オクラの茹で時間が何分なのか、下処理についてご存じでしょうか?
茹で上がりの目安がつかめずついつい茹ですぎて柔らかくなりすぎてしまう、なんて失敗もあると思います。
今回はそんなオクラについてご紹介していくので、おいしい食感のオクラを茹でることができるようになりましょう!
オクラの茹で時間は何分!見分け方は?
まずはオクラの茹で方ですが
時間で言うと約1分間です。
沸騰したお湯に下ごしらえしたオクラを入れます。
オクラを入れた後、お湯が再度沸騰してから一度表裏の向きを返して、5~7秒ほど待ちます。
茹で上がったどうかの見分け方はオクラのガクの下あたりに串を刺して、すっと通るくらいです。
茹で上がったオクラは氷水にサッとつけてから、すぐザルに上げて冷まします。
急激に冷やすことで、色が鮮やかになります。
次にオクラの下処理について説明します。
- オクラをさっと水洗いします。
- 茎の部分を切り落とします。(成長しすぎたオクラでなければガクから茎の部分も美味しく食べることができますよ)
- ヘタの近くのガクを切り取ります。
- まな板の上に置き、オクラに塩をつけて手のひらでやさしくつぶさないように注意しつつ押さえながら前後に転がして、表面をなめらかにしましょう。
※塩をつけたまま茹でると下味がつくので塩は洗い流さずそのまま茹でてください。(塩もみをすると色よく茹でることができますよ!)
冷蔵庫で保存する場合は、ゆでた翌日くらいまでに食べましょう。
オクラはかために茹でると、シャキシャキとした食感で粘りが控えめでになります。
長めに茹でてやわらかくしたものを刻むと、とろとろ、ねばねばの食感になります。
茹で方によって食感が全く変わってくるので料理に合わせて茹で時間を変えてみてください。
オクラの素揚げのコツは?
オクラは身の中の空気が密閉された構造になっています。
素揚げをすると膨張し破裂する恐れがあるので、下処理として穴を開ける必要があります。
穴の開け方は竹串で開けても良いですし、包丁の切っ先で小さく穴をあけても良いです。
揚げ油を170〜180℃に熱し、オクラを素揚げしていきます。1分ほどが目安となります。
油の中に一度にたくさん入れすぎてしまうと、油の温度が下がりすぎてしまうので、量が多い場合は数回に分けて揚げるとよいです。
オクラレシピ簡単おすすめレシピ3選!
おすすめのオクラ簡単レシピの1個目はオクラが主菜になる
【材料】
オクラ 8本
豚肩ロース肉・しょうが焼き用・2~3mm厚さ 16枚
水 1カップ
砂糖 大さじ3
しょうゆ 大さじ2
みりん 大さじ2
和風だしの素 小さじ1
一味唐がらし 少々
サラダ油 大さじ1
【作り方】
- オクラはガクの部分を包丁でむく。(今回は塩もみは必要ありません)
- 豚肉をオクラの長さに合わせて横2枚に並べます。
- オクラ1本を豚肉できつく巻く。
- フライパンに油を熱し、豚肉の巻き終わりが下になるように入れて焼き、転がしながら、全体に焼き色をつける。
☆最初に肉の巻き終わりから焼くことで豚肉がはがれにくくなります。 - 余分な油が出たらキッチンペーパーで拭き取り、調味料を加えます。
さらに転がしながら煮ていきます。煮汁がなくなってきたら弱火にして、照りがつくまでよく煮からめます。
おすすめのオクラ簡単レシピ2個目はさっぱりとした主食に
【材料】(2人前)
そうめん 3束
まぐろ(刺身) 150g
オクラ 3本
しょうが 小さじ1
納豆 1パック
長いも 120g
水 2カップ
鶏がらスープ 大さじ1・1/2
小ねぎの小口切り 適量
みょうがの小口切り 適量
大葉の細切り 適量
ごま油 適量
【作り方】
下準備・水と鶏がらスープを混ぜ合わせてスープを作り、冷蔵庫で冷やします。
- まぐろは2cm角に切ります。
- オクラは塩もみをし茹でます。
- オクラは薄切りにし、長いもは1cm角に切ります。
- ボウルにまぐろ・オクラ、長いも、しょうがを入れて軽く混ぜ合わせます。
- 別のボウルで納豆を入れて粘りが出るまで混ぜます。
- そうめんはゆでてザルに上げ、氷水につけ水気を切ります。
- 器にそうめんを盛り、④と⑤を乗せます。
お好みで小ねぎ、みょうが、大葉も乗せたら下準備で作っておいたスープをかけます。
最後にお好みでごま油をたらします。(ごま油はなしでもよいです。あっさりとした仕上がりになります。)
おすすめオクラ簡単レシピ3個目は副菜におすすめの
【材料】
オクラ10本
きゅうり3本
☆塩昆布 (細切り)15g
☆レモン1/2コ
☆ごま油小さじ2
☆ごま大さじ1
【作り方】
- オクラはガクとヘタを取り除きます。塩もみをして茹でます。
- きゅうりは麺棒などでたたいてから一口大に切る。
麺棒でたたくことで味がしみこみやすくなります。 - ボウルにきゅうり、オクラ、☆の調味料をいれあえます。
まとめ
オクラは茹で時間で異なった食感になるので、料理に合わせて茹で加減を変えていきたいですね!
素揚げの際は穴を開け忘れると火傷の原因になるので気を付けてください。
揚げ油をサラダ油だけでなくオリーブオイルで揚げるとまた風味が変わって美味しいので是非お試しください。