ポテトサラダやマカロニサラダは年齢・性別を問わず、人気のメニューです。野菜が使われているので一見するとヘルシーな食べ物です。でも、痩せやすいのか・太るかどうかは、とても気になりますよね。
今回は、ダイエット中におすすめの腹持ちの良いサラダについても紹介します。
Contents
ポテトサラダは太る?カロリーや太らないレシピは?
この答えを先に言うと、ポテトサラダは太りやすいと言えます。
ポテトサラダの作り方や量によっても違いますが、1つの例としてセブンプレミアムのポテトサラダ1袋(120g入り)のカロリーは200kcalです。
でも、じゃがいもは野菜で食物繊維も多く健康的なイメージがありますよね?実
際に、じゃがいものカロリーは、どれくらいなのかというと100gあたり74kcaiです。だから、そんなに高カロリーではありません。
ポテトサラダが太りやすいのはなぜ?
どうしてポテトサラダが太りやすい食べ物になってしまうかと言うと、マヨネーズをたっぷりと使うメニューだからです。マヨネーズに含まれる油のカロリーは1gあたり、約9kcal。
マヨネーズ大さじ1杯(15g)のカロリーは105kcalと高カロリーです。さらに、糖質制限ダイエットで考えた場合に、じゃがいもは糖質が高い食べ物に分類されます。
例えば、ほうれん草は200gあたりの糖質は1g未満ですが、じゃがいもは100gあたり8.9gです。
ポテトサラダのカロリーや糖質を減らす方法!
カロリーや糖質を減らしたいなら、以下のような3つの方法があります。
- じゃがいも→おからや豆腐に変更する
- マヨネーズの代わりにヨーグルトやお酢を使う
- 調味料で和えずに、調味料をつけて食べる
では、ここでヨーグルトとお酢を加えてマヨネーズを控えめにしたポテトサラダの作り方を紹介しますね。
【4人分の材料】じゃがいも 3~4個
- キュウリ 1本
- ハム 4枚
- にんじん 1/2本
- お酢 大さじ2
- ヨーグルト 大さじ5
- マヨネーズ 大さじ1
- 塩&コショウ 適量
- トマトはお好みで追加してくださいね。
【作り方】
- じゃがいもは1口大に切り、柔らかくなるまで茹でる。ザルにあげてから、もう一度鍋に戻して粉吹きいもを作る要領で水分を飛ばします。
- にんじんは、いちょう切りにし茹でる。
- キュウリを輪切りにし、分量外の塩を軽くふっておく。
- ハムはお好みの大きさに切っておく。
- ボールに、じゃがいもを入れてお好みの状態に軽くつぶします。じゃがいもが熱いうちにお酢・ヨーグルト・マヨネーズ・塩&コショウを入れると、マヨネーズが少なくてもじゃがいもに味がしみて美味しくなる。
- キュウリの水気を軽く切ってから、にんじん・ハムもじゃがいもと和えます。
マカロニサラダは太る?カロリーや太らない食べ方は?
こちらも答えを先に言うと、マカロニサラダも太りやすい食べ物と言えます。
マカロニサラダの種類や使う食材にもよりますが、マカロニサラダ100gあたりのカロリーは172kcalです。
マカロニサラダが太りやすいのはポテトサラダ同様、マヨネーズを使っているからです。
そして、マカロニの原料は小麦粉なので主食と同じと考えることができます。
糖質制限ダイエットを考えた場合では、マカロニの100gあたりの糖質は26.9g。マカロニも糖質が高い食べ物に分類されます。
だけど、サラダ好きな人は多いですよね。おかずにも、おつまみにもなるしパンに挟んでも美味しく食べられます。
マカロニサラダを食べたいけど、太るのは嫌。そんな時は、マカロニサラダをパスタのように主食として食べる方法もあります。
また、一般的な小麦粉から作られたマカロニではなく、コンニャクから作られたマカロニを使うのもおすすめです♪小麦粉で作られたマカロニよりも、さっぱりとしていて食感も楽しめます。
あとは、食べる順番で太りにくくする方法もあるので、食べ順を紹介します。
- 最初にスープやお味噌汁などの汁物
- 食物繊維が多く含まれる野菜or果物or生野菜サラダ
- 肉or魚or豆・豆製品or乳製品or卵で、たんぱく質を含むもの
- 最後にご飯orパンor麺などの主食になる炭水化物
この順番で食べていくと、血糖値が急上昇しません。血糖値を正常に戻そうとするインスリンの分泌を抑えることが太りにくくするポイントです。
ダイエット中のサラダで腹持ちが良いおすすめはこれ!
ダイエット中でも我慢ばかりではなく、「美味しい!」、「お腹いっぱい」という感覚を忘れたくありませんよね?そうでないと、ダイエットを続けるモチベーションもあがりません。
ここでは、ダイエット向きの腹持ちの良いサラダに加える+αに向く食材を紹介しますね。
腹持ちが良い食材の特徴は、以下の3つが挙げられます。
- 食物繊維が多く含まれている
- 血糖値が急上昇しない
- たんぱく質が多い
上の3つを踏まえると、ダイエット中にサラダに加えてほしいのは
- 素焼きのナッツ類
- チーズ
- ゆで卵
- 豆類orおから
- バナナ
- 海藻orコンニャク
- さつまいも
- サラダチキン
- ゴボウ
です。
※さつまいもは芋類の中でも血糖値が緩やかに上昇し、食物繊維も多い食材なのでダイエット中に向きます。
おすすめなのはレタスやトマト、キュウリを適当な大きさに切ってから上記のお好みのものを何種類か組み合わせたサラダです。
例えば、レタス・トマト・キュウリ・サラダチキン・ゆで卵・海藻・蒸し大豆のサラダなどを組合わせるのがおすすめです。
その時々で、自宅にある食材を組み合わせてサラダの献立を考えるのも楽しみになりますね♪
まとめ
ポテトサラダやマカロニサラダは、マヨネーズを使っているのでカロリーが高めになってしまいます。
ここで1つ頭の片隅に入れておきたいことは、私たちの味覚は味が複雑になればなるほど食欲が増してしまう(食べるのがやめられなくなくなってしまう)ということです。
分かりやすい例を挙げると、炊きたてのご飯を良く噛めば甘味が感じられます。塩むすびにすると、ご飯の甘味+塩味が加わり美味しくなりますね。
さらに、白米がオムライスになって登場した場合を考えてみましょう。
白米の甘味+炒めものに使う油+ケチャップの甘味+塩・コショウ+玉ねぎや肉類なども加わり、調味料も何種類も使うので味に奥行きがでます。
このことで、脳は「美味しい!」と刺激を受けて「もっと食べたい」と思い食欲が増してしまうのです。
だから、ダイエットをしている時は
- なるべくシンプルな味つけにする
- 食べる順番に注意する
- 脂肪を溜め込みにくくしてくれる、お酢を積極的に摂る
ことを意識するのも効果的です。