時代と共に、お正月の過ごし方が多様化し、それに伴い、おせち料理の楽しみ方も多様化してきました。
今では、おせち料理を作る派の人と作らない派の人が、くっきり分かれるそうです。
そこで、おせち料理を作る派・作らない派のそれぞれの意見や事情を見ていきましょう。
又、おせち料理を作るのには、どんな意味があるのかについてもお話していきます。
Contents
おせち料理は作る派と作らない派どっちが多いの?
最近は、おせち料理を作らない派の人が、圧倒的に多いのが現状です。
でもおせちを作る派、作らない派どちらの意見も聞いてみるとなるほど~となりますよ。
おせちを作らない派の人の意見は?
おせち料理を作らない派の人の意見としては、「作るのが大変」ということがまず挙げられます。
最近は働いている人も多いですから、「年末年始くらいはゆっくりしたい」という人も多いですよね。
そのような事情から、「おせち料理は作らずに買って済ませる」という人が増えているようです。
又、最近の市販のおせち料理は、かなり豪華になっていて、メニューもバラエティに富んでいます。
若い人も喜ぶような、洋風おせちや中華風おせちなど、選ぶのも楽しいですよね。
私もそうなのですが、市販のおせち料理を選ぶことを、毎年楽しみにしている人も多いようです。
そして、「自分で作るより、買ったものの方がおいしいかも」などと思ってしまうのですね。
おせちを作る派の人の意見は?
もちろん、おせち料理を毎年きちんと作っているという人も、一定数はいます。
おせち料理を作る派の人は、「日本の伝統だし、おせち料理を作るのにも意味がある」と考えているんですって…。
子供が生まれて、きちんと日本の伝統も伝えたいと思いつつも面倒くさいが買ってしまっているのが我が家です(^_^;)
では、おせち料理を作るのにはどんな意味があるのか、次の項でお話していきます。
おせち料理を作る意味は?
おせち料理を作るのには、「お正月くらいは、主婦をご飯作りから解放してあげる」という意味があるのだそうです。
主婦は、休日でもご飯作りに追われてしまい、なかなかゆっくり休むことができませんよね。
でも、お正月休みの間はおせち料理を食べ続けていれば、その間はご飯を作る必要がなくなります。
おせち料理を作るのには、このように、主婦に対する気遣いと配慮の意味があったのですね。
おせちを作る方が大変?!
ただ、最近の人たちは、「そもそも年末におせち料理を準備すること自体が大変」という考えの人が多いようです。
確かに、年末の忙しい時期に、おせち料理作りまで加わると、更に大変ですよね…。
そのため、「おせち料理作りに追われると、お正月休みの間は疲れてぐったりする」という人も少なくありません。
今は女性も働いていて共働き家庭が多いので、主婦=料理するという図式ではなくなってきていますからね。
そういう意味でも、おせち料理を作るという慣習は、時代と共に変わっていくものなのかもしれませんね。
おせち料理を作りたくない理由は?
次に、「おせち料理を作りたくない」という理由にはどのようなものがあるのかを見ていきましょう。
おせちを作りたくない理由1 買った方が美味しい
まず、先ほども少し触れましたが、「市販のおせち料理の方がおいしいから」という理由です。
市販のおせち料理は、現代人や子供たちも喜びそうなメニューが揃っていますよね。
なので、「わざわざ自分で作るより、みんなが喜ぶおせちの方がいい」と考える傾向が強いです。
今はキャラクターのおせちや洋風おせちなど色々売られていますからね( ´艸`)
おせちを作りたくない理由1 忙しいのに余計な事を増やしたくない
次に挙げられる理由は、「年末の忙しい時期に余分な用事を増やしたくないから」というものです。
年末は誰もが忙しく、仕事と家庭を両立している女性は、更に忙しいですよね。
そのような時期は、少しでも余計な用事は増やしたくないという思いがあるようです。
おせちを作りたくない理由3 おせちが好きじゃない!
次に挙げられる理由は、「そもそもおせち料理が好きではないから」というものです。
そもそも論ですが、伝統的なおせち料理のメニューは、どれも渋いものが多く、決して若い人向けではありません。
自分も考えてみたら、おせち料理って子供の頃好きじゃなかったし、今も別に嬉しくはないですもんね(^_^;)
なので、「わざわざ好きではないものを作って食べなくてもいいかな」と思う人も多いようです。
まとめ
今の時代は、おせち料理を作らない派の人が圧倒的に増えているようですね。
忙しい女性が増えたり、おせち料理そのものが好きでなかったり…と、様々な理由があります。
又、最近の市販のおせち料理がおいしいことも、作らない派を増やす理由の1つのようです。
本来は、お正月休みの間に主婦を休ませるという意味で、おせち料理が存在していました。
でも、時代とともにその事情が変わり、おせち料理の楽しみ方も人それぞれになったということですね。