レトルトカレーはお手軽便利ですが、うっかり賞味期限切れという事も多いですよね。
賞味期限切れのレトルトカレーはいつまで食べられるのか気になります。
ここでは、レトルトカレーの賞味期限切れがいつまで食べられるのか、半年はどうなのか、判断の仕方をご紹介します。
Contents
レトルトカレーの賞味期限切れ半年だけど食べられる?
結論から言うと、レトルトカレーは賞味期限切れ半年でも食べることは出来ます。
今までなんとなく知っているつもりだったけど、そもそも賞味期限の定義とは?
調べてみたところ『未開封で保存方法を守ったときの、美味しく食べられる期限』のことで、腐りにくい加工食品に表示されるのが一般的です。
つまり“賞味期限がすぎた=食べられない”というわけではないのです!
そもそもレトルトカレーは最初、保存食を目的として製造されたので他の加工食品よりも比較的、賞味期限は長めに設けられています。
例えば、多くのメーカーでは賞味期限を75%前後の表示にしています。
なので、賞味期限が1年と表示されていても、実際は1年+2~3ヶ月の間は、賞味期限が保たれるということになります。
普段スーパーなどで売られている市販のレトルトカレーの賞味期限は、製造日からおおよそ2年という期間内で設定していると言われています。
賞味期限がどのくらい過ぎているかによって、食べるか捨てるかの判断は人それぞれですが、半年過ぎていても食べられると言えるでしょう。
レトルトカレーの賞味期限切れっていつまでなら食べても良い?
半年が大丈夫なら、どのくらい過ぎていると食べられないの?と思いますよね。
ここで大事なのが、消費期限です。
消費期限とは『未開封で正しい保存方法を守っていた場合、安全に食べられる期限』のことで、メーカーがあらゆる試験や計算で割り出した可食期間という数値が基になっています。
レトルトカレーには消費期限の日付が記載されていないことが多いですが、実際は、消味期限切れの1.5倍の期限が事実上の消費期限とされています。
つまり、レトルトカレーの消費期限は約3年ほどもつので、この期間内なら事実上は食べられるということになります!
もし購入したレトルトカレーやその他の食品の消費期限が知りたいときは、このことを覚えておくと自分で簡単に消費期限が分かりそうですね。
しかし、期間内だからと言って全てのレトルトカレーが安全に食べられるというわけではありません!
次は、どうやって見極めたら良いのか判断の仕方について紹介していきます。
レトルトカレーの賞味期限切れで食べれるかどうかの判断は?!
宅の賞味期限切れのレトルトカレーをチェックしたけど、本当に安全がどうか分からない方もいると思います。
見た目で判断しにくい場合もありますよね。
賞味期限は過ぎているけど消費期限内だから大丈夫と思っていても、中身は危険な状態になっている場合があります。
なぜなら一定期間以上過ぎると、レトルトカレー自体の脂分が酸化を始めるからです。
そうすると、袋の中で菌がお腹を壊すところまで繁殖します。
レトルトカレーは中身が腐ってくると、袋自体がパンパンに膨れるので、もし袋が膨れているようなら食べることはオススメしません。
レトルトカレーはどう保存する?!
また保存方法にも注意が必要になります。
正しい保存方法で管理しておかないと、腐りやすくなったり菌が繁殖しやすい環境を作ってしまうことになります。
レトルトカレーの正しい保存方法は、直射日光を避けてなるべく涼しい場所で保管すりようにしましょう!
涼しいところでとなると、冷蔵庫や冷凍庫をイメージする方が多いと思います。
しかし、冷凍もしくは冷蔵保存をすると逆に、レトルトカレーを劣化させてしまう原因になってしまう可能性が高くなるので、常温で保存するようにしましょう!
常温保存で大丈夫か不安に思う方もいるのではないでしょうか?
安心してください!
本来レトルトカレーは過熱したのち、菌を減らした状態で特殊な袋に入れてあるため、常温で保存できる仕組みになっているのです!
まとめ
これまでの内容を一言でまとめるなら、賞味期限が過ぎてしまったレトルトカレーを食べる場合、『異常が見られなければ、半年過ぎても大丈夫』です!
ただ、袋がパンパンに膨れている状態であったり、2年以上期間が過ぎてしまっているものは、食べずに捨てたほうが良いでしょう…。
また、もし食べた際に風味が落ちている可能性も多少はあるので、食べてみて少しでも違和感を感じた時は、自己判断をするようにしましょう!
これから買い物をする際には賞味期限を確認し、消費できる適正な量かどうかを考えて購入することをオススメします。
最近では、様々なアレンジレシピもあるので参考にしてみるのも得策ですね。