ゴーヤはあく抜きしないとダメなのかって気になりますよね。苦みがあるのは嫌だけど、できれば手間なく食べたいものです。
ここでは、ゴーヤはあく抜きしないとダメなのか、なぜあく抜きが必要なのか、ゴーヤの苦みを取る簡単な方法やおすすめレシピをご紹介します。
Contents
ゴーヤはあく抜きしないとダメ?理由は?
結論から言いますと、ゴーヤのあく抜きはしなくても問題ありませんが、あく抜きをしないと苦みが強くなります。
体にも害はありませんので、ゴーヤの苦味が好きなんだ!という方は、あく抜きの必要はありません。
ただ、苦いのは苦手、できるだけ苦味を抑えたいという方はあく抜きをして下さい。
では、次にあく抜きの方法をご紹介しています。
ゴーヤの苦みをとる簡単な方法は?
ゴーヤは苦みが強く、あく抜きをするのが一般的です。
苦みを楽しみたい方と、苦みを少しでも抑えたい方へ、あく抜きの方法を2つご紹介していきます。
苦みを楽しみたい!あく抜きの方法
まず、ゴーヤは縦半分に切り、綿と種をスプーンを使って取ります。
ちなみに、綿は苦みがなく栄養が豊富なのでしっかり取らなくても大丈夫です。
- 綿を取ったゴーヤを4mm~5mmの薄切りにする
- 塩小さじ1を揉み込み、水分が出るまで10~15分ほど置く
- 水気を切って調理!
苦みを楽しみたい方はこのような方法で美味しく食べれますよ。
これだと、ゴーヤの食感も楽しめるのでおすすめです。
苦みを少しでも抑えたい!あく抜きの方法
ゴーヤの綿を取るところまでは、先ほどと同じく
縦半分に切って、綿と種を取り除きます。
- 綿を取ったゴーヤを1mm~2mmの薄切りにします
- 塩小さじ1と砂糖小さじ2を揉み込み、30分ほど置く
- 沸騰したお湯で2分ほど茹でる
- 水で洗い、水を切って調理!
苦みを少しでも抑えたい方は、是非お試しください。
あく抜き以外でもゴーヤの苦みは抑えられるので、その方法もご紹介していきます。
調理方法でゴーヤの苦味を抑えられる!
まず、ゴーヤが苦い理由はご存知ですか?
なぜ苦いのかと言いますと、緑のゴーヤは未熟だからです。
大体の植物は、未熟な時に動物に食べられないようにするために苦みが強くなります。
ゴーヤは完熟すると黄色く、綿の部分は、ゼラチン状になって赤く、あま〜くなります。
ゴーヤの学術名は「ツルレイシ」ですが、完熟した綿の部分の食感がライチに似ていることから、ライチのなる木の「レイシ」から名付いたと言われております。
完熟したゴーヤはデザートとしても美味しいのでオススメです。
ゴーヤの苦み成分は「モモルデキシ」という成分で、栄養が豊富です。
食欲増進効果があり、夏バテにもいいと言われています。
このモモルデキシは、脂溶性で油に溶けやすい成分です。
なので、調理の際に油を使うと苦みを抑えられます。
また、鰹節やめんつゆなど旨味を加えることによって苦みを抑えることができます。
次に、簡単なレシピをご紹介します。
ゴーヤの簡単おいしいレシピはこれ!
ゴーヤといえば思い付くのは、やっぱりゴーヤチャンプルーですよね!
ゴーヤチャンプルーのレシピと、その他のおすすめのレシピをご紹介します!
ゴーヤの定番 ゴーヤチャンプル
【材料】
- ゴーヤ 1本
- 木綿豆腐 1丁
- 卵 1個
- 豚肉 100g
- 顆粒だし 小さじ1
- 醤油 小さじ1
- 塩こしょう 少々
【作り方】
- ゴーヤを下処理する
- 豆腐は食べやすい大きさに切り、水気をきる
- 豚肉は3cm幅に切る
- フライパンで豆腐に焼き目をつけ、いったん取り出す
- そのフライパンで豚肉、ゴーヤを炒め火が通ったら調味料と豆腐を入れる
- 味が馴染んだら溶き卵を入れ、完成!
簡単にできて、とても美味しいのでぜひ作ってみて下さい。
豆腐は木綿豆腐が使いやすいですが、島豆腐もオススメです。
島豆腐は沖縄の豆腐で、木綿豆腐よりもずっしりしたお豆腐です。
食べ応えがあり、崩れにくく調理しやすいです。
その他のゴーヤおすすめレシピ!
では、ゴーヤチャンプルー以外のおすすめレシピもご紹介します。
ゴーヤの味噌炒め
【材料】
- ゴーヤ 1本
- 豚肉 100g
- 味噌 大さじ1
- 醤油 大さじ1
- 酒 大さじ1
- 砂糖 大さじ1
【作り方】
- ゴーヤを下処理する
- 豚肉を炒め、火が通ったらゴーヤも炒める
- 火が通ったら、調味料を合わせてから入れれば完成です。
ここにナスやピーマンなどを加えても美味しいです。
ゴーヤのおひたし
【材料】
- ゴーヤ 1本
- 鰹節 適量
- めんつゆ 大さじ2
【作り方】
- ゴーヤを下処理し、冷やす
- めんつゆと鰹節をかける
これだけなので、めちゃくちゃ簡単です!
ゴーヤチャンプルーを含め3つのレシピをご紹介しましたがどれも簡単なのでぜひ作ってみてください。
ゴーヤの綿は捨ててしまう人が多いですよね。
でも、ゴーヤの綿の栄養は果肉よりも多く、沖縄では綿を天ぷらにして食べる人も多いんです。
せっかくなのでゴーヤの綿まで美味しく食べるのおすすめですよ!
美味しいゴーヤの選び方
せっかくゴーヤ料理を作るなら、美味しいゴーヤで作りたいですよね。
- 濃い緑であること
- イボが密集しているもの
- ハリツヤがあるもの
- 重みがありずっしりしているもの
美味しいゴーヤはこれらをポイントに選んでみてください。
また、ゴーヤは傷つきやすく、傷がつくとそこが黒くなります。
イボのところが黒くなっても食べられますが、できるだけ優しく扱ってくださいね。
ゴーヤの保存方法
常温だと1〜2日しか持ちませんが、野菜室で立てておくと5日ほど持ちます。
ゴーヤは綿から先に腐り始めるので、綿をとって野菜室に入れておけば1週間持ちます。
ゴーヤは冷凍保存もできます。冷凍保存では1ヶ月持ちます。
ゴーヤを冷凍する際は塩もみ、湯通しをしてから冷凍します。
そのまま調理できちゃうので冷凍しておくと便利ですよ。
まとめ
ゴーヤのあく抜きは、してもしなくても食べられますが
苦みを抑えたい方は、必ずあく抜きをしてください!
塩もみ、湯通しでゴーヤの苦みは簡単に和らげることができます。
また、油や旨味を合わせることで苦味を感じづらくすることもできます。
下処理をしておけば簡単に美味しいおかずが作れますので、ぜひお試し下さい!