カツオを冷蔵庫で保存する方法は？冷凍はできる？保存期間は？

カツオは傷みやすい魚として知られています。

カツオのお刺身も美味しいですが、買ってきたその日に全部食べ切れないって事もありますよね。出来れば翌日以降も美味しくカツオを食べたいものです。

そこでカツオを冷蔵庫で上手に保存する方法やカツオを冷凍することはできるのか、それぞれ保存期間はどのくらいかについてご紹介していきます。

カツオを冷蔵庫で上手に保存する方法は？

カツオの刺身などの生魚は、実はすでにスーパーに並んでいる時点で傷み始めているんです。

特にカツオは傷みやすいと言われているので注意が必要です。

家に買ってきたら、すぐにキッチンペーパーで余分な水分をふき取ってラップで包んで密閉して冷蔵庫に入れておくようにしましょう。

それでも、いくら密閉して冷蔵庫に保存しても、切り身の場合は、翌日には味や鮮度が落ちてしまいます。

カツオの保存は漬けやなめろうに加工するのがGOOD！

なので、カツオを美味しく冷蔵保存したいなら、「漬け」や「なめろう」に加工して保存しておくと良いですよ。

加工しておけば、保存期間も少し伸びて3、4日ぐらいなら冷蔵庫で保存が出来ちゃいます。

カツオの漬けの作り方

まずはカツオの漬けの作り方をご紹介します。

カツオの漬け活用法

• カツオの漬け丼
  ご飯の上に、カツオの漬けをのせてねぎや大葉、生姜やわさびなどの薬味をのせ刻みのりをのせる。
• カツオの漬けサラダ丼
  ご飯の上に、水菜や千切りしたきゅうり、玉ねぎやレタスなどの生野菜を敷いて、カツオの漬けをのせる。
• カツオ漬けのお茶漬け
  ご飯の上にカツオの漬けを乗せて、お茶漬けの素を振りかけてお茶を注ぐ。

カツオのなめろうの作り方

カツオのなめろう活用法

• カツオの団子汁
  なめろうを団子にして、出汁汁で煮る。ねぎや豆腐も入れて煮る。
• なめろうおやき
  にんにくみじん切りとごま油をちょい足しして、丸く成型して焼く。おつまみにもなります。
• なめろう茶漬け
  ご飯になめろう、わさび、のり、ごまを乗せて、お茶をかける。

カツオの保存に冷凍はあり？方法は？

カツオ丸々1匹とかだと冷凍しても良いですが、切り身のカツオは冷凍には不向きです。

できないわけではないですが、冷凍してしまったら解凍後に生のまま食べるのはやめておきましょう。

刺し身の状態になっていると空気と触れている面積が広くなります。
そのため、細胞が壊れてしまっている場所が多いので、劣化が早くなります。

どうしても、カツオの刺し身を冷凍しておきたいなら、食べられそうにない分は、すぐに冷凍してしまいましょう。

一度食卓に並べた刺身を冷凍した場合には、生では食べずに加熱してから食べた方が良いですよ。
加熱してから食べる分には、カツオも冷凍保存しておけます。

カツオの刺身を冷凍保存する方法

カツオの刺身の解凍方法

冷凍した刺身を解凍する時に重要なのは、キッチンペーパーでしっかり水気を取る事です。

刺身から出る水分を放っておくと、臭みに変わって美味しくなくなります。
一度ラップをはがして、キッチンペーパーに包んでからラップをして、冷蔵庫でゆっくりと解凍するのが一番良い方法です。

冷蔵庫解凍は、時間がかかるので急ぎの場合は、ジップロックに入れたまま氷水に1時間くらい入れておけば、解凍が出来ます。

加熱調理するなら、凍ったままで使うことも出来ます。

カツオの保存期間ってどのくらい？

カツオを保存する場合の目安をお伝えします。

保存方法によって変わってきますが、その日に食べない場合はすぐに加工、冷凍するのをおすすめします。

ただ、刺し身用のカツオを家庭用の冷凍庫で冷凍すると、かなり味が落ちます。
なので、下味に漬け込んだり、あらかじめ煮たカツオを汁ごと冷凍するのがおすすめです。

また加工した後に冷凍したとしても、2週間以内には食べた方が美味しく食べられますよ。

冷凍カツオのアレンジレシピ

冷凍したカツオを美味しく食べられるレシピをご紹介します。

カツオフライ

カツオの南蛮漬け

ピーマンをパプリカにすると彩りが良くなって綺麗な見た目になります。
人参は無くても良いですが、ピーマンと玉ねぎは風味が加わるので、あった方が美味しいです。

つけダレ作りが面倒なら、ポン酢でも代用できます。

まとめ

カツオは傷みやすいと聞くけど、しっかり保存方法をしっておけば安心して買えますよね。

その日に食べる分は別にして、漬けやなめろうにしたり、冷凍保存することで数日～2週間ぐらいは日持ちさせることも出来ます。

ぜひ試してみてくださいね。