ちらし寿司を作り過ぎてしまった場合、余ったら捨てるのはもったいないですよね。
でも、ちらし寿司は寿司の一種なので、あまり日持ちしなさそうなイメージですよね。
ここでは、ちらし寿司の正しい保存の仕方や、ちらし寿司の保存期間についてまとめました。
又、保存したちらし寿司をおいしくいただくための、温め方についても触れていきます。
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ちらし寿司の保存の仕方は?
ちらし寿司を保存する場合、もし上にお刺身などの生物がのっていたら、それを全て別のお皿に移します。
本当ならこれらは、当日中に食べるのが理想ですが、冷蔵庫に入れれば、翌日まで保存可能です。
ただ、私の場合は少し心配なので、生物だけは当日中に食べてしまうようにしています。
そして、生物以外の具材や酢飯に関しては、常温・冷蔵保存・冷凍保存どれでもOKです。
いずれの保存の仕方の場合も、酢飯をしっかりラップで包み、空気を抜くことがポイントです。
酢飯が空気に触れてしまうと、どうしてもボソボソして、おいしくなくなってしまうのです。
お皿や寿司桶に入れたまま保存する時は、中に空気が入らないようにラップをかけましょう。
ちらし寿司を常温保存する場合は、必ず、直射日光が当たらない涼しい場所に置くようにしてください。
そして、気温が10℃を超えてしまった場合は、用心のために、常温保存は避けてくださいね。
又、冷凍保存した場合の解凍方法は、基本的には自然解凍で大丈夫です。
「自然解凍しただけだと冷たいかな」と感じる人は、電子レンジで温めてもOKです。
ちらし寿司の保存期間ってどのくらい?
ちらし寿司を保存する場合、保存の仕方によって保存期間が変わってきます。
常温保存した場合は、保存期間は2日間くらいまでと考えてください。
冷蔵庫に入れて保存した場合は、常温保存よりは日持ちしますが、保存期間は3日くらいです。
常温保存・冷蔵保存いずれの場合も、2日以内に食べた方がおいしくいただけそうですね。
冷凍したちらし寿司の賞味期限は?!
一方、冷凍保存した場合は、保存期間は2週間くらいと考えてください。
本当は1ヶ月くらい日持ちするのですが、2週間を超えると酢飯がかなり劣化します。
なので、1ヶ月冷凍保存した場合は、あまりおいしくいただけないかもしれません。
冷凍しすぎて劣化してしまったら、ちらし寿司を温めて、蒸し寿司として食べるとおいしくなりますよ。
ちらし寿司を冷蔵庫保存した時の温め方は?
ちらし寿司を冷蔵庫・冷凍室で保存した後は、温めて蒸し寿司にしてもおいしいです。
そこで、ちらし寿司をおいしく仕上げるための、温め方のポイントを紹介します。
温めたちらし寿司をおいしく仕上げるためには、本当は、蒸し器で蒸すのがオススメです。
蒸し器で蒸すことで、酢飯の酸味が飛んでしまうということがありません。
なので、ちらし寿司の風味をそのまま味わうことができるので、とてもおいしいですよ。
又、蒸し器で蒸すと、酢飯の水分が蒸発しないため、ふんわりした食感になります。
電子レンジを使った場合はちょい足しで美味しく!
でも、どうしても時間がないという時は、電子レンジで温めてしまっても大丈夫です。
電子レンジで温めると、酢飯の酸味が飛んでしまうので、少し味気なくなってしまいます。
そこで、温め終わった後に、ちらし寿司に少しだけ寿司酢を足してみてください。
量を微調整しながら酢を少し足すと、ちらし寿司の風味が戻ってきますよ。
又、電子レンジで温めると、酢飯の水分も飛んでしまい、パサパサすることがあります。
なので、ラップかプラスチック製のふたをして、レンジで温めることをオススメします。
私は、プラスチック製のふたを使っていますが、これを使うのと使わないのでは、酢飯のふんわり感が全く違います。
まとめ
ちらし寿司は、生物を取り除いた状態なら、常温・冷蔵保存で1~2日は日持ちします。
冷凍保存した場合は2週間日持ちしますが、日にちが過ぎれば過ぎるほど、酢飯が劣化します。
冷蔵・冷凍保存したちらし寿司は、温め直して、蒸し寿司にするとおいしいですよ。
この場合、蒸し器を使うか、ふたをした状態で電子レンジで温めるという形になります。