料理のあれこれ

パクチー料理はどこの国?定番のレシピと嫌いな人でも食べられる方法は?

皆さんパクチーは好きですか?近年パクチーが大流行していますよね。パクチー愛好家は「パクチスト」と呼ばれています。
日本では主にタイ料理、ベトナム料理屋さんで見かけることの多いパクチーがどこの国で食べられているのか、おすすめの食べ方などをご紹介します。

パクチー料理はどこの国で食べられるの?

ここでは、実際にパクチーがどこの国でどのように食べられているのかをご紹介します!

実はパクチーの原産国はポルトガル、スペインなどの地中海なんです。

私もポルトガルを訪れたことがありますが、ヨーロッパでパクチーが食べられているとは知らず、お肉の煮込み料理にトッピングされていて驚きました。

タイなどの東南アジアで食べられるイメージが強いのでびっくりですよね!

タイ、ベトナムなどの東南アジアでは、みなさんご存知のようにトムヤムクン、フォー、生春巻きなどに使われています。

ミントやバジルなど、他の香草と混ざって出されることが多く、日本のレストランのようにパクチーが山盛りになって出てくるようなことはありません。

中国では香菜と呼ばれ、こちらもスープや麺に乗せたり、お肉と和えたり日本でいうネギのような感覚で使われています。

中南米でもパクチーは食べられており、シラントロと呼ばれているそうです。スープやサルサに入っています。

パクチーは古代ギリシャ、エジプト、ローマで薬草として使われていて、腹痛、めまい、アレルギーに効果があるとされていたそうです。

パクチー料理の定番レシピ!人気1位は何?

パクチーを使った料理と聞くとどんなものを思い浮かべますか?

トムヤムクン、フォー、生春巻き、などが定番ですよね。皆さんどんなパクチー料理がすきなのか、調査したものがあったので、見てみましょう。

総合1位は「生春巻き」、2位は「フォー」、3位は「トムヤムクン」、「ガパオライス」という結果になりました。

引用https://research-platform.line.me/archives/35719541.html

1位に輝いた生春巻きのレシピをご紹介します!

生春巻き

【材料】ライスペーパー レタス 豚肉 えび パクチー スイートチリソース

【作り方】

  1. 豚肉、えびを塩ゆでして冷ましておきます。
  2. ライスペーパーを水で戻します。
  3. ライスペーパーの手前の方にレタス、豚肉、えび、パクチーをのせ、両端を折りたたみます。
  4. 手前から奥に巻いていきます。
  5. お皿に盛り付け、スイートチリソースを付けていただきます。

生春巻きに入れる材料は、おうちにあるもので何を入れても大丈夫です。えびが無かったらかにかまを入れてもいいですし、アボカドを入れるのもおすすめです。さっぱりいただきたい方は豚肉をサラダチキンに変えるのもいいですね。

パクチー嫌いな理由と嫌いでも食べられるおすすめの食べ方は?

ここ数年日本で大人気のパクチーですが、好き嫌いがすごくわかれますよね。

パクチーは好きですか?という調査があったそうなのですが、その結果嫌いと答えた人が、好きと答えた人の倍近くいたそうです。食べたことがないと答えた人も多くいました。

このように流行りとは反対に嫌いな人が多いことがわかります。パクチーが苦手だという人の理由として一番に多いのがあの強烈な香りですよね。

パクチーの香り成分はカメムシの臭いと似た構造があるそうです。パクチー嫌いの人はわかるのではないでしょうか。ちなみにパクチーの和名は「カメムシソウ」だそうです。

また、遺伝子の変異が関係しているとも言われています。臭いに関係する遺伝子が何らかの形で変異し、パクチーの香りの主成分であるアルデヒドに敏感になるそうです。

このアルデヒドは石鹸にも多く含まれているので、パクチー=石鹸(食べ物ではない)と感じてしまうそうです。ある調査では、この変異した遺伝子を持っている人が7人に1人とも言われています。

遺伝子レベルで拒絶しているのなら、食べられなくても仕方がないとは思います。

それでも克服したいという方、ここからは、パクチーが苦手な人も食べやすいおすすめの食べ方を3つご紹介します!

  1. 火を通す パクチーは火を通すことによって、においを抑えることが出来ます。エスニックな炒め物やグリーンカレーなどの煮物に入れて香り成分を飛ばしてしまいましょう。
  2. 乾燥パクチーをつかう 乾燥パクチーは保存もきき、香りがマイルドなので苦手な方にはおすすめです。炒め物やスープ、オムレツなどに入れても美味しく食べられます。
  3. 他のにおいの強いものと一緒に使う にんにくやショウガなど他のにおいの強いものと一緒に使うことでパクチー特有のにおいが抑えられ食べやすくなります。餃子の餡に混ぜてパクチー嫌いを克服した人もいるそうです!

まとめ

実は、タイ・ベトナム以外でも使われていたパクチー。中国、ポルトガルなどさまざまな国で食べられてきたとわかると、料理の幅も広がりますよね。

パクチー大好きパクチストさんは、ぜひ様々な国のパクチー料理を体験してみてほしいです!

パクチーが苦手だという方も、ぜひ無理をせずおすすめの苦手克服法を試してみてください!もしかしたら、パクチーがないと物足りない・・・なんて思う日が来るかもしれませんよ♪