キムチは発酵食品の1つでもあり、腸活&ダイエット・美容に関心がある人には気になる食べ物です。
味のバリエーションが豊富なこともあって、キムチ選びに迷うこともありますよね?
今回は、辛くないキムチ・酸味の際立つキムチ・キムチ漬けに使われる野菜の種類などについて紹介します。
Contents
キムチの辛くないおすすめはこれ!
辛くないキムチのおすすめは
- ご飯がススムキムチ:ピックルス
- イチオシキムチ:美山
- 牛角 韓国直送キムチ:フードレーベル
です。
1つずつ説明します。
ご飯がススムキムチ:ピックルス
リンゴの甘味が特徴的なキムチ。でも、カツオだしの風味も豊かで口の中いっぱいに広がります。キムチの中ではトロッとした感じがあるので、ご飯粒とからみやすいです。
日本でお馴染みがある似ている漬け物を挙げると、べったら漬けのような雰囲気のあるキムチと言えば伝わりやすいと思います♪
辛いキムチが苦手な人や幼い子供でも、とても食べやすいキムチです。
イチオシキムチ:美山
前述した「ご飯がススムキムチ」よりは、あっさりとした甘さのキムチです。植物性乳酸菌LB27」が50gあたり400億個も入っているので、健康志向の人にも向いています。
リンゴの甘味だけでなく、イワシやカツオの旨味も感じられます。辛さは控えめで、さっぱりとした甘さで日本人好みに仕上がっているキムチです。
乳酸菌が含まれますが、酸味は感じられません。辛みと甘味、酸味のバランスが良いのが一番の特徴になります。
牛角 韓国直送キムチ:フードレーベル
焼肉専門店「牛角」が商品名のキムチ。辛みは弱めで、甘味の元は玉ねぎと人参です。さらに牡蠣の旨味が感じられ、味に奥深さがあります。
濃い目の味つけになっていますが、焼肉に負けない存在感です。
他のキムチに比べて賞味期限が長めですが、容器はフタ付きの箱型なので少量ずつ食べたい人にも向いています。
白菜の白い肉厚な部分も入っていて、いろいろな食感が楽しめるのも嬉しいポイントです。
キムチの酸味が際立つおすすめはこれ!
キムチの酸味が際立つおすすめは、通販のお取り寄せキムチです。国産のキムチでは酸味が際立っているものが見つかりませんでした。
でも、私の友人の友人に韓国の方がいたので情報を得ることができました♪そこで、通信販売と国内スーパーの2つに分けて紹介します。
通販でおすすめの酸味際立つキムチ
- 韓国農協白菜キムチ(1kg)
- 酸っぱ旨!熟成キムチ5kg 韓国産発酵キムチ
それぞれのキムチについて解説します。
韓国農協白菜キムチ(1kg)
日本での農協(JA)にあたる韓国の農協なので、信頼できます。1kgというと「多すぎちゃう」と思われるかも知れませんが、韓国産のキムチだと少量での販売です。
日本で販売されているキムチは浅漬けの感覚ですが、こちらのキムチは本格的で、発酵食品といえるお漬物になります。
だから、時間の経過とともに酸味が増します。その意味では、味の変化を楽しむのも○です。
ただ、こちらの商品は開封時に脱臭剤の袋の一部も一緒に切れてしまうことがあるので注意が必要です。
酸っぱ旨!熟成キムチ5kg 韓国産発酵キムチ
酸味の強いキムチを探しているなら、通信販売で購入できる商品の中では一番酸っぱいキムチです。
ですが、酸味があるだけでなくエビやイワシの塩辛の旨味もあります。そのまま食べたり、鍋に入れたり、炒め物に使ったりもできます。
5kgとたっぷり入っているの、でファミリー向けです。冷凍する場合は、お弁当用のアルミフィルムで小分けにして冷凍保存することをおすすめします。そうすれば、およそ1ヶ月保存可能です。
※キムチの冷凍保存→解凍の方法
お弁当用のアルミフィルムに小分けにして入れ、冷凍用の保存袋に入れた後に真空状態にする。解凍は保存袋のまま、冷蔵庫で。
※この方法は白菜キムチのみに適用します。キュウリや大根のキムチは水分が多いので、冷凍には向いていません。(凍らせた時に野菜の線維が崩れ、解凍した時に水分も一緒にでてしまい、美味しさが失われます)
国内スーパーで買える酸味際立つキムチ
韓国産ではなく、国内のスーパーで購入可能な酸味のあるキムチは
- 宮廷キムチ:イケガミ
- 韓キムチ:モランボン
の2つがあります。
国内のスーパーで買えるキムチについても、個別に説明しますね。
宮廷キムチ:イケガミ
このキムチは、あまり甘味を感じません。最初に塩味と酸味を感じ、辛みは適度に感じる程度です。キムチなんだけれども、ぬか漬けをイメージします。
白菜1枚1枚に塩をすり込んでから、ヤンニョムというキムチ漬けの調味料をすり込んで漬ける。ここが、ぬか漬けのイメージにつながる手間なのですね。
お漬け物を作る国と作り方は違うけれども、手間を惜しまずに伝統的な作り方で作られたものは、どれも美味しいといえます。
韓キムチ:モランボン
食べた感じとして、サッパリしたキムチです。辛みもありますが、酸味の方が強く感じられます。
「韓キムチ」の名前の通り、本場の韓国の技術をもとに作られています。酸味のもとは植物性乳酸菌によるものです。
アミやイワシの塩辛とカツオのエキスが旨味の元になっていて、味に奥行きがあります。
こちらも牛角のキムチ同様、フタ付きの箱型の容器なので賞味期限は長めに設定されています。
キムチの野菜ってどんな種類があるの?
キムチでもっとも一般的なのが、白菜を使ったキムチです。白菜以外の野菜を使ったキムチとしては、
- キュウリを使ったオイキムチ
- サイコロ状に切った大根を使ったカクテキ
- キャベツを使ったヤンベチュキムチ
- ワケギを使ったチョッパキムチ
- ナスにネギ・にんにく・糸唐辛子などの薬味を詰めて漬け込んだキムチ
以上の5つがあります。
この5つ以外の野菜で、私がおすすめしたいキムチは
- レンコン
- ニンニクの芽
- ネギ
- アボガド
- ニラの一番下の部分2cmほど
- エリンギ
- セロリ
の7つの野菜キムチです♪
漬け物を自分で漬けるようになって、間もなくは市販のキムチの素を適量+野菜を和えていました。でも、最近ではもっと手軽なやり方でチャレンジしています。
それは、市販のキムチをある程度食べてから上記の野菜を加えて混ぜておく。そんな「お手軽なキムチ和え」の感覚で食べられるキムチ風味の野菜です。
以下に、下ごしらえなどを紹介します。
- レンコン→皮を剥いて薄切りにして酢水にさらした後、熱湯で軽く茹でる
- ニンニクの芽→3~4cmに切ってから、熱湯で軽く茹でる
- ネギ→白髪ネギと同様に切る
- アボガド→食べごろになったものを使用する
- ニラの一番下の部分2cmほど→熱湯にサッとくぐらせてから使用する
- エリンギ→適当な大きさに切ってから、熱湯で軽く茹でる
- セロリ→薄切りにして、そのまま使用する
※熱湯で茹でた野菜は十分に水気を切ってから、キムチ味にしてくださいね。
まとめ
キムチは甘味や辛み、酸味、旨味が感じられ一言では表現できない奥深い味がしますよね?
どのキムチが好むかは人それぞれですが、キムチを選ぶ時の参考になれば嬉しいです♪
同じキムチでも、時間の経過とともに味が微妙に変わるのも楽しみの1つ。
これは余談ですが、
- 市販のキムチを、もっと美味しくしたい時は→さきイカをキッチンばさみで細かく切って1晩寝かせる
- 辛すぎるキムチの辛みを和らげるには→適量の白味噌を加え、1晩寝かせておく
と、自分好みのキムチになりますよ。どうぞ、お試しください♪