料理のあれこれ

夏野菜カレーは素揚げしないでもOK?素揚げのコツや素焼き法は?

夏野菜カレーといえば素揚げした野菜がゴロっと入っているイメージですが、素揚げってしないとだめなのか気になります。
暑い夏に揚げるのはとっても面倒!そこで素揚げしないでも夏野菜カレーを美味しく食べる方法や、素揚げのコツ、素焼き方法をご紹介します。

夏野菜カレーは素揚げしないでもおいしく作れるの?

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どうしても食欲の落ちる暑い夏に少しサッパリとカレーを頂きたいときに、旬の夏野菜をトッピングしたカレーは、もってこいのメニューです。

ただ、野菜を素揚げするのが面倒…

そんな人におすすめなのが「夏野菜の素焼き」です。

最近は揚げ物も少量の油で揚げ焼きをする人も多いですよね。

今回カレーにトッピングするのは野菜なので、油をあえて使う必要はありません。

見た目はほぼ同じ、野菜が焼けた(焦げた)香ばしい香りが食欲をそそること間違いなしです!

素焼きなら油の処理など面倒な片付けも不要なので、ぜひ「素焼き」試してみてください。

夏野菜カレーを素焼きでおいしく作る方法!

『素焼き』は、夏野菜の水分を飛ばし旨味をぎゅっと濃縮することに加え、表面をカリッと焼いた焦げ目が香ばしく鼻をくすぐり、中がホクホクした触感を舌で楽しめる、という良いことずくめの調理方法です。

夏野菜の素焼きのコツ① 電子レンジで下処理すべし!

夏野菜は、焼くだけでは火の通りが悪い食材もあるので、焼く前に電子レンジで加熱しておくのがおすすめ!

そのほうが、あとは素焼きで表面を焼くだけで、表面カリカリ、中ホクホクとなりますよ。
焼き時間も短くなって、暑い夏には先に火を通しておくのがおすすめです。

夏野菜素焼きのコツ② フライパン+アルミホイルを使うべし

素揚げに比べて、後片付けが楽な素焼きですが、より楽したいなら「フライパン+アルミホイル」がおすすめです。

焼くだけなので、フライパン以外にもグリルを使ったり、トースターやオーブンでも調理は可能ですよ。

どの調理器具を使い時もアルミホイルをうまく使えば、あとの片付けが楽になるのでぜひ試してみてください。

夏野菜の素焼きを美味しく食べるひと手間!

素揚げ、素焼きとも味付けをせずにそのままが普通ですが…

スパイス、調味料を使って野菜に下味をつけてしまうのもおすすめ!

好みやカレーとの相性もあるのであれこれ試して美味しいパターンを見つけてみてください。

暑さでばて気味の場合は、ニンニクをプラスするのもおすすめですよ。

野菜の素揚げのコツはこれ!簡単失敗なしの方法!

素焼きも美味しいけど、やっぱり素揚げのほうが好き!

そんな人に、野菜の素揚げのコツもお伝えしちゃいます。
ポイントを押さえれば失敗なしなのでぜひ参考にしてみてください。

野菜素の揚げのコツ① 野菜は直前まで冷蔵庫で冷やすべし!

野菜(種)は揚げる直前まで冷蔵庫で冷やしておきましょう。

また、表面の水分はできるだけふき取っておくことです。
油との温度差で野菜に含まれている水分が短時間で蒸発するので、カラッと揚げることができます。

野菜の素揚げのコツ② 野菜は大きめに切るべし!

夏野菜を大きめに切っておくと、揚げる時の表面積を小さくすることができるので、油の吸収を少なく抑えることができます。

カロリーが気になる場合は、特におすすめです。夏野菜の食感を味わうにはもってこいです。

野菜の素揚げのコツ③ 野菜の種類で油の温度を変えるべし!

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油の温度は野菜の種類で変えるようにしましょう。

  • 葉もの、実のものは少し高くして170~180℃(お箸を入れると小さな泡がすごい速さで出てくる)
  • 根菜類は150~160℃(お箸を入れると小さな泡が出る程度)

野菜の素揚げのコツ④ 油の温度の低下に注意すべし!

できるだけ油を高温に保つために少しづつ揚げていくことを心がけてください。

一度にたくさんの食材を投入してしまうと、油の温度が急激に下がってしまうので、仕上がりが悪くなってしまうので要注意です。

野菜の素揚げのコツ⑤ 彩りが勝負の野菜は揚げ時間に注意!

ピーマンやナスは色合いを保つことも重要ですから、あまり長く火を通さないように気をつけましょう。

せっかくのきれいな色合いが台無しになってしまいます。

野菜の素揚げのコツ⑥ 油の表面積が広くなるフライパンを使うべし!

調理器具は、やはり後処理が簡単なフライパンがおすすめです。

口径も大きく、揚げる食材を投入するのがすごく簡単です。ただし、やはり油で揚げる工程ですので、深型のフライパンを使うようにしましょう。

以上、ポイントとなりそうなところをまとめてみましたが、皆さんそれぞれの工夫で、『素揚げ』夏野菜のおいしさを引き出す工夫に挑戦してみてくださいね。

まとめ

今回は、夏野菜カレーを調理するうえで、メインとなる夏野菜の過熱方法として、『素揚げ』と『素焼き』について、調理ポイントをまとめてみました。

いつもは夏野菜の『素揚げ』としてカレーにトッピングしていますが、野菜が焼けた(焦げた)香ばしい香りが食欲をそそる『素焼き』も、また違った風味でいただけます。

『素揚げ』の時の調理ポイントとしては、大きめに切った夏野菜を、事前に冷蔵庫でよく冷やしておき、150~180℃の油(食材によって変えてください)で、少しづつ揚げるのがポイントです。

また、調理器具は深めのフライパンがおすすめです。

『素焼き』の時のポイントとしては、夏野菜は前処理として1分程度電子レンジで加熱をしておいてください。

また、カレー味を引き立てる意味で、ニンニクやしょうゆなどを垂らすのも隠し味としておすすめです。

調理器具は、これもフライパンがおすすめです。あまり汚れないということで、片付けもとても簡単です。