酢豚は老若男女問わず、人気の献立です。でも、酸っぱくなったり、味が濃くなってしまうこともあります。でも、「失敗しちゃった?」と思わなくても大丈夫です。
今回は、酢豚が酸っぱい時や味が濃くなってしまった時の対処法と簡単激ウマレシピをご紹介します。
Contents
酢豚が酸っぱい時はどうすればいいの?
酢豚の酸味が強すぎてしまった時の対処法をいくつかお伝えします。
酢豚調理後に酸っぱいを抑える方法!
すでに調理を終えてしまったら、味を変えるのは難しいと思うかもしれませんが、方法はあります。
- 具材を全部取り出して、大さじ1~2杯の水を加えてあんに混ぜます。
- 電子レンジで加熱します。(フタやラップは不要です)
- 具材と混ぜ合わせれば完成です。
具材を取り出したりするのが「面倒だ」と感じる時は、みりんを加える事で酸味を抑えることができます。
- みりん適量を鍋で沸騰させてアルコールを蒸発させます。
- 味見しながら適量酢豚に足せば完成です。
その他の方法としては、砂糖とケチャップを足しても酸味が和らぎます。
酢の酸味を抑える方法は?!
使う酢の種類や調理前のひと手間で酸味を抑えることができますよ。
もともと酸っぱいのが苦手な場合は米酢を使うと酸味が少ないです。
別の方法としては、使用する分量の酢を電子レンジで加熱してもOKです。
酢の酸味に抵抗があるなら酢の中に出汁取りに使う昆布を少々入れて一晩置くと、まろやかさのある酢になります。
酢豚の味が濃い時はどうすればいいの?
酢豚の味つけが濃くなってしまった場合、味を和らげる以下の方法で濃い味が緩和されます。
- 鶏ガラスープ、またはコンソメスープを加える
- 生のトマトを2~3cm角に切って加える
※生のトマトがない時には、トマトジュースでも代用可。
- 生または缶詰のパイナップルを加える
酢豚は甘味と酸味の2つの味があるので、鶏ガラスープやコンソメスープを加えると奥深い味わいになります。
また、トマトやパイナップルを加えることで甘味と酸味の両方がプラスされるので味の調整もしやすいです。
「失敗は成功の基」といわれますから、次回は美味しくできると良いですね!
酢豚の簡単激ウマレシピはコレ!
油で揚げないから簡単だけど、絶品の酢豚の作り方を紹介します。
油で揚げない絶品酢豚の作り方は?
【材料】(2人分)
- 豚ロース肉 200g
(※豚肉の下味用:すりおろしニンニクと、すりおろし生姜を各々 小さじ1) - 人参 1/2個くらい
- 玉ねぎ (小)1個
- ピーマン 2~3個
※この分量はあくまでも目安で、家にある別の食材を入れても可です。
※甘酢あん用の調味料として(オイル以外の調味料を混ぜ、味見をして好みの味に調整可)
- 酢 大さじ2~2と1/2
- 砂糖 小さじ2くらい
- 醤油 大さじ1~1と1/2
- 鶏ガラスープの素 小さじ1
- ケチャップ 大さじ2くらい
- 水溶き片栗粉 大さじ1くらい
- 炒めもの用オイル 適量
【下準備】
ピーマンはヘタと種を取り除いておき、人参は皮を剥いて乱切りにした後、耐熱容器に入れラップしてから電子レンジ(600wで5分加熱)しておく。
【作り方】
- 豚肉を1口大に切り、下味用の調味料に10分漬け込んでおく
- 玉ねぎを1cm幅くらいに切り、ピーマンも1口大に切っておく
- 小さいボウルに甘酢あん用の調味料を入れて混ぜ合わせておく
- フライパンに油をひいて、豚肉に片栗粉をまぶしておく。
- 豚肉に火が通ったら、玉ねぎ・人参・ピーマンを加えて炒め合わせる
- 野菜にも火が通ったら、フライパンの端に具材を寄せて真ん中で甘酢あんと炒め合わせる
- 全体に味が馴染んだら火からおろし、お皿に盛る
絶品酢豚になる3つのポイント
揚げないのに絶品酢豚になるポイントを3つお伝えします。
豚肉に片栗粉をつけるタイミング
豚肉に片栗粉をつけるタイミングは、お肉をフライパンに入れる直前にすると良いです。
油切れが良くなって、カラッとした仕上がりになります。
野菜は素揚げしてもOKだし、今回のやり方でもOK
野菜に油通しをしてから加えれば、うま味を逃さずに調理することができます。
でも今回のように野菜を炒める方法でも、野菜のうま味が逃げることはありません。
具材とタレを絡ませたら、煮立つまでは火からおろさない
豚肉と野菜に甘酢ダレを絡ませたら、十分に煮立つまで火からおろさずに置いた方がタレが具材に良く絡んで美味しくなります。
まとめ
酢豚が酸っぱくなってしまっても、リカバリーする事は可能です。
甘酢に水を加えてレンジで加熱したり、みりんを沸騰させたものを加えたり、砂糖とケチャップで味を調えるのもあり!
また、酸っぱいのが苦手な場合は米酢を使うことをおすすめします。
酢の酸味を抑える方法は2つ。
- 使用する分量の酢を前もって電子レンジで加熱し酸味を飛ばす
- 酢の中に出汁取り用の昆布を適量入れて1晩置く
作る前のひと手間で酸味を抑えることができるので、酸っぱいのが苦手な人はぜひひと手間加えてみて下さい。
酢豚の味が濃くなってしまった時も意外と簡単に修正できるのでぜひ試してみてください。
野菜を素揚げする手間を省いても美味しい、絶品酢豚の作り方もご紹介しました。
ポイントを抑えて美味しい酢豚作ってみてくださいね。