保存方法&賞味期限

カットかぼちゃの賞味期限は?保存方法や期間、長持ちさせるコツとは?

かぼちゃを食べたい!でも丸々1個は多すぎる!という時のカットかぼちゃはとても便利ですが、カビが生えたりすることはありませんか?せっかくなら最後まで美味しく食べたいですよね。
ここでは、カットかぼちゃの賞味期限、保存方法や期間、さらに長持ちさせるコツをお話しします。

カットかぼちゃの賞味期限はどのくらい?

カットかぼちゃの賞味期限は?保存方法や期間、長持ちさせるコツとは?

カットかぼちゃはきちんと下処理をすれば、冷蔵庫で4~5日は日持ちします。

しかし、ここで大切なのはきちんと下処理をすれば、というところです。下処理をしないと、早くて次の日にはカビが生えていた!ということもありえます。

なぜ下処理だけでそこまで賞味期限が変わってくるかというと、とわたの部分は水分が多いためにカビが生えやすくなっているからです!

それでは次に、正しい保存方法についてご紹介します。

カットかぼちゃの正しい保存方法や期間は?

カットかぼちゃの賞味期限は?保存方法や期間、長持ちさせるコツとは?

 

カットかぼちゃの正しい保存方法

【用意するもの】大きめのスプーン ラップ

  1. 種とわたをきれいに取る。
  2. ラップでかぼちゃをピッタリと包む。
  3. 冷蔵庫の野菜室にしまう。

たったこれだけですが、種とわたがないだけで4~5日は持ちます。
できればわたは削るくらいしっかり取ります。カビが生えやすいだけではなく、煮物などはそこから煮崩れるので、しっかり取りましょうね。

丸々1個のかぼちゃは10~13℃の風通しの良いところで保存すると1~2か月は持ちます!

ただしかぼちゃの温度が低くになりすぎると美味しくなくなるので、冷蔵庫ではあまり保存しません。

夏は暑くなりすぎるようなら、新聞紙などに包み野菜室に入れておきます。

カットかぼちゃを長持ちさせるコツは?

カットかぼちゃの賞味期限は?保存方法や期間、長持ちさせるコツとは?

カットかぼちゃは冷蔵では4~5日は保存することができますが、冷凍することでさらに長く保存することができます。

ちょっとの手間ですが、種とわたを取ってしまう時に一緒にやっておくと後で楽ですよ。保存期間も1カ月とだいぶ長くなります。

方法としては3種類あります。

カットかぼちゃを生のまま冷凍!

煮物を作る予定なら一口大に、みそ汁なら薄めに切るなど、用途に合わせてあらかじめ切ってから保存用の袋に入れて冷凍します。

急いでいるときはこの方法でも問題はありませんが、生のまま冷凍するとかぼちゃに含まれる酵素が少しづつ働いて、多少なりとも悪くなるようです。

気にならないという人もいますが、少しでも長持ちさせたい場合は加熱をしてから冷凍することをおすすめします。

カットかぼちゃを加熱してから冷凍!

簡単に済ませるのであれば、電子レンジが便利です。

食べやすい大きさに切ったら耐熱容器に入れて、ラップをして電子レンジで加熱します。

普通サイズのかぼちゃ、1/4個くらいの大きさなら6分半~7分くらいの加熱で柔らかくなります。様子を見ながら温めてください。

冷めたら水分を拭きとって、保存用の袋に入れて冷凍します。

もし、かぼちゃをスープやコロッケなどに使う予定なら、この時点で潰しておくと便利ですよ。

潰してからラップに包み、保存用の袋に入れて冷凍してください。
袋に入れる時はできるだけ平らにし空気を抜くことで、素早く冷凍・解凍ができます。

カットかぼちゃを煮物にしてから冷凍!

かぼちゃは調理してからでも冷凍保存できます。解凍後はこれが1番楽ですよね。

煮物にしてから冷凍する場合は煮崩れしないことと煮汁をしっかり切ることが大切です!

それはどちらにしても、解凍するときに水分が多いとベチョッとした食感になり、美味しくないからです。

煮崩れしないように作るのはなかなか難しいです。特に水分の多いかぼちゃを買ってしまうと困りますよね。でもちょっとだけ気を付けると煮崩れしにくくなります。

それは煮る時に重なるように置かないこと。そして煮汁はひたひたくらいにすること。

煮る時に鍋の中でかぼちゃが動いてしまうと、どんどん角がなくなっていきます。

見た目にも美しくないので、板前さんは火加減も中火から弱火の間にして、かぼちゃがグツグツと動かないように煮ているそうですよ。
煮汁も少なめで、いつもよりちょっとだけ固めに煮るのもポイントです。

煮物は作った後、よく冷ましてから煮汁をよく切って、保存用の袋に入れて冷凍します。

解凍するときのコツは?

かぼちゃは上手に冷凍しても、解凍が上手くいかないと美味しくありません。
この時、気を付けるのが水分です。

生のまま冷凍したものは水分が出やすいので、解凍せずにそのまま加熱をした方が美味しいです。また加熱だけして冷凍したものも、煮物などの味付けをするのであれば、冷凍のまま煮る方がいいですね。

しかし、加熱してから又は調理してから冷凍したものは前日に冷凍庫から冷蔵庫に移しておきましょう。低い温度で解凍すると水分が抜けにくくなるからです。加熱はしてあるので、解凍ができればそのまま食べることもできます。

まとめ

カットかぼちゃは買ってきたら、まず種とわたを取ってから保存しましょう。

そしてすぐに食べきれないな、と思ったら加熱してから冷凍することで約1か月かぼちゃを保存することができます。

注意するのは水分です。
冷凍する時は水分が付かないように、解凍する時は水分が出ないように気を付けて、長くかぼちゃを楽しんでくださいね。