保存方法&賞味期限

アボカドの賞味期限や腐ると見た目はどうなる?黒い斑点があるのは食べられる?

アボカドの賞味期限がどのくらいかってわからない人も多いですよね。アボカドが腐るとどうなるのかというのも気になります。
ここでは、アボカドの賞味期限や腐ると見た目がどうなるのか、またアボカドを切ったときに黒い斑点があっても食べられるのかお伝えします。

アボカドの賞味期限はどのくらい?

買ったときは硬かったアボカドが、いつの間にかブニョブニョに。そんなこと、ありますよね。

アボカドをおいしく食べるために知っておきたい賞味期限。常温、冷蔵、冷凍、それぞれの賞味期限について説明します。

  • 常温保存の場合は「熟すまで」
  • 冷蔵保存の場合は「4~5日程度」
  • 切って冷蔵庫で保存の場合は「2日程度」
  • 冷凍保存の場合は「2週間程度」です。

常温保存する場合は買ったばかりの硬いアボカドです。
冬と夏では熟すスピードが異なりますので注意が必要です。

ガチガチの硬いアボカドを追熟させたい場合は20度くらいの場所に置いておきましょう。

また、早く熟成させたい場合はリンゴやバナナ、メロンなどと一緒にビニール袋に入れておきましょう。エチレンガスが発生し、熟成が進みます。

完熟したアボカドは冷蔵庫へ保存!

触ってみてほどよい弾力があるアボカドは完熟した食べごろの状態です。
完熟したアボカドはビニール袋に入れて冷蔵庫で保存しましょう。

アボカドを冷蔵庫に入れる場合は、濡れた新聞紙に包んで保存袋に入れて野菜室で保存するのが良いですよ!

1度でアボカドが食べきれなかった時も、冷蔵庫で保存しておけば2,3日は食べられますよ。

ただし、切った後は変色しやすいので、アボカドの断面にレモン汁をかけ、表面の変色を防ぎます。

アボカドを半分ずつ食べる場合は、種のついたほうを保存しましょう。種がついていると茶色くなりにくいですよ。
種はついた状態でしっかりラップをかけて保存しましょう。

アボカドは冷凍保存できる?

冷凍保存する際は皮と種を取り除いて、一口サイズにカットして冷凍保存しましょう。

空気を抜いてジップロックのような密封できる保存袋に入れて冷凍しましょう。
表面が黒くなることもなく、おいしくいただけます。

アボカドディップやソースとして利用したい場合はつぶした状態にしてから冷凍保存しておきましょう。朝のアボカドジュースにもすぐに使えて便利ですね。

使う時に便利なので、切って保存するのがおすすめですがアボカドはそのまま保存することもできます。

そのまま1個保存する場合は、ラップに包んだ後に保存袋に入れてください。
解凍も自然解凍で20分ほどでできますよ。

アボカドに最適な温度は8度から12度の間といわれています。

温度が5度以下の場所においておくと低温障害を起こし、27度を超えるような場所に置いておくと高温障害を起こしてしまいますので注意しましょう。

アボカドの低温障害についてはこちらに詳しくまとめています。
⇒ アボカドの低温障害って何?冷蔵庫に入れてしまったら?常温で保存するの?

アボカドが腐ると見た目はどうなる?見てわかるの?

アボカドは腐ると

  • 触ったときにぐちゃっと柔らかすぎる
  • 皮は真っ黒、ヘタの部分もしぼんで茶色っぽい
  • 皮の部分に白カビが発生する
  • 変な臭いがする
  • 汁が出ている
  • 触るとスカスカしている

このような特徴で腐っているかどうか判断することができます。

また、実際食べると、風味を損ないおいしくありません。酸っぱく酸味を感じることもあります。

腐ったアボカドを食べてしまうと腹痛や下痢の原因にもなりますので、ちょっとでも変な味を感じた場合は食べるのをやめたほうがよいでしょう。

アボカドに黒い斑点があるのは食べられるの?なぜ斑点ができる?

食べごろのアボカドを食べようと、いざ包丁で切ってみると、黒い斑点やスジがあり、「腐っているの?」とがっかりする事ありますよね。

しかし、これは腐っているのではありません。

黒い斑点やスジがあっても、アボカドの果肉自体が黄緑色をしていれば問題なく食べることができます。

では、なぜ斑点やスジができるのでしょうか。

この黒い斑点はメラニン色素。アボカドの果肉に含まれているポリフェノールとフェノール酸化酵素が空気に触れて黒くなったものです。

また、黒いスジはアボカドの種に栄養素や水分を運ぶ維管束。
周りの果肉に比べて酸化しやすいので、黒いスジになりやすいのです。

問題なく食べられますが、舌触りや見た目が気になる場合、裏ごしqすることで黒い斑点やスジを取り除くことができます。アボカドディップにして食べるのもおいしいですよ。

まとめ

アボカドの賞味期限は保存方法によって異なります。低温障害や高温障害にならないように、温度に気を付けながら保存しましょう。

黒い斑点やスジがあってもアボカドは食べられます。口あたりが気になる場合は、食べ方を工夫してみましょう。

アボカドが腐ると全体的に黒っぽく、見た目や触った感じ、臭いで判断する事ができます。腐ってしまったアボカドを食べると、お腹を壊してしまう場合がありますので、注意しましょう。

今では年中おいしいアボカドがスーパーに並んでいます。私はおいしいアボカドに当たった場合は、レモン汁だけをかけて、アボカドそのままの味を楽しむ食べ方が好きです。

最近では糖質制限ダイエットにもアボカドを取り入れるのが人気ですが、カロリーが高いので、食べすぎには注意が必要です。