クリームチーズを常温に戻す時短方法は？溶ける温度やクリーム状ってどの状態？

お菓子作りによく使うクリームチーズですが、レシピには常温に戻すとありますよね。クリームチーズを常温に戻す時短方法が分かれば嬉しくないですか？
ここではクリームチーズが溶ける温度やクリーム状ってどんな状態？、常温に戻す時短アイディアをご紹介します。

クリームチーズを常温に戻す時短方法は？

常温とは

まず、常温とは何度くらいのことなのでしょうか。

常温とは20度～25度くらいのことを言います。
特にお菓子作りにおいては23度～25度くらいのことを言います。

室温でいうと暖房やエアコンをかけないちょうどいい程度の温度ですね。
クリームチーズの硬さの目安は指で軽く押してみて、へこむ程度です。

クリームチーズを常温に戻すには

普通にクリームチーズを常温に戻すには

出しておきましょう。
夏場と冬場では放置時間が全然違いますので気を付けましょう。

クリームチーズを時短で常温に戻すには

すぐにクリームチーズを使いたいのに、冬場は特に3時間も常温に放置なんて待てないですよね。

クリームチーズを時短で常温に戻す方法がいくつかありますので、ご紹介します。

小さく切る

大きいままでは熱が伝わりにくいので、小さく切るといいです。

今では簡単にカットできるバターカッターもありますので、簡単に小さくカットできます。カットしたら広げて放置しておきましょう。

薄く延ばす

塊のままだと熱が伝わりにくいです。薄く延ばしてアルミやステンレスの金属バットの上にのせましょう。

金属バットは熱伝導率が良いので、クリームチーズを塊のまま常温で置くより早く柔らかくなります。

レンジで加熱

電子レンジで15秒ずつ加熱して、硬さを確認しましょう。
ポイントは少しずつ慎重にやること。

一番簡単に早く常温になります。ただ、失敗もしやすいので慎重に加熱してください。
電子レンジに入れる際は、外側のアルミ箔は外してください。

ぬるま湯に入れる

ボウルにお風呂のお湯程度のぬるま湯を用意して、その中にクリームチーズを５～10分入れます

未開封のプラスチックケースに入っている場合はそのまま入れます。
アルミ箔でくるんでいるタイプの場合はビニール袋に入れて、中にお湯が入らないようにします。

ビニール袋に入れた場合はお湯の中でクリームチーズをもみほぐすと、より早く常温になります。

他の材料を加える

クリームチーズのほかに一緒に牛乳や生クリームなど、成分の近い材料をまぜても柔らかくなります。

牛乳や生クリーム、溶かしバターを少しずつ混ぜてクリームチーズを練っていきます。

クリームチーズの溶ける温度って？

チーズは種類によって溶ける温度が異なります。

クリームチーズのような柔らかく水分の多いチーズは55度前後で溶けるといわれています。

ただ、ここでいう溶けるはドロドロの状態。
クリームチーズを使う際はお風呂のお湯くらいの温度で柔らかくしたものが最適です。

クリームチーズのクリーム状ってどのくらいになればいいの？

クリームチーズのクリーム状とは

クリームチーズのクリーム状とはどのような状態なのでしょうか。

塊がなく、マヨネーズより少し固いくらいの状態です。

どうしたらクリーム状になる？

クリーム状にするには、常温に戻したクリームチーズをゴムベラで練っていくのがよいです。

泡だて器だと周りにくっついてしまい、うまく練ることができません。
クリームチーズは練ることで空気を入れることができます。

常温にするポイントの一つに、空気を入れやすくする目的もあるのです。

それでもクリーム状になりにくい場合は？

お菓子作りでクリームチーズをうまくクリーム状にできないとお悩みの方は多いです。

綺麗なクリーム状にできない場合やダマなりやすい場合は以下のポイントを押さえましょう。

粉ものを先に入れる理由は砂糖や粉のザラザラをつぶしながら混ぜることでクリームチーズの塊も一緒につぶれるからです。

ゴムベラを使うのも塊をつぶしやすいからですね。

基本に忠実に、丁寧に扱うことできれいなクリーム状になります。

まとめ

クリームチーズを常温に戻す理由は、他の材料と混ざりやすくするためでした。
また、ダマにならない綺麗なクリーム状にするためでもあります。

常温に戻す方法はいろいろありました。
ただし、クリームチーズが乳製品であることを忘れず、熱を加える場合には注意が必要です。

クリームチーズを使う用途によって、色々な方法を試しましょう。