ポテトサラダは子供から大人まで人気で家庭でもよく作りますよね。でも、じゃがいもって種類も多いので、どれがポテトサラダに向いているのかまで考えたことはない人も多いです。
ここでは美味しいポテトサラダを作るために、じゃがいもの種類のおすすめやじゃがいもの茹で時間や皮付でゆでるのかなどお伝えします。
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ポテトサラダに合うじゃがいもの種類はこれ!
じゃがいもの種類で有名なものは4種類あり、それぞれに特徴があります。使うじゃがいもが違うだけで美味しさも変わってきたり、時期によって美味しいじゃがいもが違ったりします。
ここでは4種類のじゃがいもの特徴とポテトサラダに合うじゃがいもについてご紹介します。
男爵いも
男爵いもは見た目は丸くゴツゴツした形で芽のくぼみが深いという特徴があります。芽を取るのにいつも苦戦します。ホクホクとした食感が特徴で加熱して潰す料理に適しています。
しっかりとしたじゃがいもの風味を味わいたい方におすすめです。固形を残して大きめに潰すとホクホク感がアップします!
メークイン
メークインの見た目は長い卵のような形をしていて表面にくぼみが少なく皮が剥きやすいという特徴があります。じゃがいもの中でも甘みが強い品種になっていてそれも特徴の一つです。
ねっとりとした食感なので、なめらかなポテトサラダが好みの方にはおすすめです。固形は小さくマッシュを多めにすると、いい感じのなめらかさになります!
キタアカリ
キタアカリは男爵いもを交配して作られたじゃがいもなので、見た目の丸くゴツゴツした形は男爵いもとよく似ています。男爵いもと同じようにホクホクした食感を楽しむことができます。
また食味が良く、他のじゃがいもよりビタミンCが豊富に含まれています。新じゃがいもの時はホクホク感が強く、4月以降はねっとりとしたなめらかさと甘みが楽しめます!季節によって食感が変わってくるじゃがいもです。
ニシユタカ
新じゃがいもの大半はこの品種です。やや固く煮崩れしにくいので、なめらかなポテトサラダを作ることができます。メークインと同様に固形は小さめにしてマッシュを多めにするのがおすすめです。
つまり、ホクホクな食感を楽しめるポテトサラダにするか、なめらかさ重視のポテトサラダにするかで選ぶじゃがいもが変わってきます。
それぞれのじゃがいもの特徴を押さえて、好みに合った最適なポテトサラダを作ってみてください。
ポテトサラダのじゃがいもの茹で時間はどのくらい?時短するには?
ここではベストなじゃがいもの茹で時間やじゃがいもを茹でる時のポイントなどをご紹介します。これまでとはまた違ったホクホク感がアップするポテトサラダを作れるようになります。
基本の茹で方は、沸騰してからは中火から弱火でコトコトゆでることです。沸騰してから15分、火を止めて15分が美味しく茹でるポイントです。
弱火でじっくり30分と書かれているレシピが多いと思いますが、沸騰してから15分、火を止めて15分の方がもっちりしっとり感がでて、じゃがいもの味も濃くなって美味しくなるんです。
時短するにはどうすればいいの?という疑問についてですが、
レンジでチンするのがおすすめです!
電子レンジでじゃがいもを温めると、水にさらさないので栄養は逃さず、しかもじゃがいも1個3分で加熱完了です。
鍋で茹でたじゃがいもに比べると甘みは少し控えめになっていますが、それでも十分美味しく食べることができます。
ポテトサラダのじゃがいもは皮付でゆでる?
じゃがいもは皮付で茹でてもOKなんです!むしろ、皮付のまま茹でることで、香りやビタミンCなどの栄養を逃すことなくホクホクした食感を楽しむことができます。
皮ごと茹でる場合の手順は以下の通りです。
- 表面についてじゃがいもの土をよく洗い落とし、芽を取ります。鍋にじゃがいもを入れ、たっぷりの水を加えて強火にします。このとき、じゃがいもを重ならないように入れるのがポイントです。
- 沸騰したら火を弱めます。鍋に小さい泡が常に出てくる状態をキープしたまま、20~30分程茹でます。じゃがいもの大きさによって茹で時間を増やしたり減らしたりなど調節してください。
- スッと竹串が刺さるくらいまで茹でたら、火を止めてじゃがいもを取り出します。
- 熱いうちに皮を剥きます。やけどしないように注意してください。
また皮付のまま茹でる時にあるひと手間を加えると、じゃがいもを調理するときに少し面倒な皮むきが簡単に出来てしまうんです!
それは…じゃがいもの皮に切れ目を入れて水からゆでるということです。
茹でる前に、じゃがいもの表面に包丁の刃を当て、じゃがいもを回しながら中央部分にぐるりと深さ1~2㎜程の切れ目を皮に一周入れます。隠し包丁をあらかじめ入れておくというわけです。
茹で上がったときにその切れ目から皮がめくれるので簡単に剥けます。
まとめ
ポテトサラダに合うじゃがいもは、なめらかさ重視かホクホク感重視かで4種類の中から選ぶじゃがいもが変わってくるので特徴を抑えることが重要になってきます。
じゃがいもの茹で時間は、沸騰してから15分、火を止めてから15分が一番おいしい茹で方なのでじっくりコトコト茹でましょう。
そしてじゃがいもは栄養も美味しさも逃がさない、皮付で茹でることが大切です。
このポイントを抑えると、いつもと一味違った美味しいポテトサラダを作ることができます。ぜひ試してみてください。