こんにゃくの賞味期限開封後は？保存方法や水なしでも保存できるのか！

豚汁に入れても、煮物にしても美味しいこんにゃく。でも、1回の量としてはこんにゃくの1パックが結構大きくて、使い切れないこともありますよね。
では、こんにゃくを開封したあとの日持ちは、一体どれくらいなのでしょうか？一度開封してしまったこんにゃくを美味しく長持ちさせる保存方法は？また、水なしでも大丈夫なの？
今回はそんな、「こんにゃくを開封したあとの賞味期限」「開封した後あとの保存方法」についてまとめました！

こんにゃくの賞味期限は開封後どのくらい？

「こんにゃく」は、どれくらい保存可能なのでしょうか？まずは未開封のこんにゃくから確認してみましょう。

未開封のこんにゃく

袋に表示されている賞味期限を守る。

では、一度開封してしまったこんにゃくの場合はどうでしょう。

開封後のこんにゃく

なんと、保存方法によっては最大で1ヶ月保存可能です！

では、おいしく長持ちさせる保存方法にはどんなものがあるのでしょうか？

こんにゃくは開封後どう保存する？！

開封後のこんにゃくを最大1ヶ月保存するワザをご紹介します。

「こんにゃくと一緒に入っている水」につける

秘密は、「こんにゃくと一緒に入っている水」。ここに浸けておくだけで、最大1ヶ月の保存が可能になるのです！

袋の中でこんにゃくと一緒に入っている水は「アルカリ水」。
こんにゃくを長期保存できる「殺菌作用」がある水なのです。

必ず、冷蔵庫で保存してください。

こんにゃくと一緒に入っている水を捨ててしまったときは？

「水道水に浸けて密閉」でもOK！

その場合は「3日程度」日持ちします。
保存容器の水を2〜3日ごとに入れ替えることで、1週間程度の保存も可能です。

こちらも、必ず冷蔵庫で保存してくださいね。

茹でたあとのこんにゃくは保存できる？

アク抜きのために一度茹でたこんにゃくは、茹で汁に入れて冷蔵保存ができます。

しかし、一度茹でてしまっているので、なるべく早く食べることをオススメします。

こんにゃくが傷んでいるサインは？

保存しているこんにゃくにこんな変化があったら、傷んでいます！食べずに処分してください。

一度開封したこんにゃくの賞味期限は、保管の状況や環境にもよって変わりますので、食べる前に「傷んでいないか？」を確認した上で、なるべく早く食べ切るようにしましょう。

こんにゃくを水なしで保存するには？

ここまで見てきたように、こんにゃくの保存方法は「水につけて保存容器」が基本ですが、水を使わずに長期保存する方法があります。

それは、「こんにゃくの冷凍保存」！
こんにゃくを冷凍保存することで、水なしでも長い期間保存することができます！

ただし、食感が変わってしまうので「凍みこんにゃく」として調理してくださいね。

こんにゃくの冷凍保存の仕方

こんにゃくの解凍の仕方

解凍が終わったら手で絞り、出てきた水分をしっかり抜いてください。
目安は「芯まで解凍されているか」。
解凍したこんにゃくは、加熱料理に使いましょう。

解凍したこんにゃく「凍みこんにゃく」のススメ

ただし……実は、こんにゃくは冷凍には不向きな食材。
それは、こんにゃくの中の97%が水分でできているから！

こんにゃくのような水分が多いものを冷凍すると、凍りやすい反面、一度凍ると水分が抜けてしまうのです。

そのため、解凍しても、固くてゴワゴワの食感に。冷凍前のこんにゃくと同じ食感には戻りません。

そんな解凍こんにゃくの食感を逆手に取り、変化を楽しむ食べ方が「凍（し）みこんにゃく」「凍りこんにゃく」です。
肉のような噛みごたえを生かした調理法が数多くありますので、レシピを3つご紹介します。

味の染みやすさを活かして

肉のような歯応えを活かして

あと一品！というときの副菜として。肉の代わりに。こんにゃくはお腹にたまりやすく、整腸作用もある食品なので、ダイエット中の人にも嬉しいですね。

まとめ

日々の食卓で大活躍してくれるこんにゃく。こんにゃくと一緒に入っている水を使うことで、最大で1ヶ月も日持ちするんです！
また冷凍しておくことで、長期保存もできる上に、新しい風味でこんにゃくを楽しめますね。

我が家でもあと一品！というときのお供に、こんにゃくを常備しておこうと思います。みなさんもぜひ試してみてください。