保存方法&賞味期限

アスパラの作り置き日持ちや冷凍はできる?おすすめレシピ3選!

食事に彩りを添えてくれるアスパラ。お弁当にも嬉しい野菜ですよね。作り置きしておいて手軽に食卓に並べたい!という方も多いのではないでしょうか。
作り置きしたアスパラの、日持ちはどれくらい?冷凍保存はできるの?保存方法のおすすめは?
さらに、アスパラの作り置きに便利な「おすすめレシピ3選」をまとめました!

アスパラの作り置きの日持ちはどれくらい?

アスパラの作り置きの日持ちは、冷蔵庫で「2〜3日」!

3日以上保管したいという場合には、冷凍保存したほうが安心です。

調味料を工夫すると「4〜5日」持ちます

塩・お酢などを使ったレシピであれば、4〜5日日持ちします。お酢を使っているマリネ、塩分のあるひじき・煮物など。

生のアスパラの日持ちは、「3〜4日」

  1. 新聞紙やキッチンペーパーを濡らしてアスパラを包み、袋に入れる。
  2. 野菜室に保存。

※野菜室にアスパラを立てた状態で入れられる場合は、まっすぐ立てて入れるとより長持ちします!

アスパラの作り置きは冷凍できるの?おすすめの保存方法は?

アスパラの作り置きは「冷凍できます!」

ただし、アスパラの作り置きのおすすめの保存方法は、長期保存するのか?2〜3日のあいだに食べ切るか?によって変わります。

まず、長期保存するときにおすすめの「冷凍保存」についてご紹介していきます。

アスパラの作り置きを冷凍する場合

アスパラを「作り置きの状態」で冷凍する場合

 

アスパラの肉巻きなど、メインになるような大きめのおかずにオススメ。

電子レンジで温め直せば、手軽に美味しくアスパラを楽しめます。

ベーコン炒め、胡麻和えなど小分けのきくおかず
一食分ずつに小分けして冷凍すれば、冷凍したままお弁当に入れて自然解凍→お昼に美味しくいただくこともできます。

アスパラを下ごしらえしてから冷凍する場合

 

火を通す前の段階(下味まで)で冷凍しておくこともできます。

使うときは冷凍され状態(解凍なし)で加熱できますよ。下ごしらえまで終えて「あとは炒めるだけ」にしてから冷凍しておくと、お手軽に一品出来上がって便利です。

また、調理や下ごしらえをするさらに前の段階「素材のまま」冷凍しておくのも、アスパラのちょい足しやトッピングに使えて彩りプラスに便利です。

アスパラを素材のままの状態で冷凍する場合

下茹でしてから冷凍する場合
  1. 一口大・斜め切りなど、食べやすい大きさ・使いやすい大きさに切る(切らずに長いままでもOK)
  2. 1分30秒程度、塩茹でする
  3. 粗熱を取ってから、保存袋に入れて冷凍庫へ

※火が通っているかの確認方法
竹串を刺して、スッと通るかどうかが目安です。
茹で時間は目安です。火が通っているかチェックしてから冷凍してくださいね。

下ごしらえなしで「素材のまま」冷凍しておきたい場合も、一度下茹でしておくと、アスパラの甘みをぎゅっと凝縮できてオススメです。

生のまま冷凍したい場合

  1. 一口大・斜め切りなど、食べやすい大きさ・使いやすい大きさに切る(切らずに長いままでもOK)
  2. 保存袋に入れて、冷凍庫へ

長いまま冷凍したいときは、ラップをかけてから保存袋に入れると乾燥を防げます。

アスパラを一口大にカットしてから冷凍するメリット

アスパラはカットしても、長いままでも、お好きなほうで冷凍できます。調理するときに使いやすいサイズで冷凍しましょう。

なお、カットしたときのメリットには、以下のようなものがあります。

  • 冷凍保存するとき、早く凍る
  • 加熱調理するとき、火の通りが早くなる
  • 味付けをして調理するとき、味が染み込みやすくなる

冷凍アスパラを直接炒めてして調理する場合、生のアスパラのときよりも少し長めに炒めましょう。
解凍されたときに出る水分をしっかり飛ばすことで、水っぽい食感になるのを防ぐことができます。

冷凍アスパラの解凍の仕方

冷凍のまま、調理に使えます。素焼き、和え物、炒め物などにサッと使うことができて便利です。

また、あらかじめ解凍したいときは以下の方法があります。

  • 電子レンジで1本につき20秒加熱(600wの場合)
  • 直接熱湯をかけて、解凍する

アスパラの冷蔵保存の仕方

「2〜3日以内に」アスパラの作り置きを食べ切ることがわかっているときは、「冷蔵保存」がオススメ
容器からそのまま移し替えたり、電子レンジで加熱するだけで食べることができます。

アスパラを冷蔵保存する場合のポイント

  • タッパーなどの保存容器は清潔に
    きれいに洗い、乾かしてから作り置きを入れましょう。
  • 必ず粗熱をとりましょう
    作り置きを作ったら、すぐに保存容器に入れます。しばらく置いて冷めてから、冷蔵庫へ。

夏は、気温も湿度も高く、食品が腐りやすい時期です。保存目安日数は目安として捉え、作ったものはなるべく早めに食べ切るようにしてください。

アスパラの作り置きおすすめレシピ3選!

アスパラの肉巻き

【材料】
豚肉(薄切り) 10枚
アスパラガス 10本
塩 少々
かたくり粉・サラダ油 適量

【作り方】

  1. アスパラを半分に切り、下茹でする。
  2. 豚肉を半分に切り、広げる。
  3. 豚肉に塩をふって、アスパラをはじから巻く。
  4. 片栗粉を全体にまぶす。
  5. フライパンにサラダ油を熱し、焼く。

アスパラの王道レシピ「肉巻き」。
肉をしっかり食べられるメインでありながら、野菜も同時に摂れるオイシイおかずです。

調理後に保存容器に移し替え、冷蔵保存で2〜3日。たくさん作ったときは、小分けにしたあとにラップで包み、保存袋に入れると長持ちします。

冷凍する場合も、小分けしてラップをかけてから保存袋へ。冷凍庫で保管してください。

また、「アスパラを巻く」(工程③)まで作って保存袋に入れれば、あとは焼くだけの状態で冷凍保存できます。この場合、1週間程度で食べ切ることをおすすめします。

アスパラのマヨしょうゆ和え

【材料】
アスパラ 1束
マヨネーズ 小さじ1★
醤油 小さじ1★

【作り方】

  1. アスパラの根元1/3くらいをピーラーでむく。
  2. 横に1/2〜1/3に切る。
  3. 耐熱容器に入れ、ラップをする。
  4. 600wの電子レンジで1分加熱。
  5. 加熱して水が出ていたら捨てる。
  6. ★の調味料と和える。

電子レンジだけで簡単にできるのに、作り置きにも冷凍にも。1食分ずつ冷凍したものをそのままお弁当に入れて自然解凍で食べることもできます。

鶏肉のアスパラロール

【材料】
鶏むね肉 250g
アスパラ 3本
醤油 大さじ2★
砂糖 大さじ1★
料理酒 大さじ1★
みりん 大さじ1★

【作り方】

  1. アスパラの切り口を1cmくらい切り、根元の皮は1/3程度ピーラーで剥く。
  2. 鶏むね肉を観音開きにし、厚さが同じくらいになるように切る。
  3. ラップを上からかぶせたら、めん棒などで叩いて、薄く伸ばす。
  4. 伸ばした鶏むね肉の上にアスパラを乗せる。
  5. はじからくるくると巻いていき、巻き終わったらツマヨウジで留める。
  6. 耐熱容器に入れ、ラップをしたら、★の調味料を加えて600wの電子レンジで8分加熱(鶏肉やアスパラの厚みによって変わるので、火が通ったかどうか確認し、加熱時間は調節してください)
  7. ツマヨウジを取り、食べやすいサイズにカットしたら完成。

冷凍する場合
巻き終わったもの(工程⑤)+★の調味料を保存袋に入れ、空気を抜いて冷凍庫へ入れます。

調理したいときに、水に1時間ほど浸け、常温で解凍。
耐熱容器に移したら、同様にレンジで加熱してください。

見た目も華やか、ボリュームも満点の鶏肉のアスパラロール。意外なことに、冷凍もできちゃうんです!

あらかじめ下ごしらえまでして冷凍しておけば、時間がないときでも食べることができますね。
冷蔵保存しておいて、日々の食卓の楽しみとして手軽に並べても。

まとめ

 

食卓に緑を添えてくれるアスパラ。手軽に美味しい作り置きができるだけでなく、冷凍保存しても美味しくいただけます。

また、素材のまま冷凍することで、ササッとちょい足しやトッピングにできるのも魅力ですね。

メインにも副菜にもなるアスパラを使った作り置きを、皆さんも是非作ってみてくださいね。