いまや大人気の韓国料理「チヂミ」。そんなカリッ!ふわっ!のチヂミ独特の食感を、自宅でも再現して食べたい!という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、チヂミをおうちで簡単に作るための材料・調理方法と、チヂミを美味しそうに盛りつけるコツをまとめました!
Contents
チヂミの材料 基本はこれ!
そもそも「チヂミ」とは?
食材を水に解いた小麦粉と合わせて、油で平たく焼いた料理のことを言います。
この説明だけを見ると、日本の「お好み焼き」とも似ていますね。
お好み焼きとの違いはここ!
どちらも基本は「小麦粉」ですが……
- チヂミ→もっちり!(小麦粉+片栗粉or米粉)
- お好み焼き→ふっくら!(小麦粉+ベーキングパウダー)
このように、小麦粉に加える粉の種類によって、食感が異なっているのです!
そのため、好きな食感に合わせて、お好み焼き粉を使ってチヂミを作ることも、チヂミ粉でお好み焼きを作ることもできます。
ここではまず、基本となるチヂミの作り方について見ていきます。
チヂミには、「チヂミ」とチヂミにつける「タレ」に使う材料が必要になります。
チヂミ
小麦粉 100g
卵 1個
お好みの野菜
ごま油
基本のタレ
しょうゆ:酢=1:2
※野菜でよく使われるもの
・ニラ
・にんじん
・たまねぎ などを、5cm程度の細切りに。
※油はサラダ油でも可。
ごま油で焼くと、より香ばしく仕上がります。
好みの食感でつくろう!
粉を変えて、好きな食感のチヂミにすることができます。
- 小麦粉+片栗粉で作るチヂミ
(外はカリッと、中はふっくらがお好みの方) - 小麦粉のみで作るチヂミ
(カリッと歯応えよく!がお好みの方) - 片栗粉のみで作るチヂミ
(もっちもちに仕上がります) - 市販の「チヂミ粉」で手軽に!
(基本的にはふっくらめにできます、パッケージをご確認ください)
好きな具材を追加しよう!
更に自分好みに、美味しくカスタマイズ!
タレにもバリエーションをつけると、味の幅が一層広がります。
【チヂミのトッピング】
◎チーズチヂミ
◎海苔チヂミ
◎海鮮チヂミ
◎キムチチヂミ
◎明太子チヂミ
【タレのトッピング】
ごま油、ラー油、豆板醤、白ゴマ、細ネギ
チヂミの可能性は無限大。
我が家で作るときには、チーズ大好きな私と海鮮大好きな夫で「チーズ海鮮チヂミ」をよく作ります。
また、チヂミ本体はベーシックな味付けにして、辛くしたい場合はタレを辛口にすると、子どもも一緒に楽しめるのでオススメです。
子どもの分には、ミックスベジタブルと海苔を入れて焼くと、もりもりたくさん食べてくれます!野菜がたくさん摂れて、大人も子どもも嬉しいですね。
チヂミの作り方 簡単なのはコレ!
- ごま油を敷いて、中火で熱する
- タネを流し入れ、丸く整える
- 焼き目がついたらひっくり返し、両面焼く(中火で3〜4分)
これで完成です!簡単、手軽ですね。
この焼き方だけで十分おいしく食べることができますが、ここではよりおいしく焼くためのポイントを3つご紹介します。
- なるべく薄く焼く
チヂミの「カリッと」した食感を出すために、生地はなるべく薄くしきましょう。 - 油を多めに敷く
チヂミの特徴である「外側はカリッと」「こんがり」仕上がります。 - 更に香ばしくしたいときは「追いごま油」
焼けたタイミングで、追加で1回しごま油をかけると香りが立ち、食欲をそそります。
また、勿論フライパンでも作れますが、「ホットプレートでワイワイ焼く」のもオススメです!
どの具を入れる?焼けたかな?さあ、ひっくり返すよ〜!と、ワイワイしながら作って食べられます。具材次第で色々な味が楽しめるので、ホームパーティーのときのメニューとしても活躍してくれそうですね。
チヂミの盛り付け方は?
さて、完成したチヂミ。
どうやって盛り付けたらいいのでしょう。
切り分け方
基本は「食べやすい大きさに切る」。ルールはありません。
- 「格子状に、縦横にまっすぐ切る」
お店でもよく見る切り方。中央部分が真四角に切れます。 - 「円の直径に沿って等分する」
ケーキを切るときの要領で、人数分になるように切り分けます。
ただし、チヂミにはニラが入っていることが多いので、ニラの方向に沿わない切り方をすると繊維が硬くてニラがなかなか切れない!という場合が多いです。
「等分に切りたい」「細長く切りたい」という場合でなければ、「縦横にまっすぐ切る」をオススメします。
盛り付けの例
- 大皿に切り分けたチヂミをそのまま乗せる
多くの場合、このようにして盛り付けるかと思います。
フライパンやホットプレートの上であらかじめ切ってから盛り付けるとスムーズです。 - 大皿の上に、チヂミと小皿に乗せたタレを乗せる
お店で提供される場合によく見られる盛り付け。タレが同じお皿に乗っているので、つけて食べやすいです。見た目も華やかになりますね。 - 盛り付けせず、ホットプレートから取る
パーティ形式でチヂミを焼いた場合、盛り付けずにそのまま小皿に取ることで、熱々のチヂミをいただくことができます。
まとめ
本格的な韓国料理で難しそう……かと思いきや、意外にも、家にある材料でささっと手軽に作れるチヂミ。大人のお酒のおつまみにも、お子さんのいるご家庭でのおやつ、ホームパーティーでも活躍してくれる万能メニューです。
お好きな具材とタレを用意して、自分流、我が家流のチヂミを作ってみてくださいね。