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チュロスが生っぽい時の対処法!やわらかくなる理由やもちもちしないのは?

おやつにチュロスを作ったけど生地が生っぽく感じたり、柔らかくなってしまったりすること、ありますよね。実は「チュロスの生地作りが上手にできない」と悩んでしまう人は多いのです。
その原因や対処法、併せてもちもちのチュロスを作るコツをご紹介します。

チュロスが生っぽい時はどうすればいいの?

「生っぽい」と感じる程度にもよりますが、この3つの方法で対応可能です。

  • 電子レンジで加熱する
  • 160℃の油で、こんがりとキツネ色になるまで揚げる
  • チュロスの周りに砂糖やシナモンパウダーをふってしまった場合は、油をひいていないフライパンで転がしながら乾煎りする

チュロスがほんの少し生っぽい時は電子レンジ!

チュロスを食べるときに、ほんの少し生っぽいと感じた時は、電子レンジで加熱で対応できます。

カリッとさせたいのであれば、オーブントースターを使うのもおすすめ!

チュロスが生っぽい時は揚げる温度と時間を調整!

まだ油の中にある状態の時は、チュロスの生地が生っぽい時は揚げ油の温度を下げ、揚げる時間を長くすると良いです。

160℃の油で、キツネ色になるまで揚げます。生地を短くカットして揚げてもOKです。

レシピ通りの揚げ時間で取り出してしまうと、生地の温度によって揚げ油の温度が下がってしまうので、色を見ながら揚げ時間を調節すると○です。

チュロスに砂糖などふっちゃったあとならフライパンで加熱

また、これとは別にチュロスに砂糖やシナモンシュガーをふってしまった場合に生っぽいと感じた時の対処法もご紹介します。

油を入れずフライパンを弱火で熱した後、チュロスの生地を入れてフタをして時々転がしながら焼くと良いです。

火からおろす目安はグラニュー糖の色がキャラメル色になって、生地が少しプクッとしてきた時です。

小麦粉は、もともと加熱料理に使われることを前提に作られています。生で食べると消化されにくく、製造の段階で殺菌処理済みでないので食中毒の菌が付着している可能性もあるので注意が必要です。

チュロスが柔らかくなるのはなぜ?

使用する材料を正確に計量していたとしてもチュロスの生地が柔らかくなる原因は、以下の2つが考えられます。

  • 卵の分量が多い。
  • バターの温度と室温が高い。

チュロス生地が柔らかくなるのは卵の分量が多い!

レシピに「卵○個」と書いてあったとしても、卵のサイズはS・M・Lがあるのでレシピ通りに作ると柔らかくなることがあります。

卵を入れる時は少量ずつ入れて生地の状態を見ながら加えていくのがコツです。

チュロス生地が柔らかくなるのはバターの温度と室温が高い!

バターの温度と室温が高いと、チュロスの生地が柔らかくなってしまいます。

使用するバターの温度は、25℃くらいが適温です。でも、「バターを25℃の温度に」と言われても分かりにくいですね。

具体的には、マヨネーズくらいの柔らかさを目安にすると分かりやすいかも知れません。

バターの温度を25℃くらいにキープできれば、チュロス生地を作り終えた時の生地温度は23~25℃になっているので、絞り出しに適した固さになっています。

夏の暑い時期は、どうしてもチュロス生地が柔らかくなりがちなので冷房の効いた室内で作業をすると良いです。

また、「生地が柔らかい」と思うなら冷蔵庫で冷やして固さを調節します。

また、冬の寒い時期は室内を暖めながら、バターの適温25℃くらいになるように工夫が必要です。材料を混ぜるボールの下に、温めた濡れ布巾を置くと上手に混ざります。

チュロスがもちもちしないのはなぜ?

チュロスにもちもち感が足りない原因として、バターの使用量が多いことが考えられます。

バターが多いと加熱した時に蒸発する水分と一緒になって、(バターが液体化しているので)外に出ていきやすくなるのです。

もちもちした生地にしたい時に試してほしい方法は3つ!

  1. 粉類を混ぜた後に、揚げる前の生地もしっかり練り混ぜる
  2. 使用する薄力粉を餅粉・または白玉粉に替える(白玉粉を使う時は、少量の水で塊をなくしてから使う)
  3. 粉の半量の絹ごし豆腐を入れる(水切り不要)

①の作業は腕の力を必要とするので、あまり力のない人が作るのであれば②,③の方法で作ってみることをおすすめします。

まとめ

チュロスが生っぽく感じる時の対処法は3つです。

  • 電子レンジで加熱する
  • 160℃の油で、こんがりとキツネ色になるまで揚げる
  • チュロスの周りに砂糖やシナモンパウダーをふってしまった場合は、油をひいていないフライパンで転がしながら乾煎りする

また、チュロス生地がが柔らかくなってしまう原因としては

  • 卵の分量が多いこと
  • バターの温度と、作業する室温が高いこと

の2つが考えられます。

卵は生地の様子を見ながら、バターは25度ぐらいを目安に作ると良いです。

またバターの量を控えめにすることでもちもちした、チュロスを作る事ができるのでうまくいかない場合はレシピよりバターの量を控えめにしてみると良いです。

家にいながら、もちもちした美味しいチュロスが作れたら気分も上がりますよね♪
ぜひ参考にしてみて下さい♪