ピーマンは、苦いし小さいころから苦手。子供も好んで食べないから滅多に買わないなんて方多いですよね。
ピーマンは匂いも強く、苦いですが、β‐カロテンやビタミンCが豊富に含まれているので体にはとても良いです。でも、嫌いな野菜の上位に入っているし・・・なかなか気が進まないですよね。
そこで今回は、美味しいピーマンはどこで見分けるのか、甘いピーマンの見分け方や基準があるのか、苦みの少ないピーマンはどこを見て選べばいいのかをご紹介します。
Contents
美味しいピーマンの選び方!
せっかくなら美味しいピーマンを食べたいですよね。
でも、美味しいピーマンの見分け方なんてわからない。
どこを見たらいいの?大きさは?色は?など、選ぶ基準が難しいですよね。
そんな美味しいピーマンを選ぶポイントは3つです。
- ヘタ
- 色
- 見た目
順番に見ていきましょう。
美味しいピーマンのヘタの形は?
まず、ピーマンを買うときは、ヘタに注目してみてください。
ヘタが黒っぽく変色している。
または、乾燥しているものは古い可能性があります。
新鮮で美味しいピーマンは、ヘタがみずみずしくて綺麗なものです。
美味しいピーマンの色は?
濃い緑色、薄い緑色、様々なピーマンがあってどれにしていいか迷いますよね。
そんなときは、色ムラがなく均一に濃い緑色のピーマンにしましょう。
濃い色のほうが、ビタミンCがたくさん含まれて体にもいいです。
美味しいピーマンの見た目は?
ピーマンは全体につやがあり、重く張りのあるものが肉厚でみずみずしいです。
なるべく、しなびていたり、細かったりするものは選ばないようにしましょう。
ピーマンが痛んで腐っている時の見た目は?
一番わかりやすいのは、見た目ですよね。
使い切れずそのまま冷蔵庫に入れていたら、色味が茶色や黒っぽくなって、変色していたなんてことはないでしょうか。
色味が茶色や黒っぽくなって、変色していたたら、痛んでいることもあるので注意が必要です。
また、しわくちゃになって触ると弾力もなくなり、ぶよぶよになって痛んでいることもあります。
ピーマンが赤くなったり黄色くなったりする場合もありますが、これは熟しているだけで傷んでいるわけではありません。
熟すと青臭さが減って甘みが増します。
冷蔵庫に入れて放置されていたなんてことがないように、なるべく早めに使い切り、新鮮で美味しい状態で食べるようにしたいですね。
ピーマンの甘いものの選び方は?基準はあるの?
ピーマンのヘタの形は、5角形になっているものと、6角形になっているものがあります。
実は、ピーマンはヘタの形によって甘味が変わってきます。
6角形のピーマンは、肥料をしっかり与えられて育ったものなので、甘味が強くなります。
逆に、5角形のピーマンは肥料が足りていないので甘味が弱いです。
甘いピーマンを選ぶときには、なるべく6角形のものを選ぶようにしましょう。
苦みの少ないピーマンの選び方は?
ピーマンは、緑色だけだと思っていませんか?
実は、ピーマンにも赤いものがあるんですよ。
緑のピーマンよりも、赤いピーマンの方が、苦みが少ないとされています。
それは、緑色のピーマンは未熟果で、完熟すると赤や黄色になるからです。
熟すことによって、青臭さが減り甘味が増し、更に、βカロテンやビタミンCの栄養価もパワーアップします。
苦みが少なくなり、栄養価が高くなるなんて嬉しいですね。
こどもピーマンなら食べられるかも!?
苦いピーマンが苦手で、どうしても食べられない。
そんな方に最適な「こどもピーマン」というものもあります。
こどもピーマンは、見た目は細く、しし唐みたいですが、味は甘く、苦みが少なく、水分含量が多く果肉が厚くジューシーで食べやすいです。
ピーマンの苦みが苦手で、どうしても食べられない方は、こどもピーマンを試してみるのもいいかもしれませんね。
苦みを抑え、ピーマンを美味しく食べられるレシピ
苦みのあるピーマンを美味しく食べられるレシピをご紹介していきます。
<材料(4人分)>
豚ひき肉…200g、玉ねぎ…1個、人参…1本、ピーマン…2個、おろししょうが…小さじ1、おろしにんにく…小さじ1、カレー粉…大さじ2、ケチャップ…大さじ2、ウスターソース…大さじ1、水…3/4カップ、カレールー…1個半、コンソメ…1個
<作り方>
- 人参、玉ねぎ、ピーマン、はみじん切りにする。
- フライパンに油を熱して、おろししょうが、おろしにんにくを焦げないように中火で炒める。
- しょうがと、にんにくの香りがしてきたら、1と豚ひき肉を加え炒める。
- 火が通ってきたら玉ねぎ、人参、ピーマンを加え炒める。
- 少し火が通ったところで、豚ひき肉を加え色が変わるまで混ぜる。
- カレー粉、ケチャップ、ウスターソース、水、カレールー、コンソメを加える。
- しばらく炒めて水分を飛ばして出来上がり。
まとめ
旬のピーマンは、栄養価が高くなる上に、味も美味しくなるのでぜひ夏を迎える前に食べてほしい食材です。
スーパーで売っていても、苦いだけで美味しくないし、ピーマンの料理ってそこまで思いつかない。わざわざ買わなくてもいいかなと敬遠されている人も多いんですよね。
確かにピーマンって食べにくし、調理するだけ面倒ですよね。
でも、旬のピーマンには、β‐カロテンやビタミンCが豊富に含まれていているので、
ピーマンを食べることで「白内障」や「加齢黄斑変性症」の予防や、高血圧・動脈硬化・美肌・風邪予防・疲労回復に効果があったり、疲れている方や風邪気味の方にはおすすめの食材なんですよ。
今から旬の美味しいピーマンを食べて、夏を迎える準備をしましょう。