料理のあれこれ

カレーの煮込み時間ルーを入れる前は?煮込み過ぎると?水入れても良い?

カレーは長時間煮込んだ方が美味しいと聞きますよね。
でも実際にどのくらい煮込めばいいかわからないってことありますよね。
ここでは、カレーを煮込む時間はルーを入れる前はどのくらいが良いのか、煮込み過ぎるとどうなのか、水分た足りなかったら水を足しても良いのかご紹介します。

カレーの煮込み時間ルーを入れる前はどのくらい?

カレーのルーを入れる前の煮込み時間は、約20分ほどです。使用する食材で異なりますので、食材の様子をみて加熱してください。

もう少し具体的に紹介していきます。

  1. じゃがいも以外の食材を炒めた後水を加えます
  2. 沸騰したらアクを取り、中火にして10分ほど食材が柔らかくなるまで煮込んでください。
  3. 食材が柔らかくなったら、じゃがいもを加えてさらに10分煮込みます。
    ※じゃがいもを後から加えることで、じゃがいもが煮崩れし、溶けてなくなるのを防ぐことができます。

煮込んでいる最中、水分が飛んでしまわないように、蓋を半分だけする方法もあります。

ルーが入っている箱に作り方が書いてあるので、そちらを参考にすると良いですよ。

カレーを煮込み過ぎるとどうなるの?

カレーを長時間煮込んでも、美味しくなるとは限りません。

火を通しすぎると、ご存知の通り食材は煮崩れを起こし、溶け込んでしまいます。
また、肉も火が通りすぎてしまうと硬くなってしまいます。

食材には適切な煮込み時間があるため、見極めることができれば美味しくで切るって事ですね。

また、ルーを入れた後に煮込みすぎてしまうと、カレー粉の風味が飛んでしまう事もありるんです。

カレーは一晩寝かした方が美味しいなんて話も聞きますよね。
これは長時間煮込んだからではなくて、時間を置くことで味がなじむからなんですよ!

なので、無理に長時間かけて煮込む必要はないと覚えておきましょう。

一緒に煮込むと美味しくなる隠し味

煮込めば煮込むほど、カレーは美味しくなるとは限らない、ということは理解できたと思います。

そこで、時間をかけて煮込まなくても加えることでカレーが美味しくなる、隠し味を紹介していきます。

カレーを美味しくする隠し味1 チョコレート

チョコレートの甘さで、辛さが抑えられるため、柔らかい口当たりになります。

辛いカレーが苦手な人にぴったりの隠し味です。ビターチョコレートを使うとカカオの風味によって深みとコクを増すことができます。

チョコレートを入れすぎるとすぐにカレーの風味が消されてしまうため、ひとかけらから、試してみてください。

カレーを美味しくする隠し味2 インスタントコーヒー

カレーにインスタントコーヒーの香ばしい香りや、苦みが足されることで、大人好みのカレーになります。また、カレーのルー独特の脂っぽさがなくなります。

ドリップ珈琲よりも、インスタントコーヒーの方が使いやすいです。水に溶かずに、粉のまま入れてみてください。

カレーを美味しくする隠し味3 砂糖

砂糖のため、甘さとコクが生まれます。ルーの辛みとの対比を楽しんでみてください。

シャバシャバなルーが砂糖の性質により、トロミが生まれてきます。そのため、煮込む前に入れるのがおすすめです。

砂糖には様々な種類(上白糖、三温糖、黒糖など)があり、風味やコクはそれぞれで変わってきます。比較をしてみるの楽しいですよ。

カレーを美味しくする隠し味4 中濃ソース

中濃ソースには、カレーの具材で使われるような野菜や果物が含まれています。

そのため、甘さやコク、深みがプラスされフルーティーな味に変化します。

カレーを美味しくする隠し味5 すりおろしりんご

りんごの甘味と酸味が足され、さっぱりとした食べやすいカレーになります。

りんごに含まれている成分により、肉が柔らかくる効果もありますよ。

カレーを美味しくする隠し味6 はちみつ

カレーの隠し味の定番といえば、はちみつ。子供がいる家庭では入れている人もいると思います。はちみつを加えることで、コクを生み出してくれます。

また、カレーにツヤが出るため、見た目も美味しそうになり、食欲を増してくれます。

隠し味は、少しずつ入れ、味の調整していくようにしてください。そうすることで、隠し味を入れすぎ防止になります。

あくまでも隠し味のため、カレーの風味や味が最大限生かされるように、気を付けて入れましょう。

今回は1種類でOKのカレーの隠し味を紹介しました。

2種類以上入れてみるのも相乗効果によって、さらに美味しくなったりするのでい、ろいろな組み合わせも試してみてください。

カレーを煮込み過ぎたら水を足しても大丈夫?どのくらいなら良い?

カレーを煮込みすぎたら、水を足してももちろん大丈夫です。。

カレーのトロミを見ながら加減して、追加していってください。

市販のルーの作り方には、蓋をして煮込む場合と、蓋をしないで煮込む場合の水分量を分けて書かれていることもあるので確認すると良いです。

わたしは、蓋をして作る方が手軽で失敗が少ないため、蓋をすることが多いです。蓋をしないほうが美味しく仕上がり、好み、という人もいると思います。水分量が減ってきて、水を足す場合、自分好みの水加減にできるよう、たくさん試行錯誤してみてください。

ルーを入れた後煮込みすぎてしまうと、カレーの風味が飛んでしまいます。

カレーの風味が飛んじゃったなと感じた場合は、水ではなく鶏がらスープを足すのもおすすめです。当然、スープを足すと味が濃くなるため、水と半々で加えてみたりし、調整してみてください。

まとめ

カレーを煮込めば煮込むだけ、美味しいというイメージがありますよね。

でも、単に煮込めばいいというわけではなく、食材によって最適な煮込み時間があったり、煮込むことで減る水分量の調整なども必要になります。

長時間煮込むというよりは、少し寝かせて味をなじませると美味しくなると覚えておくと良いです。

今回は簡単にカレーを美味しく出来る隠し味も紹介しました。ちょっといつもと違うカレーをという場合に試してみてくださいね。