キャベツを冷凍して変色しても食べられるの？水っぽい時の対処法は？

キャベツを冷凍庫に入れておくと変色したり、解凍すると水っぽくなったりしませんか。また、食べられるのかどうか悩んだことがある人も多いと思います。なぜ変色したのか、変色しても食べられるのか、そして、水っぽい時の対処法をまとめました。

キャベツを冷凍して変色するのはなぜ？

冷凍したキャベツが茶色く変色する理由は、キャベツの表面が酸化したのが主な原因です。

酸化は、キャベツの表面が空気に触れることで起こる現象です。これは、キャベツを冷凍しても、しなくても起こりえます。

酸化してしまうと、切り口が茶色やピンク色に変色してしまいます。

キャベツの変色を防ぐ冷凍保存のコツは！？

変色するのを防ぐためには、冷凍するときに気を付けることをお伝えします。

どうせ酸化して、色が変わってしまうのなら冷蔵庫での保存でもいいのでは。と疑問を持つ人もいると思います。

キャベツは生のまま保存するよりも、冷凍保存した方が長く保存することができます。そして、キャベツは玉で買った方が安いことも多いため、ぜひ冷凍保存してみてください。

使う料理によって、キャベツのカットの仕方を変え、冷凍すると使い勝手がいいです。調理するときに、わざわざカットする手間が省けるため、調理時間を短縮することが可能です。

また、一食分ずつ、ジップロックなどのチャック付きバッグに入れて冷凍しておくと、使うときに使いやすいです。変色を防ぐために、きっちりと空気を抜くことをお忘れなく。

キャベツの冷凍が変色していても食べられる？

冷凍したキャベツが酸化により変色していても、食べられます。

もし、変色した箇所が気になる場合は、その部分だけ取り除いてください。ただし、腐敗による変色は食べられないため、その場合は破棄するようにしましょう。

冷凍キャベツが、腐敗しているか見分けるポイントはこちらです。

切り口だけではなく、キャベツ全体が変色している場合は、腐敗している可能性があります。その場合は、食べるのを控えるようにしましょう。

特に赤黒く変色し、ドロドロしている場合は最も危険な腐敗の合図です。

また、傷んでくると酸っぱい臭いがします。腐っているかどうか、気になるときは、臭いを嗅いでみてください。

キャベツの冷凍が水っぽい時の注意点は？

解凍したキャベツを料理に使うときの注意点は、付着している水分さら丸ごと使うことです。

キャベツを解凍すると水っぽくなってしまう理由は、きゃべつには水分がたくさん含まれているためです。

キャベツを冷凍すると、キャベツに含まれている水分も、当然固まります。その後、解凍すると水分も解凍され、水分が出てきてしまいます。

これがキャベツを解凍すると水っぽくなってしまう理由です。

そうすることで、栄養素を無駄にすることなく、摂取することができます。

冷凍庫での保存の仕方

きゃべつを、冷凍するときの保存方法はこちらです。

解凍後、水気を絞るとキャベツがしんなりとして、塩もみした後のような状態になります。

マヨネーズと和えてコールスローを作ってみたり、塩昆布と和えてみたりと和え物に使うと、使い勝手がいいです。試してみてください。

キャベツは茹でることで、キャベツ全体のかさを、減らすことができます。キャベツの置き場所に困っているときは、茹でて保存するのがおすすめです。

使うときは、キャベツを凍ったまま汁物に入れるか、解凍後水気を切り、和え物や餃子の具にするのがおすすめです。

茹でてから冷凍すると、水っぽくなるため、炒め物には向きません。

キャベツを冷凍庫で保存する場合、1ヵ月ほど保存が可能です。

一食分ずつラップに包んだあとに、ジップロックに入れておくと使いたい時に、必要な分だけ取り出すことができます。全部解凍する必要がないため、使い勝手がよく、おすすめです。

まとめ

冷凍したキャベツの変色ですが、切り口のみの変色であれば、空気がキャベツに触れることによって起こる変色なので食べても大丈夫です

ただ、キャベツ全体の変色が見られるときは腐っているかもしれないので注意してくださいね。

冷凍する際は、どのような料理に使うのか考えてから冷凍するのかポイントです。
切ったり、茹でたりと手間はかかります。

ですが、その手間をやっておくと、後々使うときに使い勝手がいいため、手間をかけておくのがおすすめです。

上手に保存して、無駄を出さないようにしていきましょう。