スイーツ

ガレットとパンケーキの違いは?ワッフルやクッキービスケットとは?

ガレットって何のか知っていますか?
ガレットとパンケーキの違いが何なのか?ワッフルやクッキー、ビスケットとはどう違うのかについてご紹介していきます。
それぞれのスイーツの材料も合わせて紹介するので、好きなスイーツ作ってみてくださいね。

ガレットとパンケーキの違いは何?

ガレットは茶色く薄いクレープに似た感じ、パンケーキは厚みがあってケーキのスポンジみたいなイメージがあります。

実際はどのように違うのでしょうか。

ガレットとは?

ガレットはフランス北西部の郷土料理で、「まるく薄いもの」という意味があります。

特に「そば粉」のガレットをブルターニュ風ガレットと呼びます。
生地自体が甘くないので、トッピングする食材によって、食事にもスイーツにもなります。

一方、小麦粉で作られたものをクレープと呼びます。

ガレットの材料

  • そば粉

クレープの材料

  • 薄力粉
  • 牛乳
  • 砂糖

ブルターニュ地方はもともと土地が痩せており小麦粉が育ちにくい環境でした。小麦粉のかわりにそばが植えられてそば粉を食べるようになったようです。

なるほど、ガレットの茶色い色はそば粉の色だったんですね。

また、クレープと材料を比べてみてもヘルシーですね。

いろいろなガレット

ガレットにはいろいろな種類があります。

ガレット・ブルトンヌ

  • クレープ生地状のガレット。

ジャガイモのガレット

  • 千切りにしたジャガイモを使用して、フライパンで焼く。

ガレット・デ・ロワ

  • フランスの伝統菓子で、新年やお祝いの際に食べられる。
  • 中にはアーモンドクリームが入っているのが一般的だが、地方によって、ドライフルーツが入っていたり様々。

ガレット・ブルトンヌ

  • 小麦粉で作られたクッキー。
  • 薄いクッキーをガレット・ブルトンヌと呼ぶが、日本で一般的にいわれるクッキーよりは厚い。
  • さらに厚みのあるクッキーはパレ・ブルトンと呼ばれる。

ざっと見てもいろいろな種類がありましたね。
全般的にフランスの「まるくて薄い」料理がガレットです。

パンケーキとは?

パンケーキは丸くて重なっていてフルーツやクリームでトッピングされているイメージですが、パンケーキとは何でしょうか。

パンケーキの「パン」はフライパンの意味です。フライパンで焼いたものがパンケーキです

古代エジプト時代には神への捧げものとして、すでに作られていたようです。

パンケーキの材料

  • 小麦粉
  • 牛乳
  • ベーキングパウダー

上記のベースに砂糖またはを入れて料理としてもスイーツとしても食べられます。

ベーキングパウダーが入っているので膨らむのですね。

フライパンで焼いたケーキの総称が「パンケーキ」なので、ホットケーキもクレープもガレットも広く言えばパンケーキですね。

最近ではおしゃれなパンケーキ屋さんが人気です。
クリームたっぷりのスイーツだけがパンケーキだと思っていましたが、食事用で甘くないパンケーキもあるのですね。

ガレットとワッフルの違いは何?

ワッフルといえば、ワッフル型ともいわれる特徴のあるこの形。

ワッフルはガレットとどう違うのでしょうか?

ワッフルの材料

  • 小麦粉
  • バター
  • 牛乳
  • イースト
  • 砂糖

ワッフルには、パンの膨らましに使われるイーストが使われていますね。
ワッフルはイーストを発酵させてからワッフル型で焼いたものです

パンケーキにも近いですが、パンにも近いですね。
砂糖もバターもふんだんに使われていますので、ワッフルだけでも甘味やバターの風味がしっかりあるのも特徴です。
あのカリッ、モチモチっとした触感がたまりませんね。

ワッフルといえばベルギーワッフルが有名です。
ベルギーでは朝食や軽食によく食べられ、ワッフルを焼く鉄板が各家庭にあるほどです。

ガレットとクッキーの違いは?ビスケットとは?

では、クッキー、ビスケットの違いも見ていきましょう。

日本ではクッキーもビスケットも違いがはっきりわかりませんよね。
一番大きな違いは呼び方です。

<国による呼称の違い>

  • 日本ではクッキーもビスケットも違いは曖昧
  • アメリカでは焼き菓子をクッキーと呼ぶ
  • イギリスではクッキーという言葉はなく、焼き菓子をビスケットと呼ぶ

クッキーはほろほろっとしたイメージ、ビスケットはしっかり噛み応えのあるイメージですが、材料の違いはないのでしょうか。

クッキー、ビスケットの材料

  • 小麦粉
  • 牛乳
  • ショートニング
  • バター
  • 砂糖

クッキーは糖分・脂肪分が40%以上

ビスケットは糖分・脂肪分が40%以下

主な材料は同じですが、比率が違います。
クッキーのほうがバターや砂糖、牛乳の割合が多いです。

まとめ

<発祥の地>

ガレット   ・・・  フランス
パンケーキ  ・・・  古代エジプト
ワッフル   ・・・  ベルギー
クッキー、パンケーキ  ・・・ アメリカ
ビスケット  ・・・  イギリス

ガレットをはじめ焼き菓子、それぞれ材料は多少違いましたが、一番の違いは発祥の地でした。
それぞれの国でおいしい食べ方が発見され、国民に愛されてきたのですね。

今では日本でも各国のおいしいスイーツが食べられます。
お気に入りの焼き菓子を極めてみるのも楽しいですね。