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クッキーづくりに失敗柔らかい時は焼き直しもあり?サクサクにならない理由は?

クッキーづくりに失敗柔らかい時は焼き直しもあり?サクサクにならない理由は?

クッキーを作ったけれど柔らかくてサクサクにならない、実はこれクッキー作りによくある失敗のひとつです。
そもそも柔らかくなる原因は本当に生焼けだからなのか、焼き直しをすることは出来るのか、さらにクッキーがサクサクにならない理由は何なのかについて解説します。

クッキーづくりに失敗して柔らかい時は?生焼けとは違う?

クッキーづくりに失敗柔らかい時は焼き直しもあり?サクサクにならない理由は?

クッキーが柔らかくなってしまう原因で一番多いのは『生焼け』です。
しかし生焼け以外の理由でクッキーが柔らかくなってしまうケースもいくつかあります。

だからまず、柔らかくなってしまったときはその原因が生焼けだからなのか、それともそれ以外の原因からなのかを見分けましょう!

生焼けクッキーの見分け方!

クッキーが生焼けかどうかは、見た目、臭い、食感・味で見分けることができます。

生焼けクッキーの見た目は?

生焼けのクッキーは焼き色がない、もしくは焼き色が薄いケースが多いです。
表面に焼き色が付いていても裏面が真っ白だと中まで火が通っていないことがあります。

生焼けクッキーの匂いは?

生焼けのクッキーは、香ばしいクッキーの香りが薄いうえに、生の小麦粉の独特な香りと火の通っていない生卵の臭みを感じます

生焼けクッキーの味・食感は?

味も匂いの時と同様に食材それぞれの味がまだ残っているような感じがあります。
さらに食感はねっとりと絡みつくような不快感があります。

まずは以上のポイントを確認してみて生焼けかどうかの判断をしましょう。

上の項目を確認してみて生焼けではなさそうだなと感じた場合、原因として次のものが考えられます。

レシピの水分、バターの量が多い

クッキーのバターと牛乳や卵などの水分が多い場合柔らかいものとなる場合があります。
このようなレシピは、ソフトクッキーと呼ばれる種類のレシピな場合が多いです。

その場合柔らかい状態が正解のクッキーなので、そのままでおいしくいただけます。
カントリーマームのようなものなので失敗ではありませんよ!

生地の混ぜ方に問題がある

クッキーの生地は混ぜ方で大きく食感が変わります
バターを混ぜるとき、小麦粉を加えて混ぜるときそれぞれのタイミングでコツがあります。

この時の混ぜ方を間違えると柔らかすぎるクッキーになってしまうのです。

クッキーが柔らかい時は焼き直してもいい?

クッキーづくりに失敗柔らかい時は焼き直しもあり?サクサクにならない理由は?

クッキーが柔らかいときは追加で焼き直しすることは可能なのか、これは柔らかい原因が何かによって判断します。

生焼けの場合は焼き直しすることが可能になります。
しかし、生地の混ぜ方に問題があったのが原因の場合焼き直しするのはおすすめしません。

混ぜ方が原因の失敗は、焼き直ししても焦げるだけで中の固さは変わらない場合が多いです。
その場合はチーズケーキの下の土台や、砕いてアイスに混ぜるなどのアレンジをして食べてみてはいかがでしょう!

ちなみに焼き直しのできる生焼けのクッキーですが、オーブンを予熱しなおして焼きなおすのは手間だなと感じる方も多いですよね?

そこで簡単に焼き直しが出来る方法をご紹介いたします!

電子レンジでできる簡単な焼き直しの仕方!

この方法は焼き色はしっかりついているけれど、中が生焼けでしっとりしている場合のクッキーにおすすめの方法です。
焼き色が付かないので焦がす心配もありません!

お皿にクッキーが重ならないように並べ、500Wに設定したオーブンで1分くらいずつ加熱します。

割ってみて中身の火の通り具合を確認しながら加熱しましょう。

トースターでできる簡単な焼き直しの仕方!

この方法は表面に焼き色を付けたい場合や、ちょっとだけ生焼けだからあと少しだけ加熱したいなという場合におすすめの方法です。

まずトースターにクッキーを並べ、その上にアルミホイルをのせます
そうすることで表面が焦げる心配がなく、生焼けの中の部分のみ火を通すことが可能です。

2~3分ごとに様子を見て加熱のし過ぎに注意しましょう。

以上、簡単にできる焼き直しの仕方でした。

洗い物も少なく時間もかからないためとっても簡単でおすすめの方法です!

クッキーがサクサクにならない理由は?

クッキーづくりに失敗柔らかい時は焼き直しもあり?サクサクにならない理由は?

クッキーが柔らかい理由には生地の混ぜ方に問題があるケースがあることを上の生地で説明しました。

では混ぜ方のどこに問題がありサクサクにならないのか、その理由などについて詳しく解説いたします。

クッキーの生地を混ぜるときの重要なポイントは次の通りです。

クッキーをサクサクにするバターを混ぜるときのポイント

多くのレシピではバターを常温に戻し、やわらかくなるまで混ぜると書かれています。
しかしサクサクにしたい方は冷えたバターを使ったほうが良いです。

そもそも常温に戻す理由は混ぜやすくするためで、そのほうがおいしくできるというわけではないようです。
溶けすぎてしまったどろどろのバターを使うと柔らかいクッキーになる原因になります。

手間や労力はかかってしまいますがサクサク食感のクッキーを作る場合は冷たいバターを使いましょう。

クッキーをサクサクにする小麦粉を混ぜるときのポイント

クッキーの固さは小麦粉に含まれるグルテンの量に大きく左右されます
小麦粉を混ぜるほどグルテンは増えクッキーは固くなります。

もしかしたらクッキーが柔らかい原因はグルテンの量が少ないからかもしれません。
生地を混ぜるときは全体的にさっくりまんべんなく混ぜましょう。

ちなみに混ぜすぎても固いクッキーになってしまうので程よく混ぜることを心がけましょう。

以上のふたつがサクサククッキーのポイントです。

まとめ

クッキーが柔らかくなってしまう、この失敗ひとつにもいろいろな原因があることがわかりました。

しかしその失敗の原因が何か知ることで、焼き直しをしたり他のお菓子にリメイクしたりすることが可能になります。

クッキーが柔らかすぎる失敗をしてしまった場合は、まずその原因を調べるのが大事です。