱いので梅干しや味噌などの食品を長時間包装しておくと変色や浸食して穴があいたりするので取り扱いに注意しましょうね。

アルミホイルに表裏があるのはなぜ?

アルミホイルに裏表があるのはなぜって思っていたんですが、先ほども言った通り実は表も裏もないんです(・。・;

アルミホイルの製造工程によってキラキラした光沢状に見える面とマットな艶消しに見える面が出来上がってしまうということです。

アルミホイルに裏や表がないというのはアルミホイルが出来上がる工程にあります。

アルミホイルの製造工程

アルミニウムをローラーとローラーで挟んで圧をかけジュンカツユをかけながら薄ーく薄ーく伸ばしてゆきます。

  1. アルミニウムを何度も繰り返し薄―く薄ーく伸ばしてゆきます。
  2. さらに薄ーくする為に2枚重ねて圧延します。
    2枚が重なるところにはくっつかぬよう油をたらします。
  3. その2枚を1枚づつにはがしてアルミホイルという商品にするのです。

その最後の工程で、2枚重なって伸ばしていたローラーがあたっていた方と中側になっていてローラーがあたっていない方の2面が出来上がってきます。

これがアルミホイルに表裏があると思ってしまう原因だったんですね(笑)

アルミを挟んで薄く延ばしローラーが当たる方はきらきらの光沢を帯び、アルミが重なっていた方は目に見えないデコボコが出来て、光をいろんな方向へ反射させるため艶消し状態になります。

そのため、裏と表があるように思えてしまいますが、裏も表もないのです。

アルミホイルの裏表おにぎりはどう包むのが良いの?

アルミホイルに裏も表もないので、包むときには好きな面を内側にしてみてください。

私の好みはキラキラ面を中にしています。
美味しくおにぎりを包むには、ふんわり包むのがポイントです。

  1. まず、アルミホイルをくしゃくしゃにしてごわごわの空間を作って再度、広げておきましょう。
    ※でこぼこの空間をわざと作っておいておにぎりの表面を乾燥しやすくしておくことで、雑菌の繁殖を防ぎやすく美味しく食す事が出来ます。
  2. ラップに軽く塩を均等にふり炊き立てご飯をその上におきます。
    先にご飯と塩を混ぜてしまうと混ぜすぎてべちゃとしたご飯になるのを防ぐ為です
  3. 握りの基本は外側だけしっかり握り、中側はあまり力を加えない様にして握ります。
    だいたい3~4回握ってください。(握りすぎや力加減に注意です。)
  4. 握ったときのラップは外しておき、冷ましてから、
    くしゃくしゃにしておいたアルミホイルで包みなおします。
    (くしゃくしゃにしておいたアルミホイルの方がくっつきにくくなります)

我が家では塩昆布が定番で、美味しくて楽なので最初に混ぜちゃうんですけどね。
混ぜるときにはさっくりとふんわりと混ぜるというよりしゃもじで切るようにしています。

アルミホイルでおにぎりを包む方がラップよりも美味しさを維持し、くしゃくしゃ効果により熱や水分を逃がしやすく雑菌の繁殖を防ぐので食品衛生に最適です。

まとめ

絶対に表裏があると思っていたのに…実はアルミホイルに裏表はありません。

どっちの面を使うのもあなた次第!お好みで使ってOKです。

そして、おにぎりを包む際には冷ましてから包み衛生面に十二分に気を配りましょう。
ラップで包むという人も居ると思いますが、実はアルミホイルの方が衛生的なんですよ。

アルミホイルは表裏がなく、思っている以上にいろいろと使えるのでぜひ様々な方法でアルミホイルをフル活用してみてください( ´艸`)