料理のあれこれ

作り置きが向かない人の失敗例!続けるコツやおすすめレシピとNG食材とは?!

節約や時短のために作り置きをと考える人も多いですが、実は作り置きには向かない人もいます。作り置きが向かない人の失敗例や、続けるコツ、作り置きにおすすめのレシピをご紹介します。作り置きに向かない食材もあるので合わせてご紹介します。

作り置きが向かない人の失敗例をご紹介!

作り置きといえば、週末にまとめてたくさんのおかずを作り、平日に少しずつ食べる
というのが定番の流れだと思います。

作り置きをすることで、毎日の料理の手間が省けることが一番のメリットですよね。
他にも、味がよく染み込む、アレンジ次第で楽しめる、など。

メリットはいくつかありますが、作り置きをしない方が節約になる人もいます。
それはどんな人かを書き出していきます。

作り置きが向かない人1 たくさん食べる人

食べ盛りの子供や、たくさん食べる旦那さんなどがおりますと作り置きは難しいです。
「美味しい!もっと食べたい!」と言われたら嬉しくて出しちゃいますよね。

結局、あればあるだけ食べてしまって節約にはなりません。

作り置きが向かない人2 食事を楽しみたい人

数日間同じ味になってしまうこともありますので、毎日違うものが食べたいという方は工夫が必要です。

例えばカレーを作り置きして、アレンジしても味は同じですよね。
飽きない工夫が必要になります。
手間を省くつもりが、普通に作った方が楽かもしれません。

作り置きが向かない人3 計画を立てるの苦手

一週間の予定を見て、適量のおかずを作るので計画が大切になります。

計画していても急な外食などがあるとうまく回らず、せっかく作り置きしたものを
食べ損ねてしまうこともあります。

作り置きが向かない人4 外食が多い人

外食の多い方も作り置きには向いていません。

作り置きに向かない人をご紹介しましたが、当てはまるものはありましたか?
当てはまっていてもまだ諦めるのは早いです!

作り置きといっても、やり方次第で少しでも料理の手間を省くことができます。
作り置きのコツや、基本ルールをご紹介します!

作り置きを続けるコツはこれ!基本ルールも再確認

作り置きを続けるコツはこれです。

  • 1週間に2回作る日を設ける
  • 全部のおかずを作り置きしない
  • 簡単で材料の少ないメニューを作る
  • 冷凍できるメニューを取り入れる

では、ひとつずつ解説していきます。

1週間に2回作る日を設ける

いっきに7日分のメニューを考えて作るとなると、時間もかかりますし大変ですよね。
そんな時は無理をせずに1週間を2回に分けると作り置きがしやすくなります。

例えば、日曜日に3日分作り、水曜日に残りの日の分を作る!という流れで
自分が作りやすい日に、まとめて作ります。

3日分程度なら先の予定も見えますし、食べ物が腐る心配も半減します。
ぜひ、週に2回ほど時間が取れる方は試してみてください。

全部のおかずを作り置きしない

毎日の全品を1日で作るとなると大変ですよね。
なので、その日のおかずの1品だけを作り置き食材にすると時短できます。

例えば、日曜日に1週間のおかずを作るとしても7品作れば終わりです。
1品でも準備しておけば当日は少し楽になりますよね!

簡単で材料の少ないメニューを選ぶ

それでも日曜日にまとめて7品も作るのは、大変ですよね。
作り置きのメニューは、簡単で材料の少ないものがおすすめです。

無理をせずに、切るだけ、茹でるだけ、和えるだけでも充分、当日の役に立ちます。
頑張りすぎないことが長続きのコツになります。

冷凍できるメニューを取り入れる

例えば、ミートソースやシチュー、カレー、筑前煮などの煮込み料理は煮込んだ後、冷凍保存をし食べるときに温めれば簡単に食べられます。

注意点は、ジャガイモは凍らせないことです。味、食感が損なわれます。

また、きのこや野菜なども切って冷凍しておけば、お味噌汁の具として使えて便利です。

では、次に作り置きの基本ルールをご紹介します!

  • 保存容器を消毒する
  • 料理を完全に冷ましてから冷蔵庫に入れる
  • しまう時や取り分け時に清潔な箸を使う
  • 味付け、加熱はしっかりする

作り置きを保存する容器を消毒する

作り置きを保存する容器は煮沸するか、熱湯をかけてキッチンペーパーなどでしっかり拭くなどして消毒しておきましょう。

煮沸は面倒という人は、アルコールをかけてキッチンペーパーなどでしっかり拭くでもOKです。

料理を完全に冷ましてから冷蔵庫に入れる

作り置き料理を保存する際は、しっかり冷ますことがポイントです。

さまさずにタッパーの蓋を閉めると、冷えた蒸気が水滴となり、タッパーの中につきます。
水滴には、雑菌が繁殖しやすいので必ず覚ましてから蓋を閉めてください。

冷ましてから蓋をして冷蔵庫に入れても水滴がついていたらその都度拭き取ってください。

また、鍋で調理したものも早めに冷やしてください。
ひと回り大きな鍋に氷水を張って、冷やすと早く冷えますのでお試しください。

保存容器に入れる時、取り分ける時、清潔なお箸を使う

基本的な事ですがうっかりしがちなのが使うお箸です。

調理中に使ったお箸をそのまま使うのではなく、雑菌の繁殖を防ぐために、必ず清潔なお箸を使ってください。

作り置きの料理の味付け、加熱はしっかりする

作り置きしておく料理は、普段よりしっかり味付け、加熱をしておくと良いです。

特に、肉や魚などタンパク質を多く含む食材はしっかり火を通してください。
生の所があるとそこから菌が繁殖します。

また、味付けも濃い目の方が長持ちします。
野菜はお漬物やピクルスなどにすると日持ちするのでおすすめです。

また、作り置き料理に使う調味料は、唐辛子、ニンニク、生姜、梅干しなど抗菌作用のあるものを活用しましょう。

作り置きレシピおすすめ3選!NG食材も

作り置きって言われても何を作って良いかという人におすすめの簡単レシピを3つ厳選してご紹介します。

また、作り置きには向かない食材というのもあるのでそちらも合わせてご紹介します。

作り置きにおすすめの簡単レシピ3選

ミニトマトのマリネ

【材料】
ミニトマト     15個
酢        大さじ1
オリーブオイル  大さじ1
レモン汁     大さじ1
塩こしょう      少々
砂糖      小さじ1/2
【作り方】

  1. 調味料をよく混ぜ合わせる
  2. トマトを半分に切る
  3. トマトと調味料を合わせる
  4. 保存容器に入れ、完成!

冷蔵庫で保存しましょう!

豚バラ大根

【材料】
豚バラ肉      300g
大根        1/2本
醤油        大さじ2
砂糖        大さじ2
みりん       大さじ2
だし汁       200ml

【作り方】

  1. 豚バラ肉を5cm幅に切り、大根は2cmほどの半月切りにします
  2. 豚バラ肉を炒め、火が通ったら大根と調味料を入れ蓋をして煮込む
  3. 大根に火が通り味が馴染んだら完成!

完成したら、氷水に鍋ごとつけるなどして、早めに冷やして下さい。
完全に冷えたら、汁気を切りながら保存容器に入れてください。

また、冷凍保存もできますが、密閉袋に入れてしっかり空気を抜いて冷凍してください。
空気をしっかり抜くことで、霜が着くのを防ぎます。

生姜焼き(下味冷凍)

【材料】
豚肉薄切り      200g
玉ねぎ        1/2個
生姜         大さじ2
醤油        大さじ1.5
砂糖         大さじ1
酒          大さじ1
【作り方】

  1. 玉ねぎを5〜6mm幅に切る
  2. 密閉袋に玉ねぎ、豚肉、調味料を全て入れて揉み込む
  3. しっかり空気を抜いて冷凍庫で保存する

食べるときには、冷蔵庫で解凍、または電子レンジで解凍をして
フライパンでよく火を通してお召し上がり下さい。

下味をつけて冷凍しておけば後は焼くだけなのでとても便利です。
ぜひ、活用してみて下さい。

作り置きNGな食材は?

ほとんどの食材は、冷凍ができるので作り置きをできますが、冷凍に向かない食材は作り置きも避けるほうが無難です。

例えば、デンプンの多いじゃがいもや、水分の多いきゅうりなどは、冷凍してしまうと風味が損なわれます。

また、乳製品なども冷凍してしまうと水分が分離して食感が変わってしまうので気をつけて下さい。

あまり長い期間冷凍してしまうと冷凍やけをする原因にもなります。

作り置きは作ってから一週間以内に食べ切れる量にするようにしましょう。

まとめ

作り置きをすると、節約や時短になるとはいえ、向かない人もいます。せっかくやるなら、ストレスなく出来ると良いですね。

作り置きも最初からがっつりやるのではなく、ゆる~く2,3日分からとか、1日1品は作り置きを使うなどしていくのが継続のコツです。

作り置きには向かない食材もあるのでその辺も参考に、楽しく作り置き生活楽しんでみてください。