せっかく作ったプリンが固まらない…こんな結果になると悲しいですよね。
では、プリンが固まらないのは、一体どんなことが原因なのでしょうか。
又、固まっていないプリンは、そのまま食べてしまっても問題はないのでしょうか。
ここでは、プリンが固まらない原因・プリン作りに失敗した時の対処法やリメイク法をまとめました。
Contents
プリンが固まらないのはなぜ? どうすればいいの?
せっかく作ったプリンが固まらないとがっかりですよね。
プリンが固まらない理由と気を付けるポイントをお伝えします。
プリンに使う牛乳の量が多すぎる!
プリンが固まらない場合、1番ありがちな原因は、「牛乳の量が多すぎる」というものです。
プリンは基本的に、牛乳を多く入れると、とろとろした柔らかいプリンに仕上がります。
でも、牛乳の量が多すぎてしまうと、とろとろを通り越して、固まらなくなるのです。
そのため、牛乳は決められた分量以上は使わないようにしなくてはなりません。
プリンに使う牛乳が冷たすぎる!
又、量だけでなく、冷たい牛乳を使っている時も、プリンは固まりづらくなります。
なので、冷蔵庫から牛乳を出したら、常温~ぬるめくらいにして使うことをオススメします。
プリンを加熱する温度が低すぎる!
次に考えられる原因は、「プリンを加熱する時の温度が低すぎる」というものです。
プリンには卵が使われていますが、卵は基本的に、80℃を下回ると固まりづらいのです。
なので、プリンを加熱する時は、温度を80℃以上にきちんと設定しておく必要があります。
プリン加熱するときの焼き(蒸し)時間が短すぎる!
次に考えられる原因は、「加熱する時の焼き時間・蒸し時間が短すぎる」というものです。
これは、先ほどの「温度が低すぎる」という原因ともつながるものです。
つまり、プリンは、十分な温度・時間でしっかり加熱しないと固まらないのですね。
そのため、タイマーなどを使い、十分な時間を取って加熱するようにしてください。
プリンは固まらないでも食べられる?
さて、固まっていないどろどろのプリンですが、これはそのまま食べられるのでしょうか。
一見すると、カスタードクリームのように見えて、そのまま食べられそうですよね。
ところが、固まらない生焼けのプリンは、できればそのまま食べないことをオススメします。
なぜかと言うと、生焼けの状態だと、牛乳と卵が傷みやすい状態だからです。
牛乳と卵は、しっかり冷やしてあるか、しっかり加熱してあるかしていれば、そのまま口に入れても問題ありません。
でも、生焼けの状態というのは、「中途半端に生ぬるくなっている状態」です。
この状態にある牛乳・卵には、雑菌が繁殖しやすくなっていて、お腹を壊す可能性があります。
なので、固まらなかったプリンは、処分するか、加熱し直すかのどちらかをオススメします。
そこで次の項では、固まらなかったプリンをおいしく食べる、リメイク方法を紹介します。
プリンが固まらない時のリメイク法!
固まらないプリンを使ったリメイクでオススメレシピをご紹介します。
プリンフレンチトースト
用意するものは、失敗してしまったプリン液と、食パンかフランスパンです。
- パンの上に、プリン液をたっぷり塗り、もしカラメルソースがあれば、上から少しかけてください。
- その状態で、オーブンで十分に焼けば、プリンの再加熱も完了で、おいしいフレンチトーストの出来上がりです。
プリン液は十分に甘いので、食べる時に砂糖やはちみつをかけなくても十分おいしいですよ。
プリン味のケーキ
次にオススメしたいプリンのリメイク法は、簡単に作れる「プリン味のケーキ」です。
用意するものは、失敗したプリン液と、ホットケーキミックスの粉です。
- ホットケーキミックスの粉は、プリン3個分につき150gくらい用意してください。
そして、少しふっくらと仕上げたい場合は、ベーキングパウダーが3gくらいあるといいですよ。 - これらを全てしっかり混ぜてケーキ型に流し込み、160℃くらいに温めたオーブンで45分くらい焼いて完成です。
ほんのりカスタード風味のパウンドケーキに仕上がり、大人も子供もおいしくいただけます。
甘さが足りない場合は、お好みで、上からカラメルソースをかけてもOKですよ。
まとめ
プリンが固まらない原因は、牛乳の分量が多すぎる・牛乳が冷たすぎることが原因です。
又、プリンを十分に加熱していない場合も、きちんと固まらないことが多いです。
固まらなかったプリンは、生焼け状態で、雑菌の繁殖が心配されます。
なので、そのまま食べずに、再加熱するか、リメイクレシピで違ったものに作り直してから食べましょう。