プリンの賞味期限は手作りだと？ケーキ屋さんなら？凍らせるとどうなる？

自宅で手軽に作ることができるプリン。予定より多く作ってしまい、長期保存をしたい場合や、周りの人にプレゼントしたいことがありますよね。
しかし、市販の物とは違い、賞味期限が分かりません。
いつまでもつか分からないものを保存しておくのはちょっと不安ですよね。
今回は、手作りプリンや、市販のケーキ屋さんで買った場合、凍らせた場合の賞味期限についてお教えします！

プリンの賞味期限手作りはどのくらいなの？

手作りの場合は保存料が入っていないため、どうしても賞味期限が短くなってしまいます。

また、牛乳や卵を使用しているので、市販のものより傷みやすいです。
常温保存の賞味期限は2～3時間といわれ、夏場ではもっと短くなるといわれています。

そのため、基本的には冷蔵保存することが重要です。
冷蔵の場合は、作ってから２～３日が賞味期限と言われています。
しかし、これは保存方法をきちんとした場合の日数なので、注意しましょう。

保存方法ですが、プリンは匂いが移りやすいので、匂いが強いものと一緒に保存することはお勧めできません。
また、乾燥に弱い食べ物ですので、空気に触れないようにすることが大切です。

そのため、タッパーなどの密閉できる容器に移しておくか、蓋のない場合はしっかりとラップをして、さらに保存袋にいれると安心です。

また、きちんと粗熱をとらないと、冷蔵庫の他の食品が傷んでしまいますし、容器に水滴がついて雑菌が増える恐れがあるので気を付けましょう。

上手に冷蔵保存ができても、手作りが傷みやすいことに変わりはありませんので、なるべく早く食べるようにしましょう。

ケーキ屋さんのプリンの賞味期限はどのくらい？

ケーキ屋さんで売られているプリンは、工場で作った場合と、お店で手作りした場合の2種類のパターンがあります。

それぞれの賞味期限はどれくらいでしょうか？

どちらの場合も、賞味期限後に食べた場合の体調不良などは自己責任になってしまうので、
期限以内に食べるようにしましょう。

プリンを凍らせると賞味期限はどうなる？味は？

冷蔵保存はできても、あまり日持ちしないことがわかりましたね。

よく、食べ物は冷凍すると長く保存できるという話を聞きますが、
手作りプリンの場合はどうなのでしょうか？

実は、プリンは基本的には冷凍保存には向いていません。

特に、蒸したり焼いたりして作ったプリンは、解凍したときに水分が出たり、「す」が入ってしまうので、スカスカなスポンジ状になってしまいます。

味や食感が大きく変わってしまうので、おすすめはできません。

どうしても冷凍したい場合は、解凍するときに半解凍にしましょう。
しかし、不向きとはいえ、冷凍保存を前提で作りたい場合もありますよね。

そんな時は、固まらせ方のレシピを変えてみましょう。
ゼラチンを使用したレシピは、冷凍しても食感が変わりにくいと言われています。

冷凍する場合は、冷蔵の時と同じく、密閉できる容器に移して粗熱を取ってから保存します。
きちんと保存できれば、賞味期限は1ヶ月程度と言われています。

こちらも、食べるときは半解凍にするとシャリシャリとしておいしいですよ。

工場で作った市販のプリンの冷凍はできるの？

それでは、工場で作った市販のプリンはどうでしょうか？

実は、「冷蔵よりおいしい」という評判があるくらい、冷凍したプリンが人気なのです！

市販のものは、プリンの水分が凍りにくい材料を使っていることが多いです。
スポンジ状になりにくいので、味や食感が悪くならないのですね。

むしろ、冷たさも相まって濃厚なアイスのようになることが多いようです。

また、冷凍時間によって食感は変わっていきます。

商品によっておすすめの冷凍時間が違っていたり、手作りの時には向いていなかった焼きプリンも、市販の物なら美味しく冷凍することができるので、いろいろと研究してみるのも面白いかもしれませんね。

しかし、中には冷凍するとボソボソしてしまうものや、冷凍を推奨していない商品もあるので、注意が必要です。

他にも、瓶入りの場合、冷凍から常温に戻した時の温度差で、瓶にひびが入る恐れがあります。
最悪、割れてしまう可能性もあるので注意しましょう。

まとめ

手作りプリンの賞味期限が短いことや、作り方によって冷凍保存に向き不向きがあることが分かりましたね。

多く作って保存しておきたい場合は、ゼラチンを入れるなど、あらかじめレシピを工夫してみることをオススメします。

また、手作りプリンを周りの人に配る場合は、市販の物より傷みやすいので、保冷剤を付けておくともらった人も安心してくれると思いますよ。

手作りプリンの冷凍は不向きですが、市販のプリンは味が格段に良くなると人気ですので、ぜひ試してみてくださいね！