レシピを見ていたら料理酒ってあるけど、家にないって事ありますよね。
そんな時、料理酒ってなくてもいいの?何か代用できるものないかなと気になりますよね。
今回は料理酒はなくてもいいのか、料理酒の代用に水や梅酒はどうなのかお伝えします。
Contents
料理酒ってなくてもいいの?
料理酒は入れなくてもいいのでしょうか?正解は『なくてはならない存在』です!!
なぜなら入れることでぐんっと料理の腕が上がるからです。
では、なぜ料理酒が必要なのか知っていますか?料理酒にはこのような役目があります。
- 肉・魚の臭みを消す
- 旨みを引き出す
- お肉を柔らかくする
- 風味がゆたかになりまろやかな味わいになる
- 料理に味がしみこみやすい
入れると入れないとでは料理の仕上がりに差が出ますね。
料理酒は私たちにとって欠かせない調味料です。
料理酒と清酒の違いって?
料理酒にはスーパーで売っている料理酒と、いわゆる日本酒である清酒は違うって知っていましたか?どのように違うのでしょうか。
- 料理酒には食塩が含まれます。清酒には食塩が含まれません。
- 料理酒には甘味料や旨み成分が加えられて、簡単に旨みを引き出せるようにできています。いわば、だしの素のようなお手軽調味料です。
- 清酒は、そのまま飲んでもおいしい日本酒です。余分なものは加えずすっきりとした味わいになっています。
料理酒は、様々な成分が含まれることで清酒にくらべて味が濃く仕上がり、旨みが出ていると感じたりします。
私のような料理初心者さんには料理酒のほうが簡単に味が整いやすいので人気です。
清酒のすっきりとした仕上がりを好む人もいます。
また、清酒は素材の味を閉じ込め風味をゆたかにします。
料理を何十年と作り続けているベテランお母さん世代には清酒の方が人気です。
清酒のすっきりとした感じを上手に活かせるんですね!!
結局のところ、どれを選ぶかは人それぞれ。
いろいろな料理酒と清酒を好みに応じで使い分けるといいでしょう。
料理酒っていつ入れるの?
料理酒ってどのタイミングで入れるものなのでしょうか。
調味料には入れる順番
「さ(砂糖)・し(塩)・す(酢)・せ(醤油)・そ(味噌)」
料理酒を入れるタイミングはこの中でいうと・・・
「さ(砂糖)」の前です!!
最初に素材の臭みを消してくれます。その後、味が染み込んでいくのですね。
料理酒の代用は水でもいいの?
料理酒がない時、代用は水でもいいのでしょうか。
水を入れても味が薄くなるだけで代わりにはなりません。そんな場合は一工夫。
水に食塩を3%ほど加えると料理酒と同程度の塩分濃度となります。
水だけでなんとかしたい!という時は食塩をちょっと多めに入れましょう。
ただし、風味は出ませんのでご注意を。
料理酒の代用に梅酒は酢はどう?
料理酒の代用として梅酒や酢は使えるのでしょうか。
料理酒の代わりに梅酒を使う
ご自宅で毎年梅酒を漬ける人もいらっしゃいますよね。
そんな梅酒は料理酒の代わりとして使えますよ。
ただし、甘味が強いので、注意が必要です。
梅酒を使う場合は、砂糖の量を調整しましょう。
気になる香りも火を通せば気になりません。
青魚の煮物、こってりとした肉じゃが、甘味が決めてのテリヤキソースにおすすめです。
梅酒以外にも果実酒は同様の使い方で代用することができます。
ちょっとしたフルーツの風味が料理にさわやかさをプラスしてくれますね。
料理酒の代わりに酢を使う
酢といえばあの強烈な酸味。料理酒の代わりに使うことができるのでしょうか。
酢はお肉を柔らかくする効果があります。お肉を柔らかくする目的であれば酢を使ってもよいでしょう。ただし、酢のツンとした臭い、酸味は火を通しても消しきれません。
味付けの強り料理だったらよいですが、やさしい味わいの料理の時に酢を使うのは向いていないです。
以下では梅酒、酢のほかに料理酒の代用で使えるものをご紹介します。
その他、料理酒の代用品として使えるもの
ワイン
料理酒の代わりで、まず使いやすいのは白ワインです。アルコールで臭みを消し、フルーティーな風味で上品な味わいに仕上げてくれます。
赤ワインは臭みを消し、ポリフェノールが風味を増してくれますので、お肉の煮込み料理などによく使われますね。
ただ、赤ワインの濃い色味が料理の見た目を損ねてしまいますので、和食にはおすすめしません。
アサリの酒蒸しを白ワイン蒸しにするのもおすすめですよ。
和食に使用する場合は白ワインを使いましょう。
みりん
みりんの成分は米、米麹、アルコールなど、料理酒の成分と似ています。
ただ、糖分が多いので、料理酒と同じ使い方をすると甘くなりすぎます。
また、みりんには「みりん風調味料」と「本みりん」があります。
みりん風調味料にはアルコールが含まれませんので、使う場合には本みりんを使いましょう。
味見をして砂糖の量も減らしましょう。
ビール
ビールには風味やコクを深める効果があります。
また、炭酸成分がお肉の繊維を柔らかくしてくれます。
お肉を煮込む際にはビールを料理酒代わりに使うことができます。
缶を開けたのに飲みきれなかったビールを入れてもいいですね。
焼酎
焼酎の一般的なアルコール度数は20度~25度と、高く肉や魚の生臭さをとってくれます。
ただし、焼酎だけでは風味を増すことできません。
焼酎を使用する場合には、一緒に他の調味料を使って味付けを工夫しましょう。
まとめ
料理酒にはおいしい料理に仕上げる様々な効果があるんですね。
やっぱり料理に欠かせないアイテムですね。
料理酒を使いこなすことで料理の腕を上げられそうです!
料理酒が無かった場合もあきらめないで、手元にある調味料を上手に使っておいしい料理に仕上げましょう!!