ネギは、メインのおかずでも食べられるし、ちょっとした副菜にしても食べられる優秀な食材です。
そんな活躍する場が多いネギを買う時には、より良いネギを買いたいと思いますよね。それに、なるべく長く日持ちしてくれたら嬉しい限りです。
そこで今回は、ネギが新鮮かどうかを見分けるのにはどうやって見分けるのか。ネギは常温だとどのくらい日持ちするのか。保存するのに一番良い保存方法は何か。ネギは新鮮だと生で食べても良いかなどについてご紹介します。
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ネギが新鮮かどうかを見分ける方法は?
ネギの種類は、2種類あると言われています。
- 根深ネギ
白くて長い茎を食べて、緑の部分は短いネギ。 - 葉ネギ
白い茎部分は短くて、緑の部分が主役のネギ。
新鮮な根深ネギの選び方
まず、新鮮な根深ネギの選び方ですが、ネギの白と緑の境目がはっきりとしていて、茎の部分が硬めなものが新鮮です。
茎の部分が、触ってみて柔らかい場合は、ネギを収穫してから時間が経っている証拠です。
白い茎の部分が真っ直ぐで、全て同じ太さで、根元の切り口を見ると綺麗でみずみずしい方が良いですね。
そして、なるべく傷がついてなくて、白い茎部分がツヤツヤしているネギを選ぶと失敗しないです。
新鮮な葉ネギの選び方
次に、新鮮な葉ネギの選び方は緑の葉の部分がピンと張っていて、鮮やかな緑色で葉っぱに白い粉が付着しているのが良い葉ネギです。
根深ネギと同じく、根の方が引き締まって白色が綺麗なネギが鮮度は高くなっています。
スーパーでネギの鮮度を見るときの注意点!
スーパーに置いてあるネギなどの鮮度は、もちろん新しく置かれていくネギのが鮮度は高いです。
しかし、スーパーで置かれているネギが毎回新鮮な状態で販売されているわけではありません。
だいたい値下げされた食材の場合は、仕入れてから時間が経って古くなっているから安くなっているんですよね。
ネギももちろん同じ様に古くなったら安くなりますが、ネギが古くなってきたら、傷んできた葉の部分だけを切って、店頭に並べている時もあります。
なので、見るのは白い部分をしっかり見ないといけないですね。
あまりにも葉の部分が短く切られている場合は、あまり鮮度が高いネギとは言えません。
スーパーでたくさん並べられたネギの中で新鮮なネギを選ぶのは、緑の葉の部分が長くて、白い部分がみずみずしく太さも均等なものを選べば、新鮮なネギを買う事ができます。
ネギの日持ちは常温だとどのくらい?おすすめの保存方法は?
ネギには種類があると言われていますが、全てのネギは常温保存で保存する事ができます。
しかし、スーパーで買ってきたネギは収穫してから何日経っているかわからないので、常温だと3、4日が限度です。夏だと2、3日にくらいに短くなります。
常温で保存するなら、新聞紙やラップで包んで風通しが良い冷暗所に保存した方が良いですね。
部屋の温度が高いと腐りやすくなるので、なるべく寒い場所に置いて下さい。
でも、冷蔵庫に保存した方が日持ちはします。
確かに、あの長さのまま冷蔵庫に入れるとちょっと場所をとりますからね。
邪魔にならないように、3等分くらいに切ってラップに包んで冷蔵庫に入れておけば1週間は日持ちします。
鮮度を保ったままの長期保存は冷凍で!
しかし、ねぎを丸ごと使う機会はあまりないので、使いやすい大きさに切って保存すると良いです。
鮮度を保ったままで長期間保存するなら、冷凍保存がおすすめですね。
やっぱり冷凍保存は一番確実ですよね。
冷凍保存方法ですが、小口切りにして良く水分を拭き取ってから、ジップロックの袋に入れて保存しておけば、一ヶ月ぐらいは保存ができます。
冷凍する際には、白い茎の部分と緑の葉っぱの部分をそれぞれ分けて切って袋に入れておくと、料理に使う際に便利ですよ。
また、ネギを湯通しして冷凍しておくと酢味噌和えのようなぬたがすぐに作る事ができます。保存方法は、ネギを湯通しして硬めに絞りラップに包んで冷凍保存です。
解凍する時には、使う何時間か前に冷凍庫から出して自然解凍してそのまま酢味噌で和えれば、あっという間に一品できちゃいます。
しかし、湯通ししたネギは冷凍保存でも日持ちは2週間程度になるので早めに調理しちゃいましょう。
冷蔵する際に日持ちを伸ばす裏ワザ
また、冷蔵庫で保存する場合も少し手を加えると日持ちが伸びて2週間になります。
その方法は、
小口切りに切ったネギをジップロックに入れて3cm深さくらいの水を入れて冷蔵庫に入れる
普通に冷蔵庫に入れておくよりかは、長持ちします。
ただし、水に浸かっているので、ネギ自体が水分を吸収していくので、日持ちは延びたからといっていつまでも食べずに置いておくのは、危険です。
早めに使い切ることをおすすめします。
ネギは新鮮だと生で食べれるの?
もちろん生でも食べられます。
薬味とかは、生ですからね。
冷蔵庫に少し置いておいたネギでも生で食べる事ができます。
ネギを生で食べると、少し辛味がありますよね。
体を温めて発汗作用を促してくれるので、風邪を引いた時などに食べると解熱をしてくれます。
しかも、生で食べれば胃の働きを活発化してくれるので、食欲増進に繋がります。
ただ、この効果はネギに火を通してしまうと弱まるので生のまま食べた方が良いですよ。
加熱以外でも、時間が経つと効果は弱まるので、新鮮なうちに早く食べた方が良いですね。
根深ねぎの場合、新鮮じゃないと葉の部分はべちゃべちゃになってきて、あまり美味しい物とは言えません。
なので、食べるのは茎部分だけにした方が良いですね。
ネギの茎部分を生で美味しく食べるレシピ
茎の部分を生で美味しく食べれるレシピをご紹介します。
ピリ辛ネギ和え
材料(2人前)
・長ねぎ:1本
☆ごま油:大1
☆しょうゆ:小1
☆豆板醤:小1/2
☆黒こしょう:ひとつまみ
・白いりごま:適量
- 長ねぎは斜め薄切りにします。
- ボウルに☆を入れて混ぜます。
- 1を加えて和えます。
- お皿に盛り付けて、白いりごまを振りかけて完成です。
長ねぎの辛味が気になる場合は、切ってから水に10分さらして水気を絞ってから調
味料と和えて下さい。
ネギ味噌
材料(2人分)
・長ねぎ:1/4本
・味噌:大3
- ネギの白いところをみじん切りにする。
- まな板の上の1の上に味噌を置く。
- 包丁で全体を切り混ぜて味をなじませる。
ネギポン酢
材料(作りやすい分量)
・ネギ:1本
・生姜:30g
・ポン酢(市販):200ml
・砂糖:大3〜4
- ネギの白い部分、生姜をみじん切りにする。
- ボールに1とポン酢、砂糖を入れてよく混ぜて出来上がりです。
辛味が苦手な人は、砂糖大4入れた方がまろやかになります。
まとめ
鍋には欠かせないネギですが、火を通さなくても生で薬味などにしても食べられます。
薬味程度と思いますが、なきゃないで寂しいですよね。ちょっとしたアクセントに、ネギは必要ですね。