料理のあれこれ

オムライスの卵何個必要?味付けのおすすめやふわふわにするコツは?

オムライスの卵何個必要?味付けのおすすめやふわふわにするコツは?

お店で食べるオムライス。ふわふわで美味しいけれど家庭で作るのは難しそう…と思いますよね。しかしコツをつかむと案外作れるんです。
今回はオムライスに使う卵は何個必要になるか、味付けのおすすめ、ふわふわにするコツをお話しします。

オムライスの卵は何個使うのが良い?

オムライスの卵何個必要?味付けのおすすめやふわふわにするコツは?

オムライスの卵は何個使うのが良いのかを考える前に、まずどんなオムライスを作りたいのかイメージしてみてください。

しっかりめの卵でライスを包むオムライス…1人分卵1~2個
ふわふわ半熟卵でライスを包むオムライス…1人分卵3個

ライスの量などにもよりますが、昔ながらのしっかりめに焼いた卵で包むオムライスは卵2個で作ると破れる心配もなく包むことが出来ます。

クレープのような薄焼き卵でライスを包む場合や、小さな子供のオムライスを作る時は1個でも十分です。

ふわふわ半熟卵でライスを包むオムライスはたっぷりめの3個で作ると上手に作れます。卵は量が少ないと固まるのが早いため、初心者には量が多い方が作りやすいですよ。

オムライスの卵味付けのおすすめは?

オムライスの卵何個必要?味付けのおすすめやふわふわにするコツは?

オムライスの卵の味付けは、ライスに味がついていたり、上からケチャップをかけることが多いため、シンプルに塩だけで美味しく仕上がります

ただし、卵に塩を混ぜてしまうと、凝固温度が下がってしまいます!塩はバターまたは油と一緒にフライパンの方にパラパラっと入れると、焼いた時に硬くなりにくいですよ。

または有塩バターを使って塩気を足す、というのもいいですよね。バターは卵との相性もいいですし、コクが出るので、油よりもおすすめです。お好みで使い分けてくださいね。

オムライスの卵をふわふわにするコツはこれ!

オムライスの卵何個必要?味付けのおすすめやふわふわにするコツは?

オムライスの卵をふわふわにするには、5つのコツがあります。プロのようには作れないけれど、コツをつかむことで美味しいふわふわ卵のオムライスが食べられますよ。

フライパンは20~22㎝サイズのテフロン加工されたものを使用する

フライパンの大きさは大きすぎると焼いた時に卵液がまとめにくく、小さすぎるとチキンライスが包めなくなります。そのため丁度いい大きさが20~22㎝サイズのフライパンになります。

そしてテフロン加工がされていると焦げにくく、軽いため初心者には扱いやすくなります。

卵はすぐに火が入ってしまうため、最初は焦ってしまうこともありますよね。出来るだけ扱いやすいものを用意しておくと、作業がやりやすいですよ。

卵はよく混ぜておく

卵の白身と黄身は凝固温度が違うため、よく混ぜて均一に火が入るようにします混ぜる時は白身を切るように菜箸で混ぜるといいですよ。

卵に牛乳を加える

卵に牛乳を加えると固まりにくくなるため、ふわふわの卵を作りやすくなります

卵3個に対して牛乳は大さじ1~2杯が丁度いい量です。

なければ生クリームやマヨネーズを入れてもふわふわに作れます。

牛乳を入れるタイミングは、卵をよく混ぜた後卵が均一に混ざっていると、牛乳を入れた時にもムラなく混ざり合います。

卵を入れる前のフライパンは油をよく馴染ませる

卵を入れる前にフライパンは中火で温め、多めの油を入れたらよく馴染ませておきます。そうすることで卵がくっつきにくく、取り出しやすくなります

フライパンを火にかけたまま傾け、端まで油をいきわたらせながら馴染んだら、油は取り出しておきます。

卵はフライパンに入れたら手早く仕上げる

フライパンにバターを入れて溶けたら、いよいよ卵を入れます。火は端の方から入っていきますので、卵は外側から内側に持っていくように混ぜます

卵が半熟状態になってきたら、フライパンの手前に卵を寄せます。この時、混ぜる道具は菜箸よりも木べらやゴムべらの方が形が作りやすくなります

プロであれば、手首を使いトントンと振るだけで形が出来上がっていきますが、初心者にはなかなか難しいもの。へらで寄せながら形を作ると簡単です。

卵は外側は火が入っているけど、内側はふわふわがベストです。卵の形が出来上がったら急いで盛り付けておいたライスの上にのせます。

そして包丁で真ん中から切れ目を入れて開けば、見た目もきれいなふわふわオムライスの出来上がりです!

このやり方が難しそう…と思ったら、形を作らず半熟状態の卵をそのままライスの上にのせてみましょう
作り方は途中まで一緒です。卵が半熟状態になり、底の部分の卵がうっすら固まってきたら、そのまま滑らせるようにライスの上にのせます。

まとめ

オムライスの卵の数は、どのようなオムライスを作りたいかによって変わります。しっかりめの卵でライスを包むなら卵1~2個、ふわふわ半熟卵でライスを包むなら卵3個が丁度いい量になります。

また、オムライスの卵の味付けはライスやソースに味がついているので、シンプルに塩だけで十分美味しく仕上がります。

オムライスの卵をふわふわにするコツは

  1. フライパンは20~22㎝サイズのテフロン加工されたものを使用する。
  2. 卵はよく混ぜておく。
  3. 卵に牛乳を加える。
  4. 卵を入れる前のフライパンは油をよく馴染ませる。
  5. 卵はフライパンに入れたら手早く仕上げる。

の5つを押さえておきましょう。

初めは上手く出来ないかもしれませんが、コツをつかんでくれば美味しいふわふわオムライスが作れますよ。ぜひ試してみてください。