干物を解凍したけど急遽予定が変わってしまった。
そんな時は賞味期限はどのくらいか、再冷凍できるのかなど気になりますよね。
この記事では、干物の解凍後の賞味期限や、美味しい焼き方、再冷凍をしても大丈夫なのか、冷凍期間がどのくらいかをご説明します。
Contents
干物解凍後の賞味期限と冷凍の期限は?解凍後に再冷凍しても良い?
干物には、ほっけやアジ、サンマなどいろんな種類があり、作り方、干し方も様々。
旨味がギュッと詰まっているので刺身や焼き魚、煮魚などとはまた違った美味しさですよね。
夕飯のおかずにしようと思って解凍した干物を急な予定の変更や献立の変更があって、出来れば明日食べたいけど大丈夫かな?こんな疑問を抱いたことはありませんか?
一度解凍した干物の賞味期限はどれぐらいなのでしょうか。
解凍後、冷蔵庫保存で【一週間程度】は大丈夫です。
なので翌日なら問題なく食べられます。
生のお魚の場合は、「なるべく早く食べる、遅くても3日以内に食べきる」のが理想ですが、干物は長く保存できるように作られているものなので解凍後一週間程度なら心配いりません。
ただし冷凍する前の保存状況によっては、解凍後一週間も持たないかもしれません。
心配なときは匂いを嗅いでみて下さい。
嫌な臭いがしたらやめておきましょう。
魚の臭い以外特に感じなければ食べられます。
干物を解凍後に再冷凍しても良い?
急な予定の変更などで今晩食べようと思って解凍した干物を再冷凍したいとき、してもいいのでしょうか?
解凍されてから経過した時間や保管場所にもよりますが、干物は再冷凍しても大丈夫です。
水分の多い生魚や肉類を再冷凍すると水分が抜けて鮮度も味も落ちてしまうのでおすすめしませんが、干物は干すことで水分が飛んでいます。
なので再冷凍しても、また食べられるのです。
ただ、いくら干物と言えども食材であることには変わりないので、一度冷凍したものと二度冷凍したものでは、一度だけ冷凍したものの方が鮮度が保たれていて美味しいことには間違いありません。
また、冷凍期間が1か月たったものを解凍してさらにまた冷凍するのはおすすめしません。すでに1か月経ってしまっていますから、その後は日持ちしません。
冷凍とはいえあくまでも1か月程度の保存が限界なので、冷凍保存した日を忘れないようにして、期限内に必ず食べきるようにしましょう。
干物の冷凍の期限ってどのくらい?美味しい焼き方は?
干物はまとめ売りのものも多いので、しばらく保存しておきたいときは冷凍保存が便利です。
冷凍した干物の期限は【1か月程度】です。
冷蔵保存だと一週間前後の日持ちが、冷凍だとぐんと伸びるので冷凍保存がおすすめです。ただしそれぞれのメーカーが設定する賞味期限がわかればその期限を守りましょう。
冷凍するときは買ってきたときの袋のまま冷凍庫に入れるのではなく、袋から取り出して一枚ずつラップに包みさらにその上からアルミホイルで包んで、金属トレイなどに入れて急速冷凍すると鮮度が保たれます。
冷凍した干物を美味しく食べるには?
冷凍した干物を食べるときに1番おすすめなのが、凍ったまま焼く方法。
凍ったまま火を通すと鮮度が逃げずに美味しく焼けるし、身が崩れにくくなります。
- フライパンやお魚グリル、オーブントースターなどをしっかり温めてから、弱火でじっくり両面焼くだけ。
- 焼き目が付いたら出来上がりです。
特にフライパンは後片付けもらくちんなのでおすすめです。
クッキングシートをひいて、皮の方から両面焼くだけです。
みりん干しは焦げやすいのですが、フライパンだと焼き目がわかりやすくて焦がす心配ないですよ。
グリルを使って焼く場合は、網にサラダ油を塗って身が張り付くのを防ぎます。
火力は弱めに、ゆっくり火を通していきましょう。
身がぶ厚いものを焼く場合や早く焼き上げたい場合、揚げ物にする場合は事前に冷蔵庫に入れてゆっくり解凍してください。だいたい半日ほどで解凍できます。
まとめ
冷凍した干物の解凍後は、冷蔵庫で【一週間程度】日持ちします。一方、冷凍保存だと1か月程度も日持ちするので、たくさんある場合は冷凍保存がおすすめ。
そして食べるときのおすすめは凍ったまま焼く方法。凍ったままの干物を弱火でじっくり焼くことで鮮度が逃げずに美味しさが保たれます。特にフライパン調理は焼き加減がわかりやすく、後片付けもらくちんなのでおすすめです。
水分の少ない干物は、一度解凍したものを再冷凍することもできます。ただし鮮度は落ちるのでそこは自己判断になります。
旨味も栄養もギュッと詰まった干物は正しく保存しておいしく食べましょう!