お手頃価格でヘルシーな鶏むね肉。いざ調理すると脂肪が少ない分、焼くとパサパサしてしまうのが難点ですよね。
ですが低温で調理することでパサパサせず、しっとり柔らかく食べることができます。
ではどのくらいの温度でどれくらいの時間火を通せば良いのかをご紹介していきます。
鶏むね肉の低温調理の温度はどのくらいが適温?!
美味しく鶏むね肉を食べたいと思ったときにおすすめな低温調理。では、どのぐらいの温度で焼けばいいのでしょうか?低温調理をするときの適温は40度〜70度前後です。
ですが、通常より低い温度でお肉を焼くとなるとちゃんと火が入らないのではないかと心配になる方もいますよね。
特に鶏肉は生の状態で食べてしまうと食中毒の原因にもなりかねません。鶏むね肉を低温調理するときは中までしっかり白っぽく色が変わっていることを確認しましょう!
また、食中毒の原因になる菌は60度以上だと死滅しやすいと言われているので、60度以上での低温調理をおすすめしますが、温度をいちいち測るのが面倒だという方はお鍋の水から小さな泡が立って、沸騰しそうでしないところを目安にしください。
鶏むね低温調理の時間はどのくらい?
鶏むね肉の低温弔辞の温度がわかったところで、次は気になる調理時間についてです。
鶏むね肉は中まで火が通っていないとお腹を壊してしまう可能性があります。低温でしっかり火を通すには30分以上は加熱する必要があります。
特にお肉を冷凍して保存している人や冷蔵庫から出してすぐに調理をすると、火が通るまでに時間がかかってしまうので、お湯が用意できるのを待っている間や夕飯のおかずを作るときに低温調理を実践するというとき、時間に余裕があれば朝のうちに室温に戻しておくと効率よく調理が進みますので、実践してみてください。
加熱に30分以上、その前に室温に戻すと意外と手間がかかる?と思った方もいるかもしれませんが、室温に戻すのは鶏むね肉を冷蔵庫から出しておくだけ。
加熱をしている間に洗い物や他の料理をしてしまえばあっという間に時間はたっちゃいます。
後はお湯に入れて放っておけばいいので、火元につきっきりになれないという方や面倒くさがり屋さんでも挑戦しやすくおすすめです。
繰り返しになりますが、低温調理にチャレンジする時は、食べる前にしっかり鶏むね肉の中まで色が変わっているか確認をお忘れなく。
鶏むね肉の低温調理おすすめレシピはこれ!
鶏むね肉の低温調理の温度や時間を確認したところで、早速おうちで実践するためのおすすめのレシピをご紹介します。
【材料】
・鶏むね肉 200g
・ねぎ 4分の1
・料理酒 大さじ1
・砂糖 小さじ1
(タレ)
・しょうゆ 大さじ1
・酢 大さじ1
・砂糖 大さじ1
・すりおろしにんにく 小さじ1
・ラー油 お好みで
【作り方】
- 水が沸騰するちょっと前、鍋のそこにプツプツと泡が出てくるくらいまで温めます。
- お湯の用意ができるまでの間に鶏むね肉にフォークで何箇所か刺します。
- ①でしっかり温まったら、ジップロックなどの袋に料理酒と砂糖、鶏むね肉を入れて30分程度湯煎するだけ。
低温調理のやり方はとても簡単ですよね。
鶏むね肉にフォークを刺す工程なんて子どもが喜んでお手伝いしくれますよ!
湯煎してる間にタレを作っておけば時短にもなります。ラー油はお好みで整していれてください。
晩酌のおつまみや冷奴の上にのせるのもおすすめ。
いつもサラダにはドレッシングをかけているという方は大胆にこのよだれ鶏をのせてしまえばこれだけで満足感も一気に増すことでしょう。
このほかにも、ストック料理にもおすすめな「鶏ハム」も低温調理なら簡単に作ることができます。作り方は以下の通りです。
【材料】・鶏むね肉 1枚
・砂糖 小さじ2分の1
・塩orマジックソルト 小さじ1
【作り方】
ジップロックに鶏むね肉を入れて、砂糖と塩またはマジックソルトを塗り込んで湯煎するだけなのでとても簡単ですね。
鶏ハムはそのまま食べるのはもちろん、サラダのトッピングに使ったり、お弁当のおかずにしたりなど使い道はたくさんあります。
野菜を巻いて作れば彩りも綺麗になるので、お客さんが来たときのおもてなしメニューとしれも食卓を華やかにしれくれます。
私もお弁当のおかずのネタが尽きてきたり、鶏むね肉を食べるとしたら照り焼きやチキンステーキばかりで飽き飽きしていたので、低温調理を取り入れてみます。
まとめ
低温調理で調理するとパサパサになりがちな鶏むね肉も驚くほどにしっとりと柔らかく食べることができます。
私も鶏むね肉はよく使いますが、鶏むね肉を丸々一枚焼こうとするとなかなか火が通らなくて、結局小さく切ったり、肉厚な状態で食べたいと思っても、火を通すのを優先して薄くしてから加熱しないといけなかったりとなかなか思ったような料理を作れないこともありました。
鶏むね肉はカロリーが低く、たんぱく質も豊富な食材なので、日頃から積極的に食べたい食材だと思ってはいるのですが、食べ方がマンネリ化しがち。
ですが、この低温調理ならじっくり火を通すので、ボリューミーな料理にも向いていますよ。さっそく取り入れて、料理のレパートリーを増やして楽しんでください。