新じゃがは、皮を剥かなくても食べられるので泥をうまく落としたいですよね。たわしで洗うのが良いと聞いたことはあるけど持ってない場合はどうすればいいのかも気になります。
ここでは、新じゃがいもを皮まで楽しむための泥の落とし方や小粒の新じゃがいものレシピも紹介します。
Contents
新じゃがの泥の落とし方はどうするのが良いの?
新じゃがいもの泥を落とすには、たわしを使うのがおすすめです。たわしで新じゃがを優しくなでるように洗い流すと簡単に泥を落とすことができます。
新じゃがを皮ごと食べるメリット
新じゃがを皮ごと食べるメリットは、じゃがいもに含まれている栄養素を余すことなく摂れることです。野菜のうまみ成分と栄養素の多くは、皮と身の間に多く含まれているといわれています。
また、皮にも全体の約20%の栄養素が含まれています。新じゃがに含まれている栄養素の中でも、ビタミンCが多く含まれています。これは、レモンと同じくらいのビタミンCの量が入っています。
このことから、新じゃがを皮ごと食べるメリットが大きいといえます。
新じゃがの注意点
皮が緑色をしている新じゃがを使うときは、注意が必要です。
緑色になっているものは、ソラニンという毒性物質ができています。これは、食中毒を引き起こす成分です。普通のじゃがいもに芽が生えるのと同様に、新じゃがにも芽が生えます。
ソラニンを摂取すると、最悪の場合死に至ってしまう可能性があります。芽にも、ソラニンが含まれています。
皮が緑色に変色している部分と、芽の部分は必ず取ってから調理するようにしましょう。
ソラニンはじゃがいもに日が当たると、光合成により生成されてしまいます。そのため、直射日光の当たらない、暗くて涼しいところで保管するようにしましょう。
じゃがいもを洗う時にたわしがない時は何で代用できる?
じゃがいもを洗うときにたわしがない場合は、以下の方法で試してみてください。
- スポンジの硬い面で洗う
- 水を入れたボールにじゃがいもを入れ、じゃがいも同士で優しく擦るように洗う
- ボールに新じゃがを入れ、ざるを被せて水を当てながら上下に振る
3つ目は小粒の新じゃがを洗うときにおすすめです。
たわしにこだわらなくても、綺麗に新じゃがを洗うことができます。
また、軽く皮を剥きたいという人は、アルミホイルを丸めたものや、排水溝用のネットで軽く擦るようにして洗ってみてください。簡単に皮を剥くことができます。
新じゃがは皮を洗えば農薬は残らない?
皮を綺麗に洗っていても、農薬が気になって食べられないという人もいると思います。
基本的に、国内で生産されている野菜は出荷をする際に、食物に残っている農薬の基準値が決められています。
この基準を超えての出荷は、できないことになっています。また、葉物野菜の方が、農薬が残りやすいといわれています。
根菜類であるじゃがいもは、葉物野菜に比べて農薬が残りにくいため、そこまで気にすることはないということです。
どうしても農薬が気になってしまう場合は、食器用洗剤で洗うがおすすめです。
野菜用洗剤というものもあるため、そちらもチェックしてみてください。
洗剤を使った際は、いつもよりも長めにゆすぐようにしましょう。
しかし、じゃがいもに含まれている栄養素は、水に流れてしまう栄養素が多いです。
そのため、長時間、水にさらしておくのはやめましょう。
新じゃがの小粒おすすめレシピをご紹介!大きい時は何が良い?
【材料】
新じゃが(小粒) 20個
油 大さじ1
Aしょう油 大さじ2
A砂糖 大さじ1
Aはちみつ 大さじ1
A酒 大さじ1
Aみりん 大さじ1
【作り方】
- 新じゃがの汚れを落とす
- 新じゃがを爪楊枝がすーっと通るくらいまで茹でる
- お湯を捨て、火にかけて新じゃがの水分を飛ばす
- 油を加えて、きつね色になるまで炒める
- Aの調味料を加え、強めの中火で絡める。
- 調味料にとろみがついたら完成
【材料】
新じゃが(大きめ)3つ
塩 ひとつまみ
オリーブオイル 大さじ1
片栗粉 大さじ3
【作り方】
- オーブンを200度に余熱する
- 新じゃがを洗い、くし形に切る
- ポリ袋に新じゃがを入れ、塩とオリーブオイルを絡ませる
- 片栗粉を加え、振り混ぜる
- クッキングシートを敷いた鉄板に並べ、20分焼く
- 爪楊枝がすーっと通れば完成
- お好みで、塩やハーブソルト、粉チーズを振りかけ、ケチャップをつけて食べる
新じゃがは大きさを問わず、蒸して食べるのもおすすめです。我が家では蒸したものを、塩やマヨネーズ、明太マヨで食べるのが定番です。また、残ってしまったものは、次の日にポテトサラダとしてアレンジして食べます。
まとめ
新じゃがを綺麗に洗う方法を、いくつか紹介しました。たわしがなくても家庭にあるもので、簡単に洗うことができると思います。
新じゃがを皮まで摂取することで、栄養を余すことなく取り入れたいですね。
ソラニンを、誤って摂取しないように気を付ける必要はありますが、保存方法に気を付けて保管するようにしましょう。