保存方法&賞味期限

ガレットの日持ちや食べ方は?寝かさないでも良いの?

ガレットでブランチ…と聞くとオシャレに聞こえますよね。そこで調べてみると意外と作り方は簡単ですが、日持ちや食べ方までは書いてないことが多いです。
ここではガレットの日持ちはどれくらいか?どのような食べ方なのか?また生地は寝かさなくてもいいのか?を紹介します。

ガレットの日持ちはどのくらい?

ガレットを手作りしてみたけれど、加減がわからず、作りすぎてしまうこともあると思います。しかし、手作りたガレットは日持ちがしません

早めに食べきってしまいましょう。

1番オーソドックスなガレット、卵・生ハム・チーズを使ったガレット・コンプレットで考えてみましょう。

生地を焼いた後、その上に卵、生ハム・チーズをのせていき、四角くなるように折っていきますが、真ん中の卵は半熟、生ハムとチーズは折られた生地の間で多少蒸される程度です。

これではすぐに菌が発生してしまいますよね。

冷蔵庫に入れておいても同じですが、それ以前に具材から水分が出て、生地はしなっとして美味しくありません。

残念ですが、作ってしまったガレットは早めに美味しく食べましょう。

ガレットは冷凍できるの?

しかし、ガレットは生地だけなら冷凍することができます。クレープやパンケーキと同じ方法ですね。

  1. 生地を1枚分ずつ焼く。
  2. 粗熱を取る。
  3. 1枚ずつラップに包んで保存用の袋に入れて、冷凍庫にしまう。

ガレットを冷凍しておけば、朝食やおやつの時に好きな枚数だけ解凍することが出来て便利ですよね。

何枚かまとめてラップに包んでしまうと、解凍の時に苦労するので、必ず1枚ずつにしてください。ラップとガレットを交互に挟み、最後にぐるっとラップで包めば簡単です。

解凍する時は1枚ずつフライパンに入れて、強火で解凍します。解凍出来たら中火にして、そのまま具材を入れて焼いていけばOKです。

1か月くらいで食べきりましょう。

ガレットの食べ方って?どんな味なの?

ガレットには食べ方とマナーがあります。知っていましたか?

ガレット発祥の地はフランスの北西部にあるブルターニュ地方ですので、ナイフとフォークで食べます。

少し難しそう…と思うかもしれませんが、知っているときれいに食べることができますよ。

ガレットの日持ちや食べ方は?レ寝かさないでも良いの?

ガレットを食べる手順!

  1. 1口目は生地を味わう
  2. 生地を食べるときに一口大になるように切る
  3. 巻いて食べる

それぞれ順番に見ていきます。

ガレットの食べ方① 1口目は生地を味わう

ガレットはそば粉を使っているため、日本のそばと同じようにまず風味や香りを楽しみます。

ですから1口目は生地だけを食べてそばの香りを楽しむと、2口目から具材と一緒に食べた時により楽しむことができます。

ガレットの食べ方② 生地を切る

左側から幅3㎝くらいを目安に縦に切っていきます。

一口で入る大きさに切りたいので、それよりも細くても大丈夫ですが、具材を巻くこともあるのであまり細いと巻きづらくなります。

ガレットの食べ方③ 巻いて食べる

細く切った生地を下からフォークを上手く使い、巻いていきます。

それと一緒に具材を食べるのもいいですが、生地に具材を巻いて食べる方法もあります。

具材を巻く場合は、入れすぎるとこぼれてしまうこともあるので、少なめに入れるときれいに食べることができます。

ガレットのソースや半熟卵は最後に残らないように一緒に巻いて食べましょう。

またガレットは生地を楽しむものなので、基本的にレシピに書いてある具材は少なめです。具材と生地のバランスを見ながら食べ進めていくと食べ終わった時にきれいなお皿が残ります。

ガレットの日持ちや食べ方は?レ寝かさないでも良いの?

ガレットはどんな味?

ところでガレットはどんな味なのでしょうか?ガレットの生地には2種類あります。

ガレット生地その1 そば粉+塩+水

1つ目はそば粉と塩と水で作られたもの

薄くパリパリで、茶色の焼き目を付けて香ばしい仕上がりです。こちらは食事系ガレットに合い、薄い塩味です。

少し家で作るには難易度高めです。

ガレット生地その2 そば粉+小麦粉、卵、牛乳でもっちり

2つ目はそば粉のほかに小麦粉や卵、牛乳を入れたもっちりとした厚みのあるものです。

家庭で作る場合はこちらの方が生地が破れにくく作りやすいです。
食事系はもちろん、デザート系ガレットにもよく合います。

ガレットの生地自体はとても素朴で合わせやすい味になっています。そのため具材やソース次第でいろいろなバリエーションが増やせます。

ガレットは寝かさないでも良いの?

ガレットの日持ちや食べ方は?レ寝かさないでも良いの?

ところでガレットの作り方を調べると、生地を混ぜた後は必ず寝かせてください、と書いてあります。なぜでしょう?

それは焼き上がりが全く違うからです。

ガレットの生地は寝かせることで発酵し、粘りが出ます。そのため薄く焼きやすくなるので破れにくく、またきれいな焼き色がつき、本場のガレットに近づきます。

調べてみるとガレットの生地を寝かせる時間は生地の具合によるので最低でも30分、長いと6日ということも!一般的には一晩寝かせることが多いですね。

もし、そんなに待てない!という場合はガレットのミックス粉がおすすめです。ガレットのミックス粉は寝かさなくてもよいというものもあるので、待たずに作ることができます。

まとめ

手作りのガレットは日持ちがしないので、出来上がったら早めに食べましょう。
もし余る場合は具はのせずに、生地だけで冷凍をしておくと、その後も楽しむことができます。

作る時はぜひ、ガレットの生地を一晩寝かせてみてください。

そして薄くきれいな焼き色のガレットに挑戦してみてくださいね。もし伸びにくい場合は少しだけ冷水を入れると焼きやすくなります。

また火加減が弱いと色が付きにくいので、最初は強火で焼くといいですよ。

具材の組み合わせは自由です。自分の好きな組み合わせを見つけてみてくださいね。