保存方法&賞味期限

おかゆの賞味期限ってどのくらい?残りの保存方法や炊飯器そのままでもいいの?

おかゆの賞味期限ってどのくらいなのかわからないですよね。
また、お粥を作り過ぎちゃったときに余りをどうすればいいのかも気になります。ここでは、おかゆの賞味期限や残ったお粥の保存方法、作ったお粥を炊飯器に放置しちゃっても大丈夫なのかお伝えします。

おかゆの賞味期限ってどのくらいなの?

おかゆは子供の離乳食や、体調不良の時の主食、ダイエット中でご飯を食べるのを控えている人と、幅広くを食べられています。

定期的に作っていたり、たくさん作ったりした時に、どれくらい日持ちするのか気になるところだと思います。

お粥が炊きあがった後、どれくらい日持ちするのか、保存方法にわけて紹介していきます。

常温保存

  • 夏場の賞味期限 3~4時間程度
  • 冬場の賞味期限 1日程度

冷蔵保存

  • 2日程度

冷凍保存

  • 2週間程度

お粥は普通のご飯と比べて水分が多いため、腐りやすいです。

冬場でも暖房の効いた部屋の中での常温保存は適しません。
どの季節であっても、お粥を保存するのに、常温保存はおすすめできません。

すぐ食べる予定がある場合は、冷蔵保存。少し長めに保存したい場合は、冷凍保存と使い分けるのかいいと思います。

冷蔵保存の場合、米以外の食材や具材が含まれている場合は、さらに腐りやすくなります。
これは、お粥の水分が多いことが関係しています。

どの保存方法を用いても、できるだけ早めに食べきるようにしましょう。

腐敗の目安

お粥の日持ち日数がわかったと思います。
お粥が腐るとどうなるのかも合わせて知っておくとよいでしょう。

お粥は腐ると

  • 酸っぱい匂いや異臭がする
  • 酸っぱい味がする
  • 変色し、ネバついて糸を引く
  • カビが生えている
上記以外にも異変が起こった場合は、食べるのを控えるようにしましょう。
そして、長時間常温で放置した場合や、冷蔵庫で何日も放置してしまっていた時は、特に注意するようにしましょう。

おかゆの残りの保存方法おすすめなのは?

お粥を保存する場合、冷蔵庫や冷凍庫を活用することがおすすめです。ご自身の生活スタイルに合わせて保存方法を使い分けてみてください。

冷蔵庫での保存方法

残ったお粥をすぐに食べる予定がある場合、冷蔵庫での保存がおすすめです。

粗熱を取ったのち

  • 鍋のまま保存
  • お茶碗に移してラップをする
  • タッパーに移して保存

冷蔵保存は長期の保存には向きません。

そして、お粥は水分を多く含んでいるため、傷む速度がご飯よりも早いです。なるべく早めに食べきりましょう。

また、時間が経つとお粥が水分を吸い切ってしまうため、粘り気が増し、お粥が固くなってしまいます。

お粥は粘性があることから、洗うのが大変だと思います。

そこで、お茶碗やタッパーに保存する場合は、ラップを敷いた上にお粥を入れて保存するのがおすすめです。容器が汚れにくく洗いやすいです。

冷凍庫での保存方法

お粥がたくさん残ったときのおすすめの保存方法は、冷凍保存です。

粗熱が取れたのち

  • チャックつきフリーザーバッグに入れる
  • タッパーに入れる
  • 1食分ずつラップに包んで保存
  • ポリ袋に入れて、しばるか輪ゴムでしっかりと封をして保存
  • 少量なら、製氷皿やアルミカップに入れる

チャックつきフリーザーバッグを用いるときは、しっかりと空気を抜いて、できるだけ平たくして保存してください。

半分程度凍ったら、使いやすい大きさになるように折れ目を、箸等で入れて再び冷凍してください。

ひと手間かけるだけで、次に使いたい時に使い勝手がいいです。
冷凍保存の方法はいくつかあるため、自分の使いやすい方法を試してみてください。

解凍方法
冷蔵庫解凍をしたものを

  • 食べるときにレンジで加熱する
  • 鍋を使って加熱

冷蔵庫解凍したものを、レンジで温めると、解凍のムラがなく温めることができます。

急いでいる時等、冷蔵庫解凍せずにレンジで解凍するときは、一度に加熱するのではなく、時々かき混ぜながら加熱するとムラができにくいです。

鍋を使って加熱する場合も、冷蔵庫解凍したものを使ってください。

お粥は火を入れすぎてしまうと水分が飛んでしまい、固くなることもあります。
その場合は水やお湯を足して様子をみてください。

おかゆの保存で炊飯器そのままでも良いの?

お粥の保存は、炊飯器のまま保存することはやめましょう。
理由は2つあります。

・お粥の水分が飛んでしまう
・お米の栄養素が変性してしまう

このことより、お粥が黄色くなってしまったり、お粥の風味が損なわれてしまったりする可能性があります。炊飯器でお粥を炊いた場合は、すぐに食べきるようにしましょう。

食べきれない場合は、容器に移して、よく冷ましてから冷蔵庫や冷凍庫へ保存してください。

終わりに

お粥の賞味期限や保存方法を紹介してきました。お粥は水分量が多いことから、常温や長期の冷蔵庫保存は腐りやすいことを理解してもらえたでしょうか。

炊飯器で手軽に作れることから、炊飯器の中に放置しがちです。冷ますときは必ず別の容器を使うようにしましょう。

上手に保存をして、せっかく作ったお粥を、無駄にしないようにしましょう。